正念場で逃げ癖が付いてしまっている人の心理は?
正念場で逃げ癖が付いてしまっている人の心理①プレッシャーに弱い
正念場で逃げるクセがある人の心理、1つ目はプレッシャーに弱いことです。期待に応えたいという思いが強すぎるのではありませんか?プレッシャーに弱いということは事態を重く受け止める信頼感のある人とも言えますが、逃げては元も子もないですよね。その場からは解放されますが、かえって面倒なことになりかねません。
正念場で逃げ癖が付いてしまっている人の心理②仕事に責任感がない
正念場で逃げるクセが付いてしまっている人の心理、2つ目は仕事に責任感がないことです。責任感がない人は、たとえ正念場だろうが大事な場面だろうが、罪悪感なく嫌なことからさっさと逃げ出してしまいます。先ほどご紹介したプレッシャーに弱い人とは正反対の心理です。
どうせやらなければいけないのだから、自分がやらなくても誰かがやってくれると思っていませんか?また、失敗した時の責任を負わされるのが嫌だと感じているときに逃げ癖が出てしまう人もいます。ある程度大人になり、後輩や部下がついてくるようになると、それなりの責任感は付いてくるものです。覚悟を決めましょう。
正念場で逃げ癖が付いてしまっている人の心理③ネガティブ
正念場で逃げ癖が付いてしまっている人の心理、3つ目はネガティブなことです。どうせここで立ち向かっても失敗してしまうと考えていませんか?ネガティブな人は、失敗を恐れるためにここぞという時に逃げだしてしまいます。
一度回避してしまうと、成功したことがないので、成功体験がなかなか自分の中で蓄積されません。自分との約束を守ったことがないので、自己肯定感も下がってしまいます。これからのことを必要以上に心配してしまったり、前に失敗したから次も失敗するに違いないと決めつけてしまったりするのもネガティブな人の特徴です。
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の心理④自信がない
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の心理、4つ目は自信がないことです。自信がない人は、自分の選んだ選択肢に責任を持てません。だらしがないから責任感がないのではなく、自分のことが信じられないのでその仕事をやり切れるか心配になり、逃げ出したくなってしまうのです。
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の心理⑤最初からやり直したい
仕事で逃げ癖がある人の心理、5つ目は最初からやり直したいという考え方です。途中で失敗してしまった時、最初からやり直したいと考えたことはありませんか?最初からやり直した方が綺麗にできますし、2回目ならもう失敗はしないだろうと思いますよね。いわゆる「リセットしたい」という考え方です。
しかし、人生は機械ではないのでそう簡単にリセットできるわけもありません。最初からやり直せたらうまく行くのに…過去の失敗さえなければこんなことにはならなかったのに…と思うことはありますが、それで逃げてしまってはこれまでのせっかくの努力がすべて無駄になってしまいますよ。
正念場で逃げ癖が付いてしまっている人の特徴5つ
正念場で逃げ癖が付いてしまっている人の特徴①常に逃げ道を考えている
正念場で逃げ癖が付いている人の特徴、1つ目は常に逃げ道を考えていることです。逃げ癖のある人は、最初から逃げるための抜け穴を常に探しています。取り組む前から、「最悪辞めればいい」「どうしても嫌になったらどこかに行ってしまえばいい」など、辞める方法ばかり考えているのです。
確かに、逃げ道を考えることは大切です。いくら自分で努力して周りにも助けてもらって入った学校や会社でも、いじめやパワハラに遭ったときにはむしろ逃げた方が良いでしょう。自分の心が壊れてしまう前に逃げ出すことは重要なスキルです。ですが、責任感のなさだけで人に押し付ける逃げ癖は考え物ですよね。
逃げ癖が付いてしまっている人の特徴②自分がいない方がいいと思っている
正念場で逃げ癖が出てしまう人の特徴、2つ目は自分がいない方がいいと思っているということです。逃げ癖がなかなか治らない人はネガティブで自信がないので、むしろ自分がいない方が事がスムーズに良い方向に運ぶと思っています。嫌なことから逃げるというよりは、自分が身を引いたほうが良いという考え方なのです。
しかし、自分さえいなければそれは本当に上手くいくと思いますか?もちろん自分の器量に自信がないのはわかりますが、本当はやりたくないだけなのではありませんか?自分を責め、自分さえ身を引けば…と美談に見せかけつつ、内心では責任が重すぎるからという理由で逃げているだけということもありますよ。
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の特徴③失敗ばかり想像する
仕事で逃げ癖が出てしまう人の特徴、3つ目は失敗ばかり想像することです。ネガティブで自信がない人は、今やっている行動や仕事の先行きが全く見えません。見えたとしても、誰かの邪魔が入ったりトラブルが発生したりして、計画がうまく行かないことばかり想像してしまうのです。
確かにあらゆる失敗をシミュレーションしておくことは大切ですし、それが成功にもつながるのですが、失敗ばかりを取り出して不安になり「失敗するに違いない」と思い込んでしまうのでは、想像を通り越してもはや妄想です。過度な妄想は憶病になるばかりで、何も生み出しません。妄想を乗り越える勇気を持ちましょう。
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の特徴④完璧主義
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の特徴、4つ目は完璧主義であることです。逃げ癖がある人のの心理の5つ目でご紹介した最初からやり直したいという心理にも通じるものがありますが、完璧主義の人は最初から最後まで完璧でなければ気が済まないので、少しでも何かが欠損してしまうとやりたくなくなってしまうのです。
完璧主義の人は自分に厳しく責任感が強いので、周りの人からすると最も「逃げ癖」という言葉からは遠い人のように見えます。確かにどんなことも完璧にこなそうとするので完璧であるうちは投げ出さずにやり遂げるのですが、ひとつでも上手く行かないときに、途中で軌道修正する方法が分からなくなってしまうのです。
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の特徴⑤人と比べてしまう
仕事で逃げ癖が付いてしまっている人の特徴、5つ目は人と比べてしまうことです。あなたは何かを判断するときに、自分の中の絶対的な基準を持っていますか?誰かと比べてしまうようなことはありませんか?小さいころから兄弟や友達と比べられてきた人は特に、大人になってからも自分の価値を人と比べてしまいがちです。
仕事においても同じです。他社などのライバルと比べてしまうとどうしても逃げたくなることもあります。ですが、逃げ出してしまうとそのライバルと同じ位置にすら立てないのです。人と比べて自信がなくなってしまう気持ちも分かりますが、逃げてしまっては意味がないのですよ。
逃げ癖の中にも、「回避依存症」という言葉があります。深い人間関係になるのを避けてしまう人のことで、親友や恋人をつくることができません。逃げ癖のある人の中にも、人間関係すら避ける人もいるのではないでしょうか?こちらにそんな回避依存症の特徴を詳しくまとめた記事をご用意しましたので、ぜひご覧ください。
逃げ癖がない人が行っている習慣5つ
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣①考えない・迷わない
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣、1つ目は考えない・迷わないことです。逃げるクセがない人というのは、意外にもあまりじっくり考えるという習慣がありません。思い返してみると、逃げずにまっすぐ突き進むという人は、自分の中の信念だけを基準にしてあとは度外視している人が多いのではありませんか?
嫌なことから逃げるクセのある人は、周りの人の気持ちを考えたり、自分が失敗してしまったらどうしよう…などといろいろなことを考えすぎるから疲れてしまうのです。自分が正しいと思ったことであれば、多少の周りの迷惑や自分の失敗などどうでもいいのです。周りに迷惑をかけない人などいません。
また、自分のやりたかったはずのことから逃げるクセのある人もいますよね。ここまで頑張ったけれど、やはり努力ではどうにもならないんだ、成功している人はみんな天才なんだ、と落ち込んでいませんか?逃げ癖のない人は、そんなことも考えません。考える暇があれば続けているのです。
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣②即実行
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣、2つ目は即実行することです。逃げるクセのない人は迷う暇もなくすぐに実行に移しています。世の中はすべてタイミングこそが重要であると知っているのです。即実行していれば、迷うどころか逃げる暇すらないですよね。自分で退路をなくすのも逃げ癖を治すコツなのです。
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣③自ら挑戦する
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣、3つ目は自ら挑戦することです。嫌なことから逃げる人のほとんどが、そもそも嫌々それをやらされていた人です。自分から選んで挑戦したことからは、そう簡単には逃げたりしませんよね。逃げるクセのない人は、何事も自分が主導権をにぎって行動しているので逃げません。
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣④何かのせいにしない
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣、4つ目は何かのせいにしないことです。逃げ癖のある人は、人やトラブル、過去の失敗などなにかしらに責任をなすりつけて逃げ出すことが多いのですが、逃げるクセのない人は何のせいにもしません。最初から最後まで自分で責任をもって成し遂げようとします。
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣⑤期待しない
嫌なことから逃げるクセがない人が行っている習慣、5つ目は期待しないことです。逃げ癖のある人は、自分がやらなくても誰かがやってくれる、もしくは逃げても追いかけてくれる、などと周りに少なからず期待します。しかし他人はあなたが思うほどあなたのことを考えてはくれません。
逃げるクセがない人は、他人が自分のことを考えてはくれない、自分のことは自分で最後までやらなければならない、と考えているので、他人にはあまり期待していません。冷たいようですが、逃げずに正面から取り組むということは自分ひとりで最後まで責任を持つということなのです。
逃げ癖を克服する方法5つ
逃げ癖を克服する方法①怖がらない
逃げ癖を克服する方法、1つ目は怖がらないことです。逃げ癖のない人はあまり深く考えないとご説明しましたが、深く考えすぎると怖くなってしまうからというのも理由のひとつです。いろいろな可能性があると、ネガティブになってしまい、逃げだしたくなりますよね。克服するためには、楽しいことだけを考えましょう。
逃げ癖を克服する方法②不安や危機感を糧にする
逃げ癖を克服する方法、2つ目は不安や危機感を糧にする方法です。1つ目と正反対の方法ですが、どうしても考えすぎてしまうという人にはこの克服方法がおすすめです。いま逃げたらもっと恐ろしいことが起こるということを考え、自分の中の不安をあおることで逃げ出さないようにするのです。治すには危機感も必要ですよ。
逃げ癖を克服する方法③「どうせやらなければならない」と考える
逃げ癖を克服する方法、3つ目は「どうせやらなければならない」と考えることです。最終的にはどうせ誰かがやらなければならないのです。じゃあ自分じゃなくてもいいじゃないかと考える人もいますが、今まで助けてくれた人に迷惑をかけてまで逃げ出したいですか?克服するためにも、決めたことは自分でやってみましょう。
逃げ癖を治す方法④完璧を諦める
逃げ癖を治す方法、4つ目は完璧を諦めることです。完璧主義の人にはかなり厳しいことですが、8割くらいを目指してまずはゴールしましょう。詳細は後から詰めればいいのです。途中で逃げてしまうよりも、完成度が低いままとりあえず終わらせる方がずっとマシなのですよ。完璧主義を治すことも逃げ癖の克服に繋がります。
逃げ癖を治す方法⑤後回しにしない
逃げ癖を治す方法、5つ目は後回しにしないことです。嫌なことというのは、時間が経てば経つほどあらゆることを考えてしまい、どんどん嫌になっていきます。さらに時間の経過とともに状況が悪くなっていくことも考えられます。今が一番良いタイミングなのです。後回しにせず、今のうちにさっさと終わらせてしまいましょう。
逃げ癖からも逃げないようにしよう
逃げ癖は仕事や勉強など、人生において何度も立ち向かわなければならない悩みですよね。しかしそんなクセもきちんと原因や心理を分析することで治すことができるんです。逃げ癖を治すためにも、自分の逃げ癖と向き合って、仕事や勉強だけでなく逃げ癖からも逃げないようにしましょう。
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