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100均で買えるタルトストーンの代用品4選

①ネジ・釘

ネジ

100均にある釘やねじなどの金属製品は、タルトストーンの代用品としておすすめです。熱で変形する心配が無く、使った後の片付けも簡単です。

②水槽用の石

麦飯石や白玉石、ゼオライトなど、100均には様々な石が販売されています。天然石で細かすぎないものを選びましょう。石やストーンと表記されていても、素材がガラスや樹脂製のものは使えませんので、よく確認して購入しましょう。

100均の石をタルトストーンの代わりとして使う場合、事前によく洗いましょう。洗った水が濁らないくらいになったらザルにとり、よく乾燥させます。水分が残ったまま生地に乗せると、焼きむらなど出る場合がありますのでしっかりと乾かします。

③ハイドロコーン

ハイドロコーンは、土を使わずに観葉植物が育てられる、水耕栽培用の素材です。天然の土を高温で焼成してあるため、触っても汚れません。清潔で丈夫なのも特徴です。熱にも強く、タルトストーンの代わりとしておすすめです。

④一回り小さいタルト型

サイズ違いのタルト型があれば、一回り小さいサイズを乗せる方法もあります。形が崩れずきれいなタルトやパイを焼くことができます。100均でサイズ展開のある型の取り扱いがありますので、そちらがおすすめです。パイ型、マドレーヌ型と表記されているものでも同じように使えますよ。

100均各社のなかで直径15cm以上の商品の取り扱いが多いのは、ダイソーです。200円、300円商品と合わせると様々なサイズが揃います。セリア・キャンドゥでは、9cm、12cmなどミニサイズの型が充実しています。作りたい大きさによって使い分けましょう。

100均のタルトストーン代用品を使った焼き方


①下に敷くシートを作る

タルトストーン代用品を生地に乗せるための、円形のシートを作ります。生地の内側のサイズを直径とし、5~6cmの立ち上がり分を足した寸法で、シートを円形に切ります。後でタルトストーン代用品を取り出しやすいように、立ち上がり分は、生地よりも2~3cm高くなるようにしておくと便利ですよ。

立ち上がり部分が敷きやすくなるように、放射線状に切り込みを入れます。生地とシートの間に隙間ができないように生地の直径をしっかり測り、きちんと切り込みを入れるときれいに仕上がりますよ。

②生地に敷き詰めて焼く

パイ生地

生地の上にシートを敷きます。型に入れた生地は、この時まで冷蔵庫で冷やしておくようにしましょう。生地が柔らかくなっていると、この後の作業で生地が切れたりへこんだりする可能性があります。冷蔵庫から出した生地に、隙間ができないように端までぴっちりと敷いていきましょう。

きれいに敷けたら、タルトストーン代用品を乗せていきます。タルトストーンは、タルトやパイ生地が浮かないようにする重石の役割を持っています。代用品の場合も、重みの偏りが無いように、均一に敷き込みましょう。タルトストーン代用品を生地の高さまで入れたら、レシピ通りの温度で焼きます。

③途中で取り出す

オーブン

100均のタルトストーン代用品は、焼いている途中で取り出します。代用品を入れている内側だけが火が通りにくくなるためです。取り出すタイミングは、生地の端に薄く焼き色が付いてきた頃です。タルトストーン代用品をシートごと取り出し、オーブンに戻してさらに数分焼いたら完成です。

100均・家でタルトストーン代用品を選ぶときの注意点

①重みのあるものを選ぶ

石

タルトストーンは生地が浮いてこないよう抑える重石として使うものですので、ある程度の重さが必要です。また、1個が大きすぎると重さが偏ってしまうので、粒が揃っていて均等に荷重をかけられることも条件となります。


②衛生に気を付ける

清潔

食品に使うものですので、事前によく洗浄することが大切です。100均で購入した代用品はきれいに水洗いします。釘やネジは表面にオイルが塗られている場合がありますので、洗剤できれいにしておきます。生地の上にアルミホイルやクッキングシートを乗せ、生地直接触れないように重石を乗せましょう。

③耐熱性のあるものを選ぶ

オーブンの熱

熱で変形したり破損したりする物は使えません。おはじきやビー玉などを重石として使うという情報もありますが、耐熱性ではないガラスを加熱すると膨張して破裂するおそれがあります。食品に使うには危険ですので、ガラス類の使用は避けましょう。

家にあるタルトストーンの代用品4選

①生米

米

家にあるタルトストーンの代わりになるものといえば、米がおすすめです。食品であれば安心して使用できますし、米は粒が細かいので均一に重さがかけられます。米ならほとんどの家にあり、思い立った時にすぐ準備できるところもメリットです。

②大豆・小豆

豆

大豆・小豆に限らず、乾燥している豆類であればタルトストーンの代わりになります。豆類は熱した後でも問題無く食べられる食品ですので、安心して使うことができますよ。

③食器

皿

食品以外で家にある重石になるものといえば、食器です。タルトよりもひとまわり小さい皿があれば理想的です。ある程度の重さを均一にかけられるので、タルトストーンの代わりとして最適です。

④小麦粉

小麦粉

小麦粉は乾燥した状態で加熱しても成分が変化しませんので、重石に向いた食品です。タルト生地に使う材料でもありますので、こぼれて生地に付いてしまっても全く問題ありません。重石として使うときは、アルミホイルなどで包んで粉が飛び散らないよう工夫しましょう。

100均・家のタルトストーン代用品は使い終わったらどうする?

①調理して食べる

米

米や豆類、小麦粉は、オーブンで加熱したことにより成分が変化することはありません。タルトストーンの代用品として使った後も、通常通り調理して食べることができる食品です。ただし、焼いたことで水分がかなり抜けているので、豆類の水戻しは普段よりも長時間かけることをおすすめします。

②引き続きタルトストーンの代用品として使う

オーブン

100均で買った代用品が、他に使い道が無いということであれば、タルトストーンとして引き続き使うのがおすすめです。100均のネジや水槽用の石などは、洗っておけば何度でもタルトストーンの代わりとして使い回しできます。タルトやパイづくり用の専用道具として、捨てずに取っておきましょう。

③水槽や土に入れて使う

土

他に使う機会がないということであれば、石やハイドロコーンは本来の用途で使って問題ありません。加熱殺菌されて、より良い状態で使い始めることができますよ。

水槽用の石は、大きめであれば鉢底石として、細かいものは土に混ぜるなど園芸用としても活用できます。ハイドロコーンは土を使わず清潔に植物を育てられるので、キッチンやダイニングでハーブなどの栽培におすすめです。

タルトストーンや代用品無しで焼く方法

①アルミホイルをかぶせる

アルミホイル

タルトストーンを乗せるのは、底の生地がふくらんだり型崩れしたりするのを防ぐためです。アルミホイルを生地に密着するようにかぶせれば、ある程度の型崩れは防ぐことができます。

②ピケする

フォーク

ピケとは、パイ生地に穴を開けることです。ピケして空気を抜くことで、生地のふくらみを防ぐことができます。タルトストーンを使う場合でも、ピケをしてから焼くと底が浮き上がりにくいですよ。ピケは、偏りなく均一に入れることが成功のコツです。専用のピケローラーというものもありますが、フォークで代用できます。

③生地を冷やしてから焼く

冷蔵庫

タルトやパイの生地が完成したら、そのまま型に入れずに冷蔵庫でしっかり休ませる時間が必要です。少なくとも1時間~2時間休ませないと、生地が縮みやすくなり、底が浮き上がってしまいます。

敷き込んでいる最中でも、生地がだれてきそうになったらその都度冷蔵庫に入れます。こうすることで底と生地が均一に密着して、浮きにくくなりますよ。

100均のタルトストーン代用品を使いこなそう

タルト

タルトストーンがない場合でも、100均や家の物で代用できます。耐熱性があって、重石になるような物であればタルトストーンの代わりになりますので、身近に代用品がないか探してみてくださいね。100均のタルトストーンの代用品は、引き続き本来の用途で使えるものがほとんどですので、捨てずに再利用しましょう。

タルトの型について詳しく知りたい方は下記の記事もぜひご覧ください。バリエーション豊富な素材やサイズが揃っています。タルトだけでなくパイやキッシュ作りにも使えますので、こちらもぜひ参考にしてくださいね。

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