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短肌着とは|肌着の種類と使い分け方は?

短肌着とは|新生児が着る着丈の短い肌着

新生児

短肌着とは、新生児が着る着丈の短い肌着のことを言います。生まれて間もない赤ちゃんは、まだ首がグラグラしているので、着替えさせやすい前開きになった短肌着を素肌の上に着せます。基本的には、外側に1本、内側に1本紐が付いて結ぶタイプが主流ですが、最近ではマジックテープで簡単に着脱できるものも増えています。

肌着の種類と使い分け方①短肌着

肌着の種類と使い分け方1つ目は、短肌着です。素肌の上に着る短肌着は、大人でいうインナーや下着にあたる存在で、汗を吸収してくれる役割があります。素肌に直接触れるため、肌に優しく通気性の良い綿100%のものを選ぶのがおすすめです。腰あたりまでの短い丈なので、オムツ交換の際も邪魔になりにくいのが特徴です。

新生児の頃は、授乳後のげっぷの時にミルクを吐いてしまったり、オムツからゆるゆるウンチが背中まではみ出ることも多いため、短肌着は少し多めに準備することが大切です。お着替えを最低でも1日2回はするとしても、だいたい5枚前後は必要になります。

肌着の種類と使い分け方②長肌着

肌着の種類と使い分け方2つ目は、長肌着です。長肌着は、赤ちゃんの足先まですっぽりと覆うくらい着丈が長いのが特徴です。短肌着と同じような素材と作りで、ストンとしたスカートのような形になっています。裾をめくればオムツが汚れているかすぐに確認できるので、オムツ交換の頻度が高い新生児の時期に使います。

赤ちゃんがよく動くと足元が出てしまうので、寝ている時間が多い生まれたばかりの時期に使うのが最適です。長肌着だけでも使うことはできますが、冬などの寒い季節に生まれた赤ちゃんには短肌着の上に着せるので、赤ちゃんの洋服のような存在としても使います。

肌着の種類と使い分け方③コンビ肌着


肌着の種類と使い分け方3つ目は、コンビ肌着です。コンビ肌着は、股下にスナップボタンがついているため、足元がはだけたりめくれる心配がありません。短肌着や長肌着と同じように綿素材でできており、新生児から着用できる肌着です。紐やマジックテープ開閉で、新生児でも着替えやすい前開きの作りになっています。

コンビ肌着は、長肌着と同じように短肌着の上に着せて使うのが基本の着せ方です。動きが活発になってからでもずっと使えるため、長肌着の代わりとしてコンビ肌着を多めに準備するママも多いようです。新生児期を過ぎて生後2ヶ月頃になると赤ちゃんの足の動きが活発になるため、コンビ肌着が特に活躍します。

肌着の種類と使い分け方④前開きボディスーツ

肌着の種類と使い分け方4つ目は、前開きボディスーツです。ボディスーツはロンパースとも言われており、ゆったりとした短肌着や長肌着とは違ってフィット感があるのが特徴です。とくに、前面と股の部分にスナップボタンがついているためお着替えもしやすく、赤ちゃんが動いてもオムツがずれたりする心配がありません。

股下のスナップボタンを2〜4個外すだけでオムツ交換ができ、さっと止め直しもできます。そのため足の動きが活発になる生後2ヶ月頃から、前開きボディスーツを使い始めるママが増えていきます。さらに寝返りを始めたり四つん這いになる頃には、頭からすっぽりとかぶるタイプのボディスーツが着せやすくなります。

短肌着はいつまで&短肌着を卒業したら何を着る?

短肌着はいつまで着るか①新生児から生後2ヶ月頃までが目安

授乳する女性

短肌着をいつまで着るかについてですが、新生児から生後2ヶ月頃までが目安になります。基本的には短肌着は新生児とされる生後28日以内の赤ちゃんが着る肌着と言われています。サイズは50cmや60cmがほとんどですので、大きめに生まれた赤ちゃんの場合には、すぐにサイズが小さくなってしまうこともあります。

赤ちゃんがだんだん成長していくうちに、手先が器用になって短肌着の前に結んである紐を解いてしまったりすることもあり、いつまでも着ることができません。赤ちゃんの発達に合わせて生後2ヶ月くらいを目安に他の肌着に順次交換していくのが基本的な使い方になっています。


短肌着はいつまで着るか②小さくなるまで下着として使える

頭を測る赤ちゃん

短肌着をいつまで着るかについて2つ目は、実際はいつまでとは期限がなく、サイズが小さくなるまで下着として使うことができます。乳児期はミルクを吐いたり離乳食をこぼしたりと何かとお着替えすることが多い時期のため、いつまでも服の下着や寒い日の羽織として使っているママもいるようです。

短肌着のサイズは50cmから70cmまであるので、8ヶ月から9ヶ月頃までは着用することができます。紐で結ぶタイプは、細身の赤ちゃんでも身幅サイズが調整しやすく、1歳近くまでいつまでも使い続けるママもいます。生後2ヶ月頃から徐々に他の肌着を取り入れつつ、短肌着もしばらく併用していくのがおすすめです。

短肌着を卒業後の乳児の肌着①寝返りするまではコンビ肌着がおすすめ

赤ちゃんを抱く女性

短肌着を卒業後の乳児の肌着1つ目は、寝返りするまではコンビ肌着がおすすめです。コンビ肌着は新生児から使える万能の肌着です。股下にスナップボタンがついているため、足を動かしてもはだける心配がありません。寝返りをする頃になると、体を横にしたり手足をバタバタさせるのでコンビ肌着が活躍します。

短肌着をインナーにして、その上からコンビ肌着を着せることもできます。また、コンビ肌着をインナーにして、その上にカバーオールや2wayオールの洋服を着せることもできます。季節や用途によって様々な使い方ができるので、いつまでも使い勝手の良いコンビ肌着を多めに準備するママも増えています。

短肌着を卒業後の乳児の肌着②寝返りを始めたらボディスーツが最適

赤ちゃんと笑い合う女性

短肌着を卒業後の乳児の肌着2つ目は、寝返りを始めたらボディスーツを着せるのが最適です。赤ちゃんが寝返りを始めると、横向きになったり寝ている間に寝返りをしていたりと動きが出てくるので、オムツがずれたりすることがあります。そのため、股周りにフィット感のあるボディスーツはオムツがずれにくくおすすめです。

また、オムツ替えをしている最中に寝返りすることも増えてきますので、テープタイプのオムツからさっと交換できるパンツタイプのオムツに移行する時期でもあります。赤ちゃんが動き出しても短時間で交換できるパンツ型オムツと、ずれにくく股下ボタンが少ないボディスーツの組み合わせが使い勝手が良くママも助かります。


短肌着以外の肌着はいつまで&肌着卒業後の服は?

短肌着以外の肌着はいつまで着るか①ハイハイする9ヶ月頃までが目安

机に座る赤ちゃん

短肌着以外の肌着はいつまで着るかについて、まず1つ目はハイハイする9ヶ月頃までが目安になっています。ハイハイをして動き回るようになると、頭からかぶるタイプのボディスーツ下着や大人と同じ上下離れた下着に移行していきます。前開きの肌着ではお着替えに時間がかかってしまい、赤ちゃんが動き出してしまいます。

さっと着替えすることができる下着を使い始めるとママもお世話がしやすくなります。また、前開きの肌着では赤ちゃんが紐を引っ張ってはだけてしまうので、紐付きではないものが最適です。ハイハイする時期は赤ちゃん一人一人の発達で異なり、いつまで着るかも変わってきますので、あくまでも目安として考えましょう。

短肌着以外の肌着はいつまで着るか②歩き始めても十分使える

海辺を歩く家族

短肌着以外の肌着はいつまで着るかについて2つ目は、実際のところ赤ちゃんが歩き始めても十分に使うことができます。とくに、コンビ肌着や前開きのボディスーツはパジャマやインナーとしても使えます。サイズが小さくなっていないのであれば、もったいないので出来るだけ長く使うママも増えています。

とくに、乳児は汗をかきやすいので吸収性と通気性の良い綿素材の肌着は夏場に重宝します。ハイハイを目安としていますが、いつまでとは決めずに小さくなるまで着せることもできます。

肌着卒業後の赤ちゃんの服①足元まで丈のあるカバーオール

肌着卒業後の赤ちゃんの服1つ目は、足元まで丈のあるカバーオールがおすすめです。まだ乳児の間はオムツをしているので、足回りまですっぽりと覆ってくれるカバーオールは使い勝手が抜群です。ボタンを止める手間がありますが、生後2ヶ月くらいから歩き始めまで長く使うことが出来るのが利点です。

肌着卒業後の赤ちゃんの服②被るタイプのロンパース&パンツ

肌着卒業後の赤ちゃんの服2つ目は、被るタイプのロンパースとパンツの組み合わせが便利です。ハイハイや歩き始めの時期には、股周りにフィット感のあるロンパースが助かります。夏はロンパースだけでも十分ですが、寒い時にはレギンスパンツなどと組み合わせます。出来るだけ動きやすいストレッチの効いたものが最適です。

肌着卒業後の赤ちゃんの服③トップス&サロペット

肌着卒業後の赤ちゃんの服3つ目は、トップスとサロペットの組み合わせがおすすめです。伝い歩きし始めや歩き始めの乳児期には、長袖Tシャツにサロペットを着て少しずつ子供らしい雰囲気の服装に近づいていきます。肩から繋がっているサロペットは、外出先でのオムツ交換も股のボタンを外すだけなのでスムーズです。

肌着は赤ちゃんの成長に合わせて使い分けよう!

成長

ここまで短肌着などの赤ちゃんの肌着について、いつまで着るのかや上手な使い分け方法について詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?首すわりや寝返り、ハイハイなど赤ちゃんの成長に合わせて、お着替えしやすい肌着を使い分けしていくことが大切なのがわかりました。

今回お伝えした赤ちゃんの肌着以外にも、ベビー服のサイズの見方や買い替え時期について詳しく説明した記事や、季節に合わせた新生児の服装について詳しく紹介した記事がありましたので、ぜひ合わせてご覧ください。

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