ネクタイが長い時の調整の仕方って?
ネクタイが長い時の調整①結び方で短めにサイズ調整する
ネクタイが長い時の調整の仕方として1つ目に紹介するのは、ネクタイの結び方を変えてサイズ調整をする方法です。同じ長さのネクタイであっても結び方を変えることで、20cm前後も長さが変わるのでネクタイが長いと感じた際は結び方を工夫するのがおすすめです。
一般的なネクタイの結び方として多いのがプレーンノットとよばれる結び方ですが、フォーマルシーンに最適なダブルノットという結び方に変更することでネクタイの長さを調節することができます。長いネクタイを簡単に調節したいという方は、ダブルノットの結び方に変更するのがおすすめです。
ネクタイが長い時の調整②小剣部分でサイズ調節
ネクタイが長い時の調整の仕方として2つ目に紹介するのは、ネクタイの裏側の細い部分が大剣部分からはみ出してしまう際の調整方法です。長いネクタイは大剣部分をちょうど良い長さに調節すると、後ろから小剣部分がはみ出してしまうということがあります。
大剣部分が身長にあった位置であっても小剣部分がはみ出していると台無しになってしまうので、小剣部分はネクタイ裏のループに何度か巻きつけて隠すようにしましょう。もし長すぎてループに巻きつけると厚みがでてしまう場合には、思い切ってズボンの中に入れ隠すのもおすすめです。
出張先などでネクタイを忘れたという時に便利なのが、コンビニで販売しているネクタイです。下の記事ではネクタイを売っているコンビニを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
長いネクタイのダメな着用の例は?
長いネクタイのダメな着用例①ネクタイが長い
長いネクタイのダメな着用例として1つ目に紹介するのは、一番ありがちな失敗例として表面にでている大剣が長すぎるということです。ネクタイが短めなのもNGですが長すぎるとだらしない印象を与えるため、ビジネスシーンでネクタイが長すぎるというのは上司だけでなく取引相手にも良い印象を与えません。
長さの目安としてはズボンのバックルと同じ位置に大剣の先端がくるように調整すると、かっこよく決まるので参考にネクタイを締めるようにしましょう。、
長いネクタイのダメな着用例②結び目の締めがあまい
長いネクタイのダメな着用例として2つ目に紹介するのは、ネクタイの締めがあまく緩い場合の締め方についてです。ネクタイが長い場合に限らず結び目が緩いと、ネクタイが長い場合と同様にだらしのない印象を周囲に与えてしまいます。
自分はしっかりと締めていると思っていても、意外と結び目が緩んでいるという方も多いので、ネクタイを結んだ後にしっかりとネクタイの結び目を締めることを意識しましょう。
長いネクタイのダメな着用例③ネクタイが下がっている
長いネクタイのダメな着用例として3つ目に紹介するのは、ネクタイの結び目が下に下がっていて第一ボタンが見えている着用例です。ネクタイが下がっているとやはりだらしない印象を与えてしまうので、しっかりとボタンが見えなくなるまで上に締めるようにしましょう。
しっかりと締めていてもボタンが見えてしまっている場合には、ワイシャツのサイズが自身の体型や身長と合っていない可能性があります。ネクタイの長さだけでなく、ワイシャツやスーツも自身にあったものを選ぶようにしましょう。
下の記事ではネクタイと相性バッチリのスーツの女性の着こなし方を紹介しています。シーンに合わせた服装についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
身長に合わせた長いネクタイの丁度よい位置は?
身長に合わせた長いネクタイの丁度よい位置|短め注意!バックルが目安
身長に合わせた長いネクタイの丁度よい位置として1つ目に確認しておきたいのが、大剣の位置がベルトのバックルに半分程度かかる位置に調節しましょう。この位置を知っておけば、身長や体系問わず短めになったり長くなったりを防ぐことが出来ます。
このベルトのバックルより短めや長すぎるとマナー違反となるだけでなく、座ったり立ち上がったりといった動作で邪魔になる場合があるので注意が必要です。また長すぎるとだらしない印象を与えたり、胴長に見えたりと体型的にもしっかりと大剣の位置は押さえておきたいポイントです。
身長に合わせた長いネクタイの丁度よい位置|身長から-15cmが目安
身長に合わせた長いネクタイの丁度よい位置として3つ目に確認しておきたいのが、身長にあったネクタイを選ぶことです。自分にあったネクタイの長さは一般的に、身長からマイナス15cmした長さとされています。ただし体格や首周りの太さなどでも個人差があるので、目安としてネクタイ選びの参考にしてみてください。
日本ではネクタイの長さは140~150cmのものが一般的に多く販売されていますが、中には一般のものよりも長めや短めのネクタイも販売されているので、自分の体型に合わせて選びましょう。また海外のものは日本のものより長いネクタイが多いので、購入する際は長さをしっかりと確認しましょう。
身長に合わせた長いネクタイの丁度よい位置|大剣の大きさにも注目
身長に合わせた長いネクタイの丁度よい位置として4つ目に確認しておきたいのが、大剣の幅の大きさにも注目するという点です。ビジネスシーンで一般的な大きさは8~9cm程度といわれていますが、身長や体型みせたい印象によっても大きさを変えるのもおすすめです。
大柄や身長が高い人は大剣部分が大きいものを選ぶと、全体のバランスがとれるためおすすめです。また爽やかでスッキリとした印象にしたい場合には、7.5cm程度の少し細めのネクタイを選ぶのがおすすめです。ただし5cmなどの細すぎるものはビジネスシーンでは向かないので、パーティなどで楽しむようにしましょう。
下の記事では、ネクタイの収納方法・アイデアを難易度別に紹介しています。見た目の印象を左右するネクタイの綺麗に収納して、シワを防いであげましょう。
長いネクタイの結び方10選
長いネクタイの結び方①基本のプレーンノット
長いネクタイの結び方1つ目に紹介するのは、定番の結び方であるプレーンノットの結び方です。基本の結び方でノット部分が小さく仕上がるため、スッキリとした印象を与えてくれます。
- 大剣の上に小剣を乗せクロスさせる
- 大剣を小剣の周りをクルッと1周させる
- 大剣を右下から出来た輪の中を通し上に引き抜く
- さらにループになっている部分に上から下に通す
- 形を整える
長いネクタイの結び方①プレーンノット
長いネクタイの結び方②フォーマルにも!ダブルノット
長いネクタイの結び方2つ目に紹介するのは、長いネクタイを調節するのに1番簡単な結び方であるダブルノットという結び方です。プレーンノットと手順は同じですが、小剣に巻きつける数を1周プラスするだけで完成します。フォーマルシーンに最適な結び方です。
長いネクタイの結び方③難しいけど華やか!ウインザーノット
長いネクタイの結び方3つ目に紹介するのは、巻く回数が多いため難しいと感じる人も多いウインザーノットという結び方です。結び目が大きくなるので、ボリュームを出したいときや衿羽根が大きく開いたシャツとも相性がいいです。
- 1小剣が下になるようにクロスする
- 2大剣を小剣の下から前へ通す
- 3さらに大剣を小剣の下をくぐらせ襟元の輪に上から下へ引き抜く
- 4小剣の前から反対側の襟元の輪に下から通す
- 5先ほどできたループに上から下へ通す
- 6形を整える
長いネクタイの結び方③ウインザーノット
長いネクタイの結び方④程よい大きさのセミウインザーノット
長いネクタイの結び方4つ目に紹介するのは、ウインザーノットの様にボリュームがあるのに難しい結び方ではないセミウインザーノットの結び方です。ノットの形が左右対称で、適度な大きさになるのが特徴の結び方です。
- 1大剣が上になるようにクロスし、小剣の下から半周する
- 2襟元のループに前から身体側に下から上へ通す
- 3大剣を交差した部分の前を横切り、反対側の襟元のループに下から上へ通します
- 4出来たノットに大剣を上から下へ通す
- 5形を整える
長いネクタイの結び方④セミウインザーノット
長いネクタイの結び方⑤エルドリッジノット
長いネクタイの結び方5つ目に紹介するのは、幾重の折られて出来た模様が綺麗なエルドリッジノットです。複雑で難しい結び方ですが、結婚式などの華やかなシーンにおすすめの結び方です。エルドリッジノットが結び方が複雑なので、下の動画を参考にしながら挑戦してみてください。
長いネクタイの結び方⑥トリニティノット
長いネクタイの結び方6つ目に紹介するのは、ノット部分が3つわかれているのが特徴のトリニティノットです。華やかな印象を与えるのでこちらも結婚式などのパーティーにおすすめの結び方です。ネクタイは無地や小さなドット柄などと相性がいいです。
- 1小剣を上にしてクロスする
- 2大剣の周りを1周し、首もとのV字部分から小剣を下から上へ通す
- 3小剣を1周させ、上から下へV字部分に通す
- 4小剣を1周させ、下から上へV字部分に通す
- 5ノットの形を整えておく
- 6ループに小剣を通す
- 7小剣を1周し、出来たループに通す
- 8小剣を引き抜き、首もとの裏に小剣を隠し形を整える
長いネクタイの結び方⑥トリニティノット
長いネクタイの結び方⑦クロスノット
長いネクタイの結び方7つ目に紹介するのは、ノットに斜めの折り目ができる遊び心あるクロスノットです。カジュアルシーンにおすすめの結び方で、無地などのシンプルなネクタイの柄を選ぶとノット部分が引き立ちます。
- 1小剣を上にしてクロスし2周させる
- 2小剣を首元のV字部分に上から通し、反対側へもっていく
- 32周させたループに小剣を通す
- 4小剣を大剣の後ろに隠し、形を整える
長いネクタイの結び方⑦クロスノット
長いネクタイの結び方⑧カフェノット
長いネクタイの結び方8つ目に紹介するのは、カフェの店員さんのようなデザインなことから名前がついたカフェノットです。ラフでおしゃれな印象を与えてくれるこの結び方は、カジュアルシーンにおすすすめです。少し難しい結び方なので下の動画を参考にしてみてください。
長いネクタイの結び方⑨ヴァンパイアノット
長いネクタイの結び方9つ目に紹介するのは、ぷっくりとした立体的に仕上がるヴァンパイアノットです。ビジネスシーンでには向いていませんが、個性的なネクタイ結びをしてみたいとい方にはおすすめの結び方です。複雑なので動画をゆっくりと確認しながら、挑戦するのがおすすめです。
長いネクタイの結び方⑩グランチェスターノット
長いネクタイの結び方10つ目に紹介するのは、大きいノット部分が特徴的なグランチェスターノットです。輪を3回作るのでボリュームが出るだけでなく、長いネクタイを調整するのにもおすすめの結び方です。
- 1ネクタイを裏返し小剣を上にしてクロスする
- 2大剣の周りを1周半させる
- 3大剣を裏から襟元V字部分へ上へ引き抜く
- 4大剣を結び目に裏から巻きつける
- 5大剣を裏から襟元V字部分へ上へ引き抜く
- 6大剣を結び目のループに上から通し、形を整える
長いネクタイの結び方⑩グランチェスターノット
下の記事では毎日はいても安心な、雨に強いメンズ革靴やビジネスシューズを紹介しています。通勤だけなく仕事中でも毎日使う靴だからこそ、雨にも強いものを選ぶことが大切です。また、雨の時の対策や手入れの方法についても紹介しているので、こちらと合わせて参考にしてみてください。
長いネクタイを色んな結び方で調節しよう!
長いネクタイの調節の仕方や身長にあったネクタイの位置や大きさ、結び方のやり方を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。お気に入りのネクタイが長い・短めな場合でも、結び方でおしゃれに調節できるので、ぜひ挑戦してみてください。
また自分の身長や体型に合ったネクタイの長さや大きさを見つけることで、あなたの魅力がより一層引きだすことができます。短めや長めでもマナー違反となるネクタイですが、サイズ調整のやり方をしっておくことで、どんなシチュエーションでもバッチリ決めることができます。
下の記事では毎日洗うことが難しい、スーツの消臭や脱臭方法について紹介しています。ネクタイの結び方を工夫してもスーツの匂いで台無し!ということにならないように、ぜひこちらを参考にスーツの手入れを試してみてください。
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