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女性でもいるピーターパン症候群とは?

女性でもいるピーターパン症候群とは①精神的に大人になれない

風車を持つ女性

女性でもいるピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)とは、男性と同じく精神的に大人になれない人の事を言います。元々は、大人になりきれない青年の心理をピーターパンの戯曲で表現されたものです。大人になりたくない青年やなれない青年というパーソナリティ障害の人の事を言います。

最近では男性だけでなく、女性にもピーターパン症候群の症状が見られるケースも増えています。男性と同じような症状ですが、女性の場合はシンデレラシンドロームとも言われる症状も加わってきます。どちらにしても、精神的に大人になれない事で引き起こす行動を取ります。

女性でもいるピーターパン症候群②ナルシズムの傾向がある

メイクをする女性

女性でもいるピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)とは、ナルシズムの傾向が強く大人であれば理解できるような事も自己処理ができない為、非常に精神的に弱い特徴があります。表面的には強そうに振る舞っていても、些細な事で心が折れやすく、傷つく事を恐れます。

これは、自分への愛が強く出来るだけ嫌な事から自分を守ろうとするナルシズム的な要素からくる部分です。精神的に大人になれず、子供のように自分を守ろうとするのがピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)なのです。メンタルを鍛える関連記事も参考にして下さい。

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女性のピーターパン症候群のチェック方法は?

女性のピーターパン症候群のチェック方法①喜怒哀楽が激しく子供っぽい

はしゃぐ女性

女性のピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)のチェック方法の1つ目は「喜怒哀楽が激しく子供っぽい」です。自分でセルフチェックをする場合、自分の喜怒哀楽の表現がどうであるかをチェックしてみましょう。過剰な感情表現をする傾向があるかどうか考えてみましょう。

これは、感情のコントロールができるかどうかのポイントです。感情をコントロールできない人の場合は、周囲の状況を考えずに感情が先に出てしまう事になります。その為、周りに迷惑を掛けているかどうかも考えずに、感情のままに行動をしてしまうのです。

女性のピーターパン症候群のチェック方法②堪え性がなく諦めやすい

怒られる女性

女性のピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)のチェック方法の2つ目は「堪え性がなく諦めやすい」です。あまり努力をして何かを成し遂げるという感覚がなく、ダメだと思ったら諦めやすい傾向があります。仕事などが長続きしないや、趣味やスポーツなども途中で諦めてしまうという事があるのが特徴です。

何らかの問題で、壁にぶつかってしまった場合通常であれば、その壁を超える方法を考え出すような努力をします。しかし、ピーターパン症候群の人はその努力をする事が出来ずイヤな事から逃げてしまう癖があるのです。


女性のピーターパン症候群のチェック方法③責任感が薄い

上の空の女性

女性のピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)のチェック方法の3つ目は「責任感が薄い」です。仕事などで何かを任せられても、あまり責任感がないので何か失敗をしてしまっても自分のせいだと考えられない傾向があります。怒られる事も嫌うので、自分のミスを認めず人のせいにするケースもあります。

ピーターパン症候群の人は、自立をしていない為誰かに依存したい気持ちが強い傾向があります。そのため、責任が掛かるような事を嫌う傾向があります。どこか、誰かに依存している為責任感が薄くなってしまうのです。

女性のピーターパン症候群のチェック方法④人の意見を聞かない

男性と食事をする女性

女性のピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)のチェック方法の4つ目は「人の意見を聞かない」です。固定観念が強く、自分の考え方が中心となる人は他人の意見を聞かないという傾向があります。あまり物事を客観的に見る事が出来ないので、相手の考えを柔軟に受け入れる事が出来ないのです。

人の意見を受け入れるキャパがないと、人間関係も固定されてしまう傾向があります。狭い世界でしか過ごさない事もあり、社会に出てから周りに違和感を与えてしまう行動を取る事があります。

女性のピーターパン症候群のチェック方法⑤人に謝る事が苦手

謝らない女性

女性のピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)のチェック方法の5つ目は「人に謝る事が苦手」です。喧嘩をした後や、上司に注意されたとしても謝る事をしないのも特徴です。プライドが高い傾向がある為、自分は悪くないと思う人が多いのです。

明らかに自分が悪い事でも、どうしても謝る事が出来ないのであればピーターパン症候群の可能性が考えられます。逆に過剰に謝るという行動も可能性があります。プライドが高い為、怒られる事を嫌うので謝って治めようという子供っぽい行動もそのひとつです。

女性のピーターパン症候群のチェック方法⑥嫌な事があると殻にこもる

部屋に引きこもる女性

女性のピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)のチェック方法の6つ目は「嫌な事があると殻にこもる」です。努力や我慢ができなく、メンタルの弱さもある為少しでもイヤな事があれば、逃げてしまう傾向があります。大人であれば、解決の為に向き合う事ができますが、子供の精神な為逃げてしまうのです。

打たれ弱い人は、イヤな事から逃げ出す事で安心を得ます。大人であれば自立しているので、イヤな事があっても乗り越える事が出来ます。しかしピーターパン症候群の場合、自分の好きな事をしないと精神的に安心できないのです。

【前編】ピーターパンシンドロームの女性の特徴9つ

ピーターパンシンドロームの女性の特徴①無邪気にはしゃぐ


無邪気な女性

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の1つ目は、無邪気にはしゃぐです。子供の頃は、成長過程である為に感情のコントロールが不完全な状態です。しかし、成長するにつれ理性と感情のコントロールを取る事が出来るようになります。ピーターパン症候群の人は、この感情のコントロールが出来ないのです。

無邪気さがある子供が可愛がられるのは当たり前の事で、女性が無邪気な可愛らしさを持っていたら男性も嬉しくなります。しかし、度の超えた無邪気さは時に周囲に迷惑を掛けてしまう事にもなるので、次第に周りが離れていくケースもあります。

ピーターパンシンドロームの女性の特徴②自己愛が強い

微笑む女性

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の2つ目は、自己愛が強いです。ナルシスト的な部分があり、自己愛がとても強く自己陶酔をする事により、自分が必要としない他人をも排除したがる事が特徴です。思春期までであれば問題ありませんが、思春期を過ぎた大人になっても続くのはピーターパン症候群の可能性があります。

特殊な思考により、自分を正当化してしまう考え方を持っていたり、大人になればやっては恥ずかしい事が理解できますが、その境界線がわからない特徴などがあります。すべてが、自分の考え方が中心になってしまうのが特徴です。

ピーターパンシンドロームの女性の特徴③恋愛依存が強い

仲の良いカップル

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の2つ目は、恋愛依存が強いです。ピーターパン症候群の女性にある特徴で、自分から行動する事は苦手ですが、自分を好きになってくれた男性には依存をするようになります。相手の事を考えずに、今会いたいなど無理難題を突き付けて、断られると激しく落ち込んだりします。

そして、白馬に乗った王子様を待ち続けるタイプもいます。自分の理想に合う男性でなければ結婚しないと夢のような事を言い続け、30歳を超えても依存出来る男性を探すのも、ピーターパン症候群のひとつの特徴です。

ピーターパンシンドロームの女性の特徴④我慢が出来ない

喧嘩する仲間

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の4つ目は、我慢が出来ないです。大人になれば、何を優先すべきかという判断ができます。しかし、ピーターパン症候群の人は自分の欲求が先走ってしまう傾向があります。その為、自分がやりたいと思っていない仕事が邪魔になってきます。

通常は、嫌でも仕事を終えて自分の好きな事に取り掛かるのですが、自分のやりたい事が出来ないストレスの原因だという思考回路になってしまうのです。その為、仕事をすぐ辞めてしまうといった事が多くなります。

【後編】ピーターパンシンドロームの女性の特徴9つ

ピーターパンシンドロームの女性の特徴⑤自分から行動を起こさない

電話を待つ女性

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の5つ目は、自分から行動を起こさないです。ピーターパン症候群の人は、自分から何かを率先してやる事がありません。周りの人がどう動くかを観察している事が多いのです。一人で何かをするには、自分に責任がかかる事になり、あまり経験もない人がほとんどです。

一人で行動をする事を好まず、誰かと一緒に何かをする事が多いのが特徴です。これは、依存体質である事と責任を持ちたくないという事が理由となります。

ピーターパンシンドロームの女性の特徴⑥プライドが高い

めがねの女性

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の6つ目は、プライドが高いです。ピーターパン症候群の人はプライドがかなり高い人が多いのが特徴です。ピーターパン症候群の人は、他人から認められたい欲がとても高いのです。実際に成果を出したわけでもないのに、評価だけは気になります。

努力を嫌う為、評価されるような実績を出すことは難しいのですが、他人からの評価だけは下げたくないというプライドがあります。根拠のない評価へのプライドは、評価が低い事を理由に会社を辞めたりするケースもあるのです。

ピーターパンシンドロームの女性の特徴⑦メンタルが弱い

悩む女性

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の7つ目は、メンタルが弱いです。ピーターパン症候群の人は、メンタルが強くありません。性格的に内向的な場合が多く、あまり多くの人の中で過ごさない為、人にもまれて生きていません。その為、些細な事でも心が折れてしまう人が多いです。

良く言えば繊細で傷つきやすいと言えますが、単純に打たれ弱いという事になります。自分が安心できる場所以外では、自分を表にさらす勇気がありません。知らない誰かに何を言われるのかわからない恐怖を感じてしまうからです。

ピーターパンシンドロームの女性の特徴⑧客観的に物事を考えられない

会話する男女

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の8つ目は、客観的に物事を考えられないです。ピーターパン症候群の人は、思考回路が子供っぽいのが特徴です。大人になれば、第三者がどのように考えるのかを考える事が出来ますが、彼らはそのような発想が出来ないのです。

思い付きで物事を判断してしまったり、自分の考えだけでしか考えられないので、他人の行動を理解する事ができなく、大人であれば誰もがわかる事がわからないというケースもあります。物事を幅広く深く考える事が出来ないのです。

ピーターパンシンドロームの女性の特徴⑨妄想の世界に入りやすい

ガラス玉を掲げる人

ピーターパンシンドロームの女性の特徴の9つ目は、妄想の世界に入りやすいです。ピーターパン症候群の人は、夢見がちなところがあります。大人になれば、夢はあってもある程度現実味があります。しかし、彼らの夢は現実から離れているものがほとんどです。

例えば、音楽を学ぶわけでもないのにミュージシャンになるという夢を持ったり、辛い時にその夢を妄想して安心する世界を持っているのです。夢と言っても現実に努力するわけではなく、その夢の中に逃げ込む為の世界があるのです。精神的自立に関する関連記事も参考下さい。

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女性のピーターパン症候群の原因・改善方法は?

女性のピーターパン症候群の原因①家庭環境の影響

喧嘩をする両親

女性のピーターパン症候群の原因は、家庭環境の影響が大きいと言われています。両親が不仲であった、親の人格に問題があった、虐待を受けていたなど幼少期の家庭に問題があったケースがほとんどです。両親の不仲や虐待などは、心に傷を負い自分の居場所や安心する妄想などに逃げる事があります。

成長過程の感情形成が正常に出来なかった事が、ピーターパン症候群となった原因と考えられます。子供のせいではないですが、子供の頃の家庭環境が影響を与えてしまったのです。

女性のピーターパン症候群の原因②劣等感によるもの

落ち込む女性

女性のピーターパン症候群の原因には、劣等感によるものもあります。自分の容姿や家庭環境、学力などで子供の頃から大きな劣等感を持っていた場合もピーターパン症候群の原因となります。コンプレックスの塊となってしまい、心に傷がついてしまったケースです。

女性のピーターパン症候群の原因③脳の障害によるもの

病院のセット

女性のピーターパン症候群の原因で考えられるのは、脳の障害の問題です。ピーターパン症候群の症状は、発達障害や自閉症などの症状に重なる点が多いのです。単純に子供っぽいだけで済まされるものでもないので、もし疑いがある場合は専門家に相談をする事で解決に繋がる事もあるのです。

女性のピーターパン症候群の改善・治療方法④カウンセリングを受ける

カウンセリングを受ける女性

女性のピーターパン症候群の改善方法は、カウンセリングを受ける事が一番です。自分に強い意思があり、自分と向き合う事ができるのであれば自分で治療していく事も出来ます。しかし、自分と向き合って自力で治療を行うのは並大抵の精神力では難しいのが現実です。一度カウンセリングを受けてみる事がおすすめです。

ピーターパン症候群なら諦めずに治療を続けましょう!

手を繋ぐカップル

ピーターパン症候群の可能性があるのであれば、自分をしっかり見つめ直し改善ポイントや治療をしていく事を考えましょう。ピーターパン症候群はパーソナリティー障害のひとつなので、改善に向かって努力をしていけば、もっと楽になる生き方に出会えるはずです。諦めずに治療を続けていきましょう。


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