基本の豚汁の作り方とアレンジレシピ3選
定番の豚汁のレシピ
豚汁とは、豚肉と野菜を使った具沢山の汁物です。具材を炒めてから味噌を溶くので風味良く仕上がり、一杯でお腹が膨れる人気のメニューです。豚汁は汁物ですが存在感があるので、献立の主役にすることも出来ます。豚汁は様々な献立の付け合わせになるので、レシピをしっかりマスターしてくと良いでしょう。
豚汁の定番の具材は、豚肉・こんにゃく・ごぼう・ジャガイモ・にんじん・里芋・ネギです。味噌汁に比べて根菜を多く使い、栄養バランスが優れた一品です。豚肉はバラ肉を使うと、コクのある味わいになりますよ。具材の旨味がしっかりと出ていれば、出汁がなくても美味しく作れます。ぜひお好みの具材で作ってくださいね。
- 豚バラ肉（薄切り） 100g
- 大根・にんじん 各50g
- 長ネギ 1/2本
- こんにゃく 30g
- ごぼう 1/3本
- 味噌 大さじ2
- 水 500ml
- 顆粒和風だし 小さじ1
- ごま油 小さじ1
基本の豚汁の材料（2人分）
- 1ごぼうはさかがきにして、水にさらします。
- 2大根はいちょう切り、にんじんは半月切り、長ねぎは薄切りにします。
- 3こんにゃくは食べやすいサイズにちぎり、サッと茹でておきます。
- 4豚肉は食べやすいサイズにカットします。
- 5鍋にごま油を入れて、④を炒めます。
- 6続いて野菜とこんにゃくを入れて一通り炒めたら、水と和風だしを入れます。
- 7アクを取り、具材に火が通ったら一旦火を消します。
- 8味噌を溶かし入れます、沸騰させないように温めたら完成です。
基本の豚汁の作り方
レシピ①豚汁うどん
豚汁が大量に残った時は、うどんを入れるのがおすすめです。煮込みうどんの様な食べ応えのあるメニューになり、お腹も心もポカポカと温まります。簡単に出来るアレンジレシピなので、忙しい日の献立や夜食にぴったりです。風味が物足りなく感じる場合は、麺つゆを足して味を調整してください。
- 豚汁 お椀1杯強
- うどん 1玉
- 七味唐辛子 適量
豚汁うどんの材料（1人分）
- 1豚汁を鍋に入れて温めます。
- 2うどんを入れて、お好みの柔らかさになるまで煮込みます。
- 3器に入れて、七味唐辛子をかければ完成です。
豚汁うどんの作り方
レシピ②豚汁の和風グラタン
豚汁は和風の献立ですが、洋風メニューにアレンジすることも出来ます。豚汁自体に旨味が詰まっているので、特別な味付けは必要ありません。牛乳か豆乳を加えて煮詰めれば、簡単にグラタンソースになりますよ。ベースはマカロニでもOKですが、お餅にしても美味しいです。和テイストな簡単グラタンをどうぞお試しください。
- 豚汁 お椀1杯強
- マカロニ 80g
- 牛乳か豆乳 50ml
- ピザ用チーズ 適量
- パセリ 適量
豚汁の和風グラタンの材料（1人分）
- 1鍋に湯を沸かして、マカロニを茹でておきます。
- 2別の鍋に豚汁と牛乳を入れて、よく混ぜ合わせます。
- 3耐熱皿に①を敷き詰めて、②をかけます。ピザ用チーズものせます。
- 4トースターで焦げ目がつくまで焼いて、パセリを散らせば完成です。
豚汁の和風グラタンの作り方
レシピ③豚汁カレー
豚汁にカレー粉を入れて煮込めば、簡単に美味しいカレーが出来上がります。具材が足りない場合は玉ねぎなど、お好みの野菜やキノコを加えてください。普通のカレーに比べるとまろやかな味わいになるので、小さなお子さんでも食べやすいですよ。ごはんにかけるだけでなく、カレーうどんにしても絶品です！
- 豚汁 お椀に約3杯
- カレー粉 大さじ3
- 片栗粉・水 各大さじ1
豚汁カレーの材料（2人分）
- 1鍋に豚汁を入れて温めます。
- 2カレー粉を入れて、とろみが出るまで煮込みます。
- 3とろみが足りなければ、水で溶いた片栗粉を入れて調整します。
- 4ご飯やうどんにかけて完成です。
豚汁カレーの作り方
【定番】豚汁に合うおすすめのおかず｜付け合わせの献立3選
①肉じゃが
豚汁の付け合わせには、肉じゃががおすすめです。肉じゃがは和食の定番の献立であり、豚汁との相性は抜群です。出汁と牛肉の旨味が染みたじゃがいもはほっこりと美味しく、豚汁の味噌によく合います。豚汁も肉じゃがも、和食メニューの中では人気を誇る献立です。両方が食卓にあると、豪華な雰囲気になるでしょう。
いつもとは違う肉じゃがを作るなら、トマトを加えて洋風に仕立てたイタリアン肉じゃががおすすめです。またカレー粉を混ぜたカレー肉じゃがも、スパイシーで食欲をそそりますよ。
②茶わん蒸し
茶わん蒸しは、豚汁の付け合わせにぴったりです。卵と出汁の優しい味わいを楽しむことができ、豚汁の美味しさをさらに引き出すことが出来ます。茶わん蒸しは、電子レンジで作れる簡単レシピがあります。豚汁のお鍋や他の献立でコンロがふさがっていても、もう一品簡単に用意出来ますよ。
③天ぷら
豚汁に豪華なおかずを付け合わせるなら、天ぷらがおすすめです。天ぷらの定番の具材ははエビやイカ、ナスやさつまいもなどです。豚汁の材料と被らないので、美味しく食べることが出来ますよ。豚汁の付け合わせに天ぷらは重いと感じる方は、タレではなく塩をかけて召し上がってください。さっぱりとしておすすめです。
【簡単レシピ】豚汁に合うおすすめのおかず｜付け合わせの副菜3選
①酢の物
豚汁のサイドメニューには、酢の物があると喜ばれます。豚汁には豚バラ肉を使うので、口の中がこってりします。さっぱりとした酢の物があれば、箸休め的な存在になるでしょう。口の中がリフレッシュすると、豚汁や他のおかずがさらに美味しく感じます。きゅうりがあれば簡単にもう一品作れるので、ぜひ用意してください。
②卵焼き
豚汁の付け合わせには、甘いおかずがあると嬉しいですね。卵焼きはほんのり甘く、優しい味わいが口の中に広がります。豚汁は濃い味付けなので、卵焼きがあると一息つけますね。卵焼きは普段よりも甘めに作ると、豚汁とは相性が良いですよ。卵液にマヨネーズを少量入れると、ふんわりと仕上がります。ぜひお試しくださいね。
③浅漬け
豚汁はこってりとした汁物なので、浅漬けがサイドメニューにあるとつい箸が伸びます。さっぱりして食べやすく、日持ちする副菜なので冷蔵庫にあると助かりますね。
浅漬けは短時間で完成させることが出来るので、忙しい時でも簡単に作れます。市販の素を買わなくても塩や砂糖、酢などご家庭にある調味料で十分ですよ。作り立てはあっさり、冷蔵庫で休ませるとしっかり味が染み込みます。お好みの付け具合で、召し上がってください。
【野菜・サラダ】豚汁に合うおすすめのおかず｜サイドメニュー3選
①春雨サラダ
豚汁の付け合わせの副菜には、春雨サラダがおすすめです。春雨サラダはのど越しがよく、さっぱりとしています。豚汁でお腹が膨れても、ツルっと食べることが出来ますよ。また春雨は低カロリーな食品なので、ダイエット中の方にもおすすめの副菜です。
春雨サラダを美味しく作るコツは、春雨を表記通りの時間で茹でることです。茹で時間が短くても、長すぎても歯ごたえが悪くなってしまいます。春雨の代わりにマロニーを使っても、美味しく作ることが出来ますよ。
②トマトのマリネ
豚汁には見た目が鮮やかな副菜があると、食卓が明るい雰囲気になります。トマトのマリネは簡単に作れる副菜ですが、栄養価が高いのでおすすめです。トマトと酢の酸味が口の中を爽やかにし、豚汁がより美味しく感じられるでしょう。トマトのマリネには、刻んだ玉ねぎを入れると、見た目が美しいサイドメニューになりますよ。
③大根サラダ
豚汁のもう一品の副菜には、大根サラダがおすすめです。大根のみずみずしさが口の中に広がり、豚汁のこってりを緩和することが出来ますよ。また大根サラダには和風系のドレッシングが合うので、よりお口直しになりますね。お好みでかつお節や海苔などトッピングを加えると、さらに美味しい副菜になります。
【ご飯物】豚汁に合うおすすめのおかず｜付け合わせの献立3選
①炊き込みご飯
豚汁には白米でも美味しく食べられますが、味のついたご飯だと食欲がアップするでしょう。炊き込みご飯は出汁だけでなく、具材の旨味がお米に染み込みます。キノコ類を加えれば、栄養もボリュームもアップし、バランスの良い献立になります。サバ缶やツナ缶を使うと、簡単に味付けが決まりますよ。
炊き込みご飯は冷めても美味しく食べられるので、お弁当にもおすすめです。冷凍保存することも出来るので、多めに作っておくと良いでしょう。おにぎりにしたり、お茶漬け風にアレンジしても良いですね。
②ちらし寿司
お祝いや特別な日に振る舞われるちらし寿司には、付け合わせに豚汁があると喜ばれます。酢飯は食べ続けていると、こってりとしたもう一品が欲しくなるので、豚汁があると心がホッと和むでしょう。ちらし寿司だけだと野菜が不足してしまうので、豚汁の具材でしっかりと補いたいですね。
ちらし寿司をご家庭で食べる時、おかずがマンネリ化していませんか？和食のおかずをチョイスしがちですが、洋風なメニューを取り入れるのもアリです。下記の記事では、ちらし寿司に合うおかずを紹介しています。ちらし寿司に負けない、華やかで美味しい副菜やサイドメニューをぜひチェックしてください。
③ガーリックライス
ガーリックライスには洋風のスープや汁物を添えることが多いですが、豚汁を合わせても美味しいです。ガーリックライスはスパイシーな味わいなので、豚汁を飲むと口の中が落ち着きますよ。
ガーリックライス自体ボリュームのあるメニューですが、豚汁があることでより満腹感を得ることが出来ます。男性や食べ盛りのお子さんにとっては、嬉しい組み合わせの献立です。
【魚介のレシピ】豚汁に合うおすすめのおかず｜もう一品の献立3選
①さばの塩焼き
豚汁は具沢山の汁物なので、魚介のもう一品はシンプルなメニューがおすすめです。脂ののったさばは、塩焼きで食べるのがベストです。全体を焼くことで旨味が凝縮し、皮まで美味しく食べられます。お好みで大根おろしやレモンを添えても良いでしょう。口の中がさっぱりし、豚汁もさばもさらに美味しく食べられます。
塩サバは、焼くだけで手軽にもう一品用意することが出来ます。年間を通して安価に手に入るので、食卓に登場する機会が多いですよね。下記の記事では、塩サバに合うおすすめのおかずを紹介しています。塩サバに合う付け合わせや副菜、もう一品のサイドメニューをぜひチェックしてください！
②エビのチリソース
豚汁の付け合わせに中華料理はいかがなものかと思われますが、意外とマッチしますよ。ピリ辛いエビチリに合わせると、豚汁が口の中の辛さを和らげてくれます。エビチリも豚汁も豪華なメニューなので、特別な日には食卓に並べたいですね。お子さんにはチリソースではなく、ケチャップで味付けをすると食べやすいですよ。
またエビチリは、レンジで作る簡単レシピが流行っています。洗い物も少なく済み、短時間で美味しく出来上がります。今までエビチリは手間がかかると思っていた方には、嬉しいレシピですね。仕上がりはフライパンで炒めたときと変わらないので、安心してチャレンジしてくださいね。
③お刺身
お刺身は、簡単に用意出来るサイドメニューです。刺身を食べていると温かい汁物が恋しくなるので、豚汁は最良の付け合わせです。身体を温めるために、豚汁にすりおろしショウガを加えるのがおすすめです。豚肉の臭いを消す効果もあり、身体が芯から温まりますよ。ショウガの食感も楽しみたい方は、千切りにしてもOKです。
【お肉のレシピ】豚汁に合うおすすめのおかず｜もう一品の献立3選
①よだれ鶏
よだれ鶏とは、名前の通りよだれが出るほど美味しい鶏肉料理です。豚汁にはない、ピリッとした辛さがクセになるメニューです。リーズナブルな鶏の胸肉を使用し、電子レンジで加熱調理が出来るので、忙しい時でももう一品すぐに用意することが出来ます。豚汁だけでなく、お酒のおつまみにもおすすめです。
②肉野菜炒め
肉野菜炒めは、豚汁のもう一品のサイドメニューにぴったりです。豚汁の具材に使われる野菜の多くは、根菜です。肉野菜炒めにはキャベツやもやし、ニラなど葉物野菜を中心としているので、豚汁にはない美味しさが味わえます。野菜だけでなく、肉が入ることでコクもアップし、お肉好きにはたまらないもう一品になりますね。
豚汁が味の濃いメニューなので、肉野菜炒めの味付けはシンプルにすると良いでしょう。豚肉にしっかりと味を漬け込んでおけば、あとは塩コショウだけで美味しく仕上がります。野菜がシャキシャキになるように、強火でサッと炒めてくださいね。片栗粉をといて、とろみをつけるのもおすすめです。
③牛肉のたたき
豚汁以外にもお肉を食べたい方には、牛肉のたたきがおすすめです。見た目が華やかな料理で、おもてなしにもぴったりですよ。牛もも肉を使用しますが、タレに漬け込むことであっさりと仕上がり、豚汁の味を邪魔しません。大根おろしや、たっぷりのスライスオニオンをのせて召し上がってください。
【フライのレシピ】豚汁に合うおすすめのおかず｜もう一品の献立3選
①白身魚のフライ
豚汁と淡白な味わいの白身魚のフライは、相性の良い組み合わせです。またおかずが白身魚のフライだと物足りなく感じる方も多いので、具沢山の豚汁があるとお腹も満足することでしょう。魚の切り身があれば、白身魚のフライは簡単に作れます。残った時はパンにはさんだり、お弁当のおかずにするのがおすすめです。
②エビフライ
豚汁のサイドメニューにエビフライがあると、ご馳走感のある献立になります。エビフライ自体は淡白な味わいなので、味の濃い豚汁があるとバランスが良いですね。
エビフライに欠かせないタルタルソースには、味噌を少し混ぜるとコクがアップします。また味噌の分量を増やせば、和テイストなソースになりますよ。豚汁が主役の時には、献立全体を和風で統一するのも良いでしょう。ご飯が進むこと間違いなしのサイドメニューです。
③唐揚げ
豚汁にボリュームのあるサイドメニューを用意するなら、唐揚げがおすすめです。世代を問わず人気のあるメニューで、豚汁と一緒にあると喜ばれるサイドメニューです。唐揚げだけだと重たく感じるので、付け合わせに千切りキャベツやレモンを添えると良いでしょう。副菜を兼ねることも出来ますね。
唐揚げはメインの献立として、食べることの多い家庭料理です。下記の記事では、唐揚げに合うおすすめのおかずを紹介しています。唐揚げに合う副菜やサイドメニューがたくさん登場するので、併せてご覧ください。
豚汁に合うおすすめのおかずでお腹いっぱいにしよう！
豚汁には、さっぱりとしたテイストのおかずや副菜が合いますね。また和食メニューだけでなく、中華や洋食と合わせることも出来るので、献立の幅がグンと広がることでしょう。豚汁とご飯だけでは物足りないので、副菜やサイドメニューなどもう一品を用意して、バランスの良い食事にしてください！
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