ファンデの白浮きとはどういった状態?
ファンデーションと顔の色が合っていない状態
ファンデの白浮きとは、ファンデの色と地肌の色が合っていない状態を指します。地肌よりもファンデのトーンが明るすぎるため、化粧が白く浮き上がるように見えてしまいます。美肌になろうとワントーン明るいファンデを購入すると、こういった事態に陥ってしまうでしょう。
化粧後の顔と首の色が異なった状態
化粧後の顔の色と首の色が異なっている状態も「ファンデが白浮きしている」状態だと言えます。顔は日焼けしていないのに首から下は日焼けしている、といった場合によく起こります。特に夏場に見られる状態です。
ファンデが白浮きしてしまう原因とは?
①下地のカラーが肌に合っていない
ファンデの白浮きの原因は、下地にもあると言われています。ファンデの仕上がりを美しくしてくれる下地ですが、カラー選びを間違えてしまうと、肌が必要以上に白くなるでしょう。肌とファンデのカラーを乱してしまって白浮きしてしまいますよ。
②メイクを厚塗りしすぎている
ファンデが白くなる原因として、メイクの厚塗りが挙げられるでしょう。「小鼻の毛穴を隠したい」「シミをカバーしたい」と考えて、顔だけに化粧下地やファンデを塗りすぎていませんか?こういった厚塗りは、顔のトーンと首・体のトーンとの間に差を作ってしまいます。このコントラストが白浮きの原因になりますよ。
③顔だけに紫外線対策を行なっている
顔が白浮きしてしまう原因に、顔だけのケアがあります。美白になりたい、日焼けをしたくないと、顔だけに紫外線対策を行なっている方は多いでしょう。これは顔のトーンを明るくする一方、首のトーンを落とすことになります。首のトーンが落ちたり日焼けをしてしまうと、ファンデが白くなる原因になるでしょう。
④顔や小鼻がテカっている
顔の白浮きが強調されてしまう原因にテカリがあるでしょう。顔や小鼻などがテカってしまうとそこに光が反射し、必要以上に肌が白く見えてしまいます。小鼻などのテカりは汗が分泌されやすい夏に起こりがちですが、冬の乾燥による皮脂でも引き起こされます。またパールが入った下地・ファンデを使っていることも原因です。
白浮きを抑えたいのであれば、ツヤ感を強調しすぎないようなアイテムを選ぶようにしてください。またスキンケアなどでテカりを予防するのも効果的です。
【スキンケア編】ファンデの白浮きに有効な対策方法とは?
①メイク前の保湿を丁寧に行う
ベースメイクの前のスキンケアは、ファンデの白浮き防止に有効な対策方法だと言われています。肌が乾燥していると皮脂が分泌され、顔のテカりによって白浮きが強調されてしまいます。保湿効果の高い化粧水や乳液などを使うようにしてくださいね。テカりやすい小鼻だけなど、部位ごとの使い分けもおすすめです。
②首の美白・日焼け対策を行う
顔だけに美白や紫外線防止対策を行なっていると、ファンデの白浮きに拍車をかけてしまいます。顔だけでなく首のケアもしっかり行いましょう。首と顔のトーンをなるべく近づけることで、顔全体が白くなるのを抑えることができますよ。
首の日焼け対策としては、日焼け止めを塗るのは必須事項です。ついつい忘れがちになりますが、外出時は必ず首に日焼け止めをぬるようにしましょう。首回りは汗をかきやすいため、ウォータープルーフ機能付きのアイテムを使うのがおすすめですよ。
どうしても日焼け止めが落ちてしまう、という方にはUVカット効果のあるストールがおすすめです。首にストールを巻くことで確実に日焼けを防止することができますよ。また首の美白ケアも怠らないようにしましょう。ボディ用の美白クリームよりも、顔用の美白クリームを塗布する方が効果的です。
③日焼け止めを使う
化粧下地やファンデだけでは紫外線をブロックできず、白浮きが進行してしまいます。必ず日焼け止めを使って紫外線をブロックするようにしましょう。ただし、白い色の入った日焼け止めを使うと、白浮きが際立ってしまいます。カラーの入っていない透明タイプか、肌に合うベージュタイプを選ぶと良いですよ。
【ベースの選び方編】ファンデの白浮きに有効な対策方法とは?
①肌の色よりも1トーン暗いカラーを選ぶ
ファンデが白くなることへの対策には、ファンデの色選びが大切です。美肌に見せようと明るいカラーを選ぶと白浮きが進行してしまうでしょう。思い切って自分の肌のカラーよりも暗い色を選んでみてください。意外ですが肌としっかりなじみ、肌トーンが均一に整いますよ。
特に夏は日焼けしやすいため、明るいファンデが尚のこと浮いて見えがちです。夏前は普段よりも暗いカラーのファンデを用意しておくと安心ですよ。
③フェイスラインの部分でファンデを選ぶようにする
店頭でファンデを選ぶ時、手のひらや手の甲などで色を確認していませんか?このようにファンデを選ぶ方は非常に多いですが、この選び方は白浮きの原因になります。手の色と顔の色は全く異なるため、同じ人の肌でも参考にならないのです。対策としては、フェイスラインでファンデを選ぶ方法がおすすめです。
首の近くにあるフェイスラインでファンデの色を比較すれば、顔とのなじみ方も分かりますし首とのトーンの差も確認できるでしょう。首と顔、2つの部分に合うカラーを見つけて白浮き対策を行なってくださいね。
どうしても顔にファンデをつけられない時や、オークル・ピンクカラーのファンデを選びたい時は、腕を使って色を確かめるのがおすすめです。腕の内側の日焼けしていない部分に色を載せ、なじみが良いものを選べば失敗が格段に減りますよ。
④カラーの入った下地を使う
下地にはピンクやブルーなど、コントロールカラーが入った商品があります。こういったカラー入り下地を使うことで、白くなることなく理想の美白肌を作ることができますよ。ピンクカラーならば血色感を、パープル・ブルーは透明感、グリーンは赤みカバーをしてくれます。
自分の肌悩みを隠すカラーの下地を使って、白浮きのない美肌を作ってくださいね。また顔全体に使うだけでなく、小鼻などの部分使いで使用するのもおすすめ対策です。
またこちらに、コントロールカラー別のおすすめ下地が紹介されている記事を載せておきます。肌の色別に似合うコントロールカラーも紹介されていますよ。色付き下地で白浮きを防止したいという方は、ぜひこちらの記事に目を通してみてくださいね。
【メイクテクニック編】ファンデの白浮きに有効な対策方法とは?
①必ず化粧下地を使う
メイクの時間がもったいないからと化粧下地を使わずにファンデを塗っていませんか?これもファンデが白くなる原因の一つです。肌とファンデは密着度が悪いため、カラーが馴染まず白く浮き上がってしまうのです。ファンデの白浮き対策には下地が欠かせません。必ず化粧下地を使用しましょう。
肌が全体的に白くなる方は、顔全体に化粧下地を塗るようにしましょう。小鼻や頰など部分的に白浮きしてしまう方は、白くなる部分のみに化粧下地を使って対策すると良いですよ。
また化粧下地は顔のみに塗るようにしてください。白浮きをカバーしようと首やデコルテ部分にまで塗るのはNGです。白浮きをカバーするどころか、首との色の違いが際立ってしまいますよ。またフェイスラインに塗るのも禁止です。
②美白ゾーン付近にファンデを塗るようにする
ファンデの白浮きを抑えるには、顔全体に均一に塗るのではなく、美白ゾーンだけに乗せるのがおすすめです。美白ゾーンとは、頬骨の下から目元までの範囲のことです。他の部分にはファンデを乗せすぎず、薄くトーンを整える程度に留めておきましょう。
③仕上げにはフェイスパウダーを使用する
フェイスパウダーでベースメイクを仕上げると、ファンデと肌との色馴染みが高まって白浮きを防止してくれます。大きめのブラシで小鼻の脇から頰の外側に向け、ふんわり乗せるようにしましょう。パウダーを乗せ終わったら手で軽く押さえると、さらに色の馴染みがアップしますよ。
またこちらに、フェイスパウダーのおすすめランキングが紹介された記事を載せておきます。ツヤ肌や透明肌など、仕上がり別に人気商品がクローズアップされていますよ。ぜひこちらの記事にも目を通し、白浮きのない美肌を作ってください!
ファンデの白浮きを直す方法とは?
直す方法①顔の輪郭に暗いトーンのパウダーを乗せる
白浮きを直す方法として、パウダーを使って輪郭を縁取ることがあります。この時必ずトーンが暗いパウダーを使いましょう。シェーディングパウダーが最もおすすめですが、持っていない場合はアイブロウパウダーやチークでも代用可能です。
ブラシにパウダーをしっかり目に取り、耳の下にブラシを当てます。そのままフェイスラインに沿って顎下までブラシを撫で下ろしましょう。そのあと、顔の裏側から頰の内側に向かってパウダーをボカして完成です。
この方法なら顔色を暗くすることなく、非常に簡単に白浮きを直すことができます。また時間をかけずに直すこともできますよ。かなり手軽な方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
直す方法②デコルテをトーンアップする
ファンデの白浮きは顔だけが原因ではありません。首とのトーンの差も原因の一つです。そのため、デコルテ部分をトーンアップしてあげれば簡単に白浮きを直すことができますよ。ホワイトクッションなどを塗って肌のトーンをアップさせてみましょう。気になった時簡単に直すことができますよ。
直す方法③ブラウンチークでトーンダウンさせる
ブラウン系のチークを使うことによって自然な日焼け感を演出し、白浮きを隠すことができます。頰の骨に沿うようにブラウンチークを入れるようにすると、メリハリのあるメイクが完成します。小鼻の脇程度の高さに塗るようにすると更に効果的ですよ。
またブラウンだけでなく、オレンジやコーラル系のピンク、ベージュカラーのチークでも代用可能です。血色感を高めてくれるレッドベースのカラーが良いでしょう。反対にパープル系や青みベースなどのチークは、逆に白浮きを際立たせてしまいます。これらのカラーは避けておきましょう。
ファンデの白浮きのない肌をキープしよう!
ファンデが白浮きしてしまうのには、いくつかの原因があります。また原因によってスキンケア方法やメイクの仕方など、複数の対策があります。自分が陥っている原因をしっかりと理解して適切な対策を講じ、白浮きのない美肌を手に入れてくださいね。
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