ミディアムのセルフカットで用意する道具
①ハサミ
ミディアムをセルフカットで作る際の道具として、まずよく切れるハサミを用意しましょう。髪をカットする用のハサミとすく用の梳きバサミは、100均でも手に入れることができるので事前に購入しておくのがおすすめです。
それでも手に入らなかったという場合は、普通のハサミでも大丈夫です。しかし、切り過ぎてしまったりレイヤーのすき方にムラができないように、なるべく小さいサイズのものを準備するようにしましょう。
②髪留め
ミディアムのセルフカットをする道具として、ヘアゴムやダッカールといった髪留めも欠かせません。ヘアゴムは、大小二つのサイズを、ダッカールもしっかり髪を留めておけるものを用意してください。
髪のブロッキング用として使うので、これらの道具は複数個用意しておくようにしましょう。特に小さいサイズのヘアゴムは、髪の長さを調節するのに便利なので、多めに持っておくのがおすすめです。
③霧吹き
セルフカットをするのに、霧吹きも必要な道具の一つです。ヘアセットの時にも使うことがありますが、セルフカットをする際にも使用します。特に、くせ毛で髪のうねりが強い人や、髪がまとまりにくい人は、多めに水を入れておきましょう。
④ケープ
セルフカットをする時は、カットした毛から肌を守るためのケープが必要です。家に常備されているような道具ではありませんが、100均などで安く手に入るのであらかじめ買っておきましょう。
ケープがない場合は、タオルなどで代用するのも可能です。その場合は、首元に小さなタオルを巻いて、さらに身体全体を覆うようにバスタオルを巻くと、毛が入ってきにくいのでおすすめですよ。
⑤大きめの鏡
大きめの鏡は、自分で髪を切る時には必須の道具です。小型の手鏡だと後ろまで確認しにくいので、頭全体が映る物を用意しましょう。用意できる人は、できれば三面鏡があると切りやすくなりますよ。家にドレッサーが無いという人は、洗面所の大きめの鏡を利用しましょう。
【準備】簡単にミディアムをセルフカットで作る方法
①切りたい長さをイメージする
ミディアムをセルフカットで作る前に、まずはどのくらいの長さにしたいかをしっかりイメージしましょう。これをしないでいきなり切り始めると、長さがバラバラになってしまったり、切り過ぎてしまうなど失敗してしまう可能性が高まります。
頭の中でイメージしているだけでは分かりにくいので、簡単な絵を描いたり、切りたい長さに髪をしばって写真を撮っておくなどしましょう。もしくは、雑誌などに載っている人を真似してカットしてみても良いかもしれません。
②髪を梳かして濡らす
セルフカットした後の完成形をイメージしたら、次に髪を梳かして濡らす作業に移ります。髪を梳かす道具は、コームと呼ばれる平らなクシが便利ですが、無い場合はブラシでも代用可能です。その場合、ブラシはなるべく小さい物を選ぶのが髪を切りやすくするコツです。
髪をしっかり梳かしたら、霧吹きで髪を濡らします。この時は、髪はびちょびちょになるまで濡らす必要はありません。しかし、うねりが強い場合などはしっかり濡らすのがおすすめです。もし髪がベタついているようなら、先にシャンプーをしておくのが良いでしょう。
③ブロッキング
髪を整えたら、ブロッキングをします。ブロッキングは、後ろ側を上中下の3段、サイドの毛を2段に分けるのがおすすめです。最初から自分でやるのは難しいかもしれませんが、鏡を見ながらクシを使ってゆっくり分けるようにしましょう。
もしくは、髪をツインテールの要領でいくつかに分けて、切りたい長さのところをゴムで留めておく方法もあります。このやり方の方が、髪にバラつきが出るリスクはありますが、後ろの毛も簡単にブロッキングできますよ。
【カット】簡単にミディアムをセルフカットで作る方法
①下ブロックからカット
ブロッキングが終わったら、下ブロックからカットしていきます。この時は、なるべく下側から少しずつ切っていきます。ここではレイヤーを入れる必要はないので、ハサミを横に持って普通に髪を切る要領でカットしましょう。
切りたい長さでゴムを留めておく方法では、ゴムよりもやや下でカットするのが切り過ぎを防ぐコツです。一度切ってしまうと元には戻せないので、縛る位置も切りたい長さよりやや下にすると良いでしょう。
②中・上ブロックの順にカット
下ブロックを切り終わったら、中、上ブロックの順に髪を下ろして切ります。一気に下ろすのではなく、少しずつ下ろしながら下ブロックを基準にカットすると簡単に長さが揃えられます。特に後ろの毛はカットしにくいので、こまめに確認しながら切りましょう。
下ろしたときに下ブロックの毛と混ざって分かりにくくなる時は、基準の毛を残して下ブロックの毛をまとめておくのが良いです。ブロッキングの時にクセがついてしまったら、霧吹きで髪を伸ばしてから切りましょう。
③前髪を切る
上ブロックまでカットし終わったら、最後に前髪をカットします。前髪はきちんと切り揃えたい場合はブロッキングしても良いですが、特に気にしないという人はいつも切る要領で大丈夫です。後ろ側の毛をしっかり結び、前髪だけを残して切るようにしましょう。
前髪にレイヤーを入れたい場合は、ハサミを縦に持つすき方で毛先がジグザグになるよう切る方法がおすすめです。最後の前髪カットで失敗したくないという人は、以下の記事を見ながらカットしてみましょう。
【仕上げ】簡単にミディアムをセルフカットで作る方法
①レイヤーを入れる
髪を軽くしたいという人は、髪にレイヤーを入れましょう。すき方は色々ありますが、梳きバサミがある人は、少量ずつ髪を取って中間に数回ハサミを入れましょう。梳きバサミがないという人は、ハサミを縦に持って毛先をカットするすき方がおすすめです。
それでも自分でレイヤーを入れるというのは難しいので、軽さは出さなくても良いという場合は、無理にレイヤーを入れようとしないほうがキレイに仕上がります。
②長さを揃える
レイヤーを入れ終わったら、髪の長さを揃えます。しっかり左右の髪の長さを合わせながら、カットするようにしましょう。特に後ろの毛は見にくいので、体勢を変えるなど工夫しながら切りましょう。毛量が多くて切りにくい場合は、再度ブロッキングして毛先を切ると失敗しにくいです。
それでも長さが合わないという場合は、定規や下敷きといった髪に水平にあてられる道具を使いましょう。これらの道具を使うことで、後ろの毛も簡単に真っ直ぐ切ることができます。
③髪を乾かして保湿する
最後に濡れた髪を乾かして、髪をしっかり保湿します。自分で切る場合は特に、レイヤーのすき方によっては毛先を中心にかなり髪に負担がかかっています。そのため、髪を切り終わったら必ずヘアオイル、クリームなどでしっかり髪をケアするようにしましょう。
簡単にミディアムをセルフカットで作る際のコツ
①少しずつ切る
自分でミディアムにカットする場合は、少しずつ長さを調節しながら切るのがコツです。あまりにも髪が長い場合は、ある程度の長さまではバッサリ切っても構いません。しかし、セミロングくらいまでカットしたら、しっかりブロッキングしてから慎重にハサミを入れるようにしましょう。
②姿勢をあまり変えない
自分でカットする時は、姿勢をあまり変えず、正面を見ながら切るのがキレイにカットできるコツです。あまり横や後ろを向きすぎると、角度によって髪の長さが違って見えるので、最後の長さを揃える時は特に、正面を向きながら顔を真っ直ぐにして切るようにしましょう。
③レイヤーは無理に入れない
キレイにカットするには、レイヤーを無理に入れないで仕上げるのもコツの一つです。すき方によっては、髪が切れやすくなったり、間違えてすべて切り落としてしまうということも起こり得ます。特に見えにくい後ろの髪は、すき方を誤ると不格好になってしまう恐れがあるので注意しましょう。
他にも、くせ毛などを考慮してミディアムよりもやや長めにカットするコツなどもあります。このように、色々なカットのコツを見ながら切りたいという人には、以下の記事を参照するのをおすすめします。
ミディアムをセルフカットで作った後のケア方法は?
①オイルやクリームを塗る
自分で髪を切った後のヘアケアは、ヘアオイルやクリームを塗って保湿するのが一般的な方法です。ヘアオイルなどは、負担の大きい毛先を中心に揉み込むようにやや多めの量を塗るのがコツです。
しかし、すき方によっては、髪全体に負担がかかっている場合もあります。その時は、頭皮を避けて全体に塗り込むようにしてケアしましょう。おすすめのヘアケアグッズは、以下の記事で詳しく解説されています。
②優しく洗う
自分で髪を切った後は特に、優しく髪を洗うようにしましょう。ケア方法として見逃しがちですが、シャンプーも髪には負担がかかります。あまり強く洗いすぎると、レイヤー部分が枝毛になってしまったり、髪が切れる原因となるので注意してください。
シャンプーは、なるべく頭皮を中心に洗い、毛先などは軽く洗う程度で済ませましょう。また、シャワーもぬるま湯でいつもよりも水圧を弱めにし、シャンプーが残らないようしっかり洗い流すのがコツです。
③しっかり睡眠をとる
睡眠時間をしっかり確保することが、ヘアケア方法で一番重要なポイントです。睡眠不足でストレスが溜まると、どれだけケアをしても、枝毛や切れ毛が増える原因となってしまいます。そのため、ヘアカット後に限らず、日頃からしっかり睡眠はとるようにしましょう。
セルフカットでかわいいミディアムヘアは作れる!
自分でキレイなミディアムヘアにカットするにはコツがいりますが、慎重に切れば意外と簡単にできます。ブロッキングやレイヤーのすき方など、要領を掴むのに時間がかかるものもありますが、是非記事のやり方を参考にして、可愛いミディアムヘアを作ってみてくださいね。
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