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天ぷらの語源や由来とは?

ポルトガル発祥の天ぷらの語源や由来①ポルトガル語のテンポラが語源の説

食べ物

ポルトガル発祥の天ぷらの語源や由来1つ目は、ポルトガル語のテンポラが語源になっているという説です。テンポラという言葉は、四季の斎日という意味がありますよ。キリスト今日の行事に季節の始めは肉を食べることが禁じられている行事があるので肉以外のものに小麦粉の衣を付けて揚げていたからという話があります。

ポルトガル発祥の天ぷらの語源や由来②ポルトガル語のテンペロ語源の説

食べ物

ポルトガル発祥の天ぷらの語源や由来2つ目は、ポルトガル語のテンペロが語源になっているという説です。テンペロという言葉は、料理や調味料という意味がありますよ。単純にポルトガルから伝わった料理だからポルトガル語の料理という単語を当てはめてみたということです。

ポルトガル発祥の天ぷらの語源や由来③油(あぶら)が由来になっている説

食べ物

ポルトガル発祥の天ぷらの語源や由来3つ目は、あぶらが由来になっている説です。単純に油を使う料理なのであぶらと呼んでいたという話があります。その油(あぶら)という言葉を漢字に変えて「天麩羅」と書いていたところ読み方が途中で変わってしまい、てんぷらになったという説があります。

天ぷらの語源や由来について紹介をしました。ほかの言葉の由来や語源についても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。

天ぷらの語源・由来|発祥のポルトガルから伝わるまでの歴史は?

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史①起源はペルシアという説も


料理

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史1個目は、起源はペルシアという説もあるということです。日本に天ぷらを伝えたのはポルトガル人ですが、起源はペルシアで食されていた揚げた魚に酢をかけて食べる料理であるという説がありますよ。

そのレシピがポルトガルで食べられるようになったことにより、ポルトガル人では当たり前の料理になったそうです。今では、色々な食材を揚げて料理しますが起源は魚の揚げ物でした。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史②室町時代に日本初上陸

船

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史2個目は、室町時代に日本に初上陸したということです。種子島に来航して伝わったという話は有名ですよね。歴史の教科書では、鉄砲やキリスト教などが伝えられたと記されています。そのときに、一緒に伝えられたと言われていますよ。

室町時代の日本では現代のように油を使って料理をする習慣がありませんでした。さらに、油が高級品であったので天ぷらは高級料理と言われています。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史③最初の天ぷらはフリッター

料理

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史3個目は、日本に伝わった頃の天ぷらはフリッターであったことです。最初は長崎で伝わったことから「長崎天ぷら」とも呼ばれていました。長崎天ぷらは、水を使わないで小麦粉、酒、卵、塩、砂糖を混ぜ合わせた衣を使って揚げていました。

今とは違い、フリッターのように衣にもしっかりと味が付いている料理でした。なので、天つゆを使ったり塩を振ったりもせずにそのまま食べていたようです。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史④江戸時代に庶民に広まった

京都

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史4個目は、江戸時代に庶民に広まったということです。室町時代に日本に初上陸した天ぷらは、江戸時代になって初めて庶民も食べることができる料理になりました。

それまで油は高価だったからです。江戸時代になると油を製造する産業が盛んになったことにより、油が安く手に入るようになったので庶民にも手が届く料理になりましたよ。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史⑤江戸時代は屋台で販売

屋台

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史5個目は、江戸時代は屋台で販売をされていたということです。江戸時代のスタイルは今と違い屋台で食べるというスタイルでした。それは、現代と違い揚げるときに煙が多く発生していたからです。煙が多いと室内で天ぷらを作ることなんてできませんよね。

屋台で食べることが主流であった江戸時代では食事のときに食べるものでなく、おやつなどの間食として食べるものでしたよ。立ち食い天ぷらというスタイルで提供されていました。高級品が急に庶民の食べ物になるなんて面白いですよね。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史⑥関東大震災で全国に

料理

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史6個目は、関東大震災が起きてしまったことにより全国に伝わったということです。それまでは、江戸を中心に食べられていた料理でした。でも、関東大震災が発生したことにより屋台をやっていた料理人が日本各地に移り住んで屋台を始めたので日本中に広まったと言われていますよ。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史⑦明治時代に室内で販売

レストラン

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史7個目は、明治時代に室内で販売され始めたことです。明治時代になってようやく現代のスタイルにだいぶ近づいてきました。明治時代になって椿油を揚げ油にするようになり、煙がたくさん出てしまうという欠点を抑えることができるようになったのです。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史⑧太平洋戦争で再び高級に


料理

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史8個目は、太平洋戦争で再び高級になったということです。太平洋戦争が勃発したことにより、食糧難が訪れ油を手に入れることが再び難しくなって今いました。再び油が高級食材になったのです。そして、庶民の屋台料理から高級料理に戻ってしまいました。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史⑨昭和にてんぷら粉が発売

料理

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史9個目は、昭和に入っててんぷら粉が発売されました。てんぷら粉が発売する前は、自分で小麦粉をなどを混ぜ合わせて衣を作る必要があり面倒でした。市販の天ぷら粉を使うことで誰でも簡単に衣を作ることができるようになりましたよ。

料理人だけでなく一般の主婦でも気軽に天ぷらを作ることができるようになったのです。天ぷら粉が発売されたことは、天ぷらが家庭料理として広まった理由の1つでもあるでしょう。

ポルトガルから日本に天ぷらが伝わるまでの歴史⑩現代では誰もが知る料理に

レストラン

日本に天ぷらが伝わるまでの歴史10個目は、現代では誰もが知る料理になったということです。室町時代から比べると随分一般的になりましたよね。でも、江戸時代の立ち食い天ぷらと比べると高級な料理であると思いませんか?

うどんや蕎麦のトッピングとして天ぷらを手軽に食べることもあれば、少し高級な天ぷら料理専門店に行くこともありますよね。また、簡単に家庭で手作りすることもできます。天ぷらは、用途や目的に合わせて変化させることができる料理になったといえるでしょう。日本人にとっては定番の料理になりましたよ。

天ぷらにまつわる違いの話

天ぷらにまつわる違いの話①天ぷらとかき揚げの違い

料理

天ぷらにまつわる違いの話1つ目は、天ぷらとかき揚げの違いです。大きな違いは作り方の違いです。天ぷらとかき揚げは油で揚げるという製法は同じです。天麩羅は素材に衣を付けて油で揚げます。そして、かき揚げは小さく切って混ぜ合わせたものに衣を付けて揚げますよ。

かき揚げの語源は、かき混ぜて揚げるということが由来になっているようです。どちらもそれぞれの魅力があって美味しいですよね。

天ぷらにまつわる違いの話②西日本と東日本の呼び名の違い

料理

天ぷらにまつわる違いの話2つ目は、西日本と東日本の呼び方の違いです。東日本では、蕎麦などにトッピングされているような衣が付いた天ぷらを天ぷらと呼びますよね。西日本でもその天ぷらも天ぷらと呼びますが、練り天のことも天ぷらと呼びます。

西日本で練り天を天ぷらと呼ぶのは、日本に天ぷらが伝わる前から精進料理として食材を揚げて食べていたからです。そのときは食材を素材のまま揚げるのでなく、すり身などにして揚げていましたよ。

天ぷらにまつわる違いの話を紹介しました。天ぷらを美味しく食べる方法についても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。

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天ぷらの語源や由来を理解しよう

食事

天ぷらの語源や由来について紹介をしました。今では日本料理としての地位を確立していますが、室町時代に伝わってきた食べ物なのです。ポルトガル発祥であることを知らなかった人もいるのではないでしょうか?

天ぷらが庶民に広まった経緯などの歴史から天ぷらの起源や由来まで調べてみると面白いですよね。ほかにもかき揚げと天ぷらの違いについても知っておきましょう。


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