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基本の煮魚の作り方とアレンジレシピ3選

基本の煮魚のレシピ

美味しい煮魚

煮魚とは、魚を煮汁で煮込む和食料理です。甘辛く煮つけた魚は、小さなお子さんからご年配の方まで人気のあるおかずです。魚料理の王道とも言えるメニューで、基本のレシピを覚えれば青魚にも白身魚にも使うことができますよ。美味しく作るコツをおさえれば、普段の煮魚が格段にレベルアップするでしょう。

煮魚を美味しく作るコツは2つあります、1つ目は火加減です。普通サイズの切り身なら、6~8分が煮る時間の目安です。長時間煮込むと魚が身が硬くなったり、パサパサになって美味しさが半減します。途中で煮汁が減って煮詰まった時は、水を少量足して調整してください。

2つ目のコツは落とし蓋です。煮魚は魚の身が崩れることを防ぐために、あまり動かすことができません。そのため、落し蓋をして煮汁を全体に染み込ませます。使用するお鍋よりも、一回り小さいサイズを用意してください。落し蓋がご家庭にない場合は、アルミホイルで代用することができますよ。

    基本の煮魚の材料(2人分)

  • お好みの魚の切り身 2切れ
  • 塩         適量
  • ショウガ      1片
  • 【煮汁】
  • 水・酒       各100ml
  • みりん・醤油    各大さじ2
  • 砂糖        大さじ1

    基本の煮魚の作り方

  1. 1魚の切り身の両面に塩をふります。余分な水分をキッチンペーパーで拭き取っておきます。
  2. 2ショウガを薄切りにしておきます。
  3. 3鍋に煮汁の材料をすべて入れて、ひと煮立ちさせます。
  4. 4③に①と②を入れて、落し蓋をして6~8分煮詰めます。
  5. 5お皿に盛り付け、煮汁をかければ完成です。

レシピ①魚のそぼろ

煮魚が余った際は、そぼろにすることをおすすめします。骨や皮を取り除くので、小さなお子さんでも食べやすく、栄養満点の美味しいおかずになりますよ。ご飯にかけるのはもちろん、おにぎりやお茶漬けの具にしてもグッドです。香ばしい香りが食欲をそそりますよ。日持ちするので、冷蔵庫に常備しておくと良いでしょう。

    魚のそぼろの材料(3人分)

  • 煮魚    200g
  • 醤油    大さじ1.5
  • 砂糖    大さじ2

    魚のそぼろの作り方

  1. 1煮魚の皮と骨を取り除いて、水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
  2. 2①を食べやすいようにほぐします。
  3. 3鍋に②と醤油・砂糖を入れて、魚の身をほぐすように炒ります。
  4. 4水分がなくなれば完成です。

レシピ②煮魚のチャーハン

煮魚を簡単にアレンジするなら、チャーハンがおすすめです。強火で炒めることで魚の風味がアップし、煮汁も無駄にすることなく使えます。短時間で作ることができるので、一人のランチや夜食にもぴったりの献立ですよ。和風テイストのチャーハンなので、幅広い世代に好評を得ることができるでしょう。

    煮魚のチャーハンの材料(2人分)

  • 煮魚     100g
  • ご飯     茶わん2杯分
  • 煮汁     小さじ1.5
  • 塩コショウ  適量
  • サラダ油   適量

    煮魚のチャーハンの作り方

  1. 1煮魚の皮と骨を取り除き、身をほぐします。
  2. 2フライパンにサラダ油を入れて熱し、ご飯を炒めます。
  3. 3②に①と煮汁を加えて、強火でよく炒めます。
  4. 4塩コショウで味を調えれば完成です。

レシピ③煮魚のパスタ

煮魚は、洋食のパスタにアレンジすることもできます。魚自体に旨味が染み込んでいるので、味付けはシンプルな調味料で十分です。あっという間に完成するパスタなので、忙しい時の食事にはおすすめです。具材が魚だけだと物足りないので、野菜やキノコを入れてボリュームアップすると良いでしょう。見た目も良くなりますよ。

    煮魚のパスタの材料(2人分)

  • 煮魚       100g
  • パスタ      200g
  • オリーブオイル  大さじ2
  • ニンニク     1片
  • 塩・コショウ   適量
  • 煮汁       大さじ1

    煮魚のパスタの作り方

  1. 1煮魚の皮と骨を取り除き、身をほぐします。
  2. 2鍋に湯を沸かして塩を入れ、パスタを茹でます。
  3. 3フライパンにオリーブオイルと刻んだニンニクを入れて、弱火にかけます。
  4. 4③にパスタのゆで汁を少量と煮汁を入れます。さらに茹で上がったパスタを入れて、全体を絡めます。
  5. 5塩コショウで味を調えれば完成です。

【定番】煮魚に合うおすすめのおかず|付け合わせの献立4選

①天ぷら

熱々の天ぷら

煮魚はボリューム感に欠ける献立なので、豪華な天ぷらがあると喜ばれますよ。油を使ったおかずはお腹に溜まり、満足感を得ることができます。エビやホタテなど、高価な具材でなくても十分です。季節の野菜を使った天ぷらは目で見て楽しむこともでき、栄養価も高いのでおすすめです。野菜天は副菜を兼ねることもできますよ。


②肉じゃが

温かい肉じゃが

肉じゃがは数ある和食メニューの中でも、群を抜いて人気があります。スーパーの総菜コーナーでも必ず販売していますが、手作りの肉じゃがの味は格別です。男性からもウケが良いメニューなので、レシピをしっかりマスターすると良いでしょう。煮魚に足りないボリュームを補ってくれるので、多めに作ることをおすすめします。

③茶わん蒸し

温かい茶わん蒸し

茶わん蒸しは、煮魚の付け合わせにおすすめのおかずです。卵の優しい味わいが口いっぱいに広がり、甘辛い煮魚の味を緩和してくれます。また茶わん蒸しは三つ葉やシイタケ、銀杏、鶏肉など具がたくさん入っているので、たくさんの味を楽しめる点も嬉しいですね。

ご家庭に蒸し器がない方は、電子レンジで作れる簡単レシピがありますよ。簡単に仕上がりますが、出来上がりの味に差はないので安心してチャレンジしてくださいね。ご家庭のレンジによって、加熱時間は変わります。様子を見ながら調整してください。

④野菜炒め

野菜炒め

野菜炒めは、煮魚の付け合わせにぴったりのメニューです。見た目にボリューム感があり、煮魚では足りない野菜をたっぷりと摂ることができます。作り方も簡単なので、忙しい時には助かるおかずです。お肉を入れたり、とろみをつけたりと、お好みでアレンジを加えるのも良いいですね。

【簡単レシピ】煮魚に合うおすすめのおかず|付け合わせの副菜4選

①卵焼き

美味しい卵焼き

卵焼きは、和食の定番の付け合わせです。煮魚は濃い味のおかずなので、卵焼きは甘めに作ると献立のバランスが良いでしょう。卵液にマヨネーズを少し加えると、ふんわりと焼き上がりますよ。冷めても固くならないので、ぜひ試してくださいね。お弁当のもう一品のおかずにもぴったりですよ。

②冷奴

冷たい冷奴

冷奴は、煮魚の付け合わせにあると嬉しいおかずです。煮魚は食べ続けていると、口の中がこってりとしてくるので、冷奴があると箸休め的な存在になります。また冷奴はパッケージから、器に移すだけという簡単なのが嬉しいですね。見た目が寂しくならないように、ネギやかつお節などの薬味をたっぷりと添えてください。

③なすの煮浸し

煮魚のサイドメニューの副菜には、なすの煮浸しがおすすめです。電子レンジで簡単に作ることができるので、魚を煮ている合間に仕上げることができますよ。出来立ても美味しいですが、一晩寝かせると味がグンと染み込みます。常備菜として多めに作っておけば、サイドメニューやお酒のおつまみにもなります。


④胡麻和え

ほうれん草の胡麻和え

胡麻和えは、手軽にもう一品用意できる副菜です。野菜を茹でる時間がなければ、電子レンジで加熱調理しても構いません。栄養価が流れないので、おすすめの方法ですよ。胡麻和えは煮魚だけでなく、どんなおかずの副菜にもなります。多めに作って常備菜にしておくと良いでしょう。

【野菜・サラダ】煮魚に合うおすすめのおかず|サイドメニュー3選

①豚しゃぶサラダ

豚しゃぶサラダは、見栄えが豪華なサラダです。野菜もお肉もたっぷりと摂れるので、煮魚だけでは物足りないお腹にぴったりですよ。豚肉を茹でる時はお湯に料理酒を加えると、臭いがなくなり食感もやわらかくなります。煮魚の付け合わせには、ピリ辛のドレッシングをチョイスするのがおすすめです。

②チョレギサラダ

チョレギサラダは、ゴマ油が香る美味しいサラダです。煮魚にはないピリ辛味なので食欲が刺激され、野菜をたっぷり摂ることができますよ。仕上げに韓国海苔や糸唐辛子をトッピングすると美味しさがアップし、見た目も映える一品になります。チョレギサラダは、おもてなしやパーティーにもおすすめの副菜です。

③温野菜サラダ

温野菜サラダは、簡単に作れるサイドメニューの副菜です。煮魚は温かい料理なので、付け合わせも温かい物をチョイスすると身体に優しい献立になります。野菜は温めるとカサが減り、たっぷりと食べることができますよ。冷蔵庫に余っている野菜を上手に活用して、彩り良く仕上げたいですね。

【汁物・スープ】煮魚に合うおすすめのおかず|付け合わせのもう一品3選

①味噌汁

温かい味噌汁

味噌汁は、和食の献立に欠かせないメニューです。煮魚の付け合わせの味噌汁は、どんな具材をチョイスしても合います。冷蔵庫で余っている食材を、上手に活用してくださいね。寒い日には仕上げにショウガをすりおろすと、身体がポカポカと温まりますよ。味噌の旨味と風味もアップするので、ぜひ試してくださいね。

②お吸い物

温かいお吸い物

お吸い物は、出汁の旨味が存分に味わえる汁物です。煮魚の味を邪魔しないので、付け合わせとしては最適でしょう。お吸い物の具材はシンプルな物が良いですが、満足感を得るなら麩がおすすめです。


麩は低カロリーな上に、植物性タンパク質が豊富に含まれています。値段も安価なので、積極的に使用したい食材ですね。様々なレシピにも活用できるので、ご家庭に常備しておくと便利な食材ですよ。

③豚汁

温かい豚汁

煮魚の付け合わせには、豚汁がおすすめです。煮魚には野菜が取れるサイドメニューがあると良いので、具だくさんな豚汁は最適です。お腹も心もホッと満足できる一品ですよ。豚汁の定番の具材は豚肉・ごぼう・にんじん・こんにゃく・大根・じゃがいもですが、ご家庭の好みで変えても良いでしょう。

豚汁をメインの献立にしたことはありますか?豚汁は汁物ですが、幅広い世代に人気のあるメニューです。豚汁に合うおかずを知ると、料理のレパートリーがグンと広がりますよ。下記の記事では、豚汁に合うおすすめのおかずや副菜、もう一品のサイドメニューが豊富に紹介されています。ぜひ参考にご覧ください。

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【お肉のレシピ】煮魚に合うおすすめのおかず|もう一品の献立3選

①酢豚

ジューシーな酢豚

お肉と野菜に絡んだ餡が美味しい酢豚は、煮魚のサイドメニューにぴったりです。煮魚は見た目が地味なので、彩りが良い酢豚があると食卓が映えます。またジューシーな豚肉はお腹をしっかり満たし、満足感を得ることができますよ。

酢豚は具材を揚げたり、炒めたりと手間のかかる料理です。近年は油で揚げない、ヘルシーなレシピの酢豚が流行っています。材料の加熱を電子レンジに頼れば、短時間で酢豚を作ることができますよ。揚げなくても美味しさはお墨付きなので、ぜひレシピにチャレンジしてくださいね。

②サイコロステーキ

ジューシーなサイコロステーキ

煮魚の付け合わせに、お肉のもう一品を用意するならサイコロステーキがおすすめです。一口サイズで食べやすく、もやしなど副菜を添えることができます。煮魚とは違うテイストのおかずなので、箸が伸びること間違いなしです。焼き立てが美味しいので、熱々のうちに提供してくださいね。

サイコロステーキは安価なひき肉を使って、簡単に手作りすることができます。ステーキ肉に比べて柔らかいので食べやすく、お肉の中までタレが染み込むので美味しいですよ。おかずがもう一品欲しい時や、お弁当にもぴったりなので、多めに作って冷凍保存しておくと良いでしょう。

③肉巻き

肉巻きは、煮魚のサイドメニューに良く合います。作り方が簡単で、甘辛いタレと具材が絡む美味しいメニューです。お好みの野菜をたっぷりと巻けば、副菜を兼ねることもできますよ。タラやカレイなど、白身魚の煮つけは淡白な味わいなので、こってりとしたもう一品のおかずがあると良いでしょう。

【フライのレシピ】煮魚に合うおすすめのおかず|もう一品の献立3選

①うずらフライ

うずらフライは、コロンとした見た目が可愛いおかずです。煮魚の付け合わせには、卵を使ったおかずがあるとバランスが良いです。うずらフライは簡単に作れて、美味しいおかずなので子供にも大人にも人気があります。うずらフライは、熱し過ぎるとパンクする恐れがあります。串に刺して、火加減を見ながら揚げてくださいね。

②コロッケ

揚げたてのコロッケ

煮魚のもう一品のサイドメニューには、人気のあるコロッケがおすすめです。コロッケは和食、洋食どちらの献立にも合わせることができます。一から作るのが面倒な時は、冷凍食品やスーパーの総菜に頼るのもアリですよ。また定番のジャガイモはもちろん、カボチャやサツマイモのコロッケも煮魚と相性抜群です。

③チキン竜田揚げ

チキン竜田揚げ

煮魚には食べ応えのある、フライのサイドメニューがあると良いでしょう。チキン竜田揚げは鶏肉のジューシーさと、大根おろしのさっぱり感の二つを楽しむことができます。煮魚で口の中がこってりしている時に、大根おろしがあると嬉しいですよね。またキャベツの千切りなど副菜を添えれば、文句なしの一品になりますよ。

【鍋物のレシピ】煮魚に合うおすすめのおかず|もう一品の献立3選

①ミルフィーユ鍋

ミルフィーユ鍋

煮魚だけでは物足りないご家庭には、鍋物のもう一品があると食卓が華やかな雰囲気になりますよ。鍋物は簡単に作れてお腹も満足するので、献立に迷った際にはおすすめのサイドメニューです。

ミルフィーユ鍋は白菜と豚肉を交互に重ねる簡単レシピですが、見た目が映えるメニューです。味付けもほんだしだけで十分なので、料理が苦手な方でも失敗なく作れますよ。旨味がたっぷり詰まったスープも、とても美味しいです。雑炊にしたり、麺を加えたりと最後まで美味しく召し上がってください。

②キムチ鍋

辛いキムチ鍋

キムチ鍋は煮魚のサイドメニューにぴったりです。煮魚を食べていると、辛いおかずが欲しくなる人は多いですよね。キムチ鍋はお肉と野菜をバランス良く摂ることができ、身体も芯から温まります。市販のキムチ鍋の素を買わなくても、キムチを炒めて具材と煮込めば簡単に作れますよ。辛さはお好みで調整してください。

③おでん

美味しいおでん

おでんが煮魚のもう一品にあると、ボリューム感のある献立になります。おでんに使われているだし汁は薄口なので、煮魚の味を邪魔しません。またおでんのタネは種類豊富にあるので、家族の好みの物を用意すると喜ばれるでしょう。おでんのタネは火の通りにくい物から鍋に入れて、練り物は煮込み過ぎないようにしましょう。

おでんは、寒い日の献立に登場することが多いですよね?下記の記事では、おでんに合うおすすめのおかずを紹介しています。食卓が華やかになるもう一品のおかずや副菜、サイドメニューをぜひチェックしてください!

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煮魚に合うおすすめのおかずでお腹いっぱいにしよう!

煮魚には和食の付け合わせを用意することが多いですが、中華や洋食を取り入れてもOKです。煮魚は見た目が地味なメニューなので、副菜やサイドメニューを充実させると、食卓が明るい雰囲気になりますよ。煮魚のおかずや副菜に迷った際はぜひ参考にして、楽しい食卓を囲んでくださいね!


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