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革製品お手入れの方法は?

革製品のお手入れ方法①ブラシで汚れを落とす

革製品のお手入れ方法1つ目は、ブラシで汚れを落とすことです。埃などの染み付かない汚れなら簡単にブラシをかけるだけで落ちます。ブラシがけをするときは力を入れすぎないようにしましょう。ブラシは馬毛のものと山羊毛のものが柔らかいのでおすすめですが、入り込んでしまった汚れを落とすには豚毛が向いています。

画像はコロニルの馬毛ブラシ。コロニルにはファーロという革製品のブランドがあり、そのオフィシャルストアでも販売されています。毛足に弾力があり、鞄などを傷つけずブラッシングできます。汚れを落とすだけでなく、クリームを馴染ませるために使うこともできます。

革製品のお手入れ方法②クリームを塗って保湿する

革製品のお手入れ方法2つ目は、クリームを塗って保湿することです。本革はほったらかしにすると乾燥し、ひび割れしてきます。保湿効果のあるクリームを塗れば革に潤いが与えられ、良い状態をキープできます。クリームの塗り方は布にクリームをつけ、全体に薄くのばして馴染ませます。塗る前にはブラシがけをしましょう。

画像はコロニルの栄養クリームとスプレー。クリームは保湿力の高い乳液で、伸びが良く浸透するのも早いのが特徴です。べたべたしないので革小物や家具にも使えます。色の種類は黒や茶などもありますが、無色ならどんな色でも使えるのでおすすめです。

革製品のお手入れ方法②オイルを塗って保護する

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オレンジ色がお気に入りのイルビゾンテのショルダー。 久しぶりに先日磨きました。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ レザークリームはイルビ公式のものか Amazonで売ってる「革の達人」を使っていたのですが、ミンクオイルも試してみたくて今回はそれで磨いてみました。 革の達人はややコーティング要素が強い感じで 浸透という感じではないのですが、 ミンクオイルはさすがオイルという感じで 浸透が良く、かなりしっとりとした仕上がりになりました。 この写真では色が再現しきれてないのですが やや暗く飴色になる感じの変化がありました。 ヌメ革などで色を濃くしたくない、 ぎらつかせたくないものについては合いませんが 私は飴色変化させたかったのでこのオイルが良い感じだなと思いました。 使いすぎるとカビそうなので 適度に使い分けつつ、しっかり拭き取らないとな…! ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 革ケアはたまにご質問をいただきますが まだまだ私も知らないことが多いです…😅 やはり奥深いなぁ…! ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 春に活躍させたいほかのバッグも、 今週末磨こうと思います。 革はやっぱり楽しい✨ これからも愛着を持って楽しみます! ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ #ilbisonte #イルビゾンテ #革 #レザー #ミンクオイル

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革製品のお手入れ方法3つ目は、オイルを塗って油分をプラスすることです。オイルを塗れば革が柔らかくなり、ツヤが出ます。また、油分を表面に塗ることで防水効果もあります。塗り方は、事前にブラッシングしてから少量ずつオイルを布にとって伸ばしていきます。布はメガネ拭きを使うときれいに塗れます。

画像はレザーのバッグにミンクオイルを塗ったものです。光沢感がありますね。ミンクオイルは動物由来のオイルで、特に乾燥した厚みのある革製品に効果があります。薄い革製品に使うとシミになるので避けましょう。ヌメ皮に塗ると飴色に変化します。

革製品のお手入れ方法③防水スプレーをかける

革製品のお手入れ方法4つ目は、防水スプレーをかけることです。革は濡れるとシミになってしまいます。防水スプレーをかければ雨ぐらいの水分なら弾いてくれます。使い方は、かけたい物から30cm以上距離を取り、まんべんなくスプレーします。スプレーした後はよく乾かしてください。

スプレーする前にブラシがけをして汚れを取っておきましょう。また、スプレーし過ぎにも注意が必要です。色ムラやシミの原因となります。雨が降ったときに使った場合は毎回スプレーし直しますが、晴れていればスプレーの頻度は1ヶ月に1回程度です。

革製品のお手入れ方法④クリーナーを使ってしつこい汚れを落とす


革製品のお手入れ方法5つ目は、クリーナーを使ってしつこい汚れを落とすことです。ブラシで落ち切らないインクなどの汚れはクリーナーを使うときれいになります。使い方は、布にクリーナーを付けて、汚れた部分を磨いた後、ついたクリーナーを拭き取ります。クリーナーで落ちない場合はレザーソープを使いましょう。

コーチには専用のレザークリーナーがあります。コーチの革製品を持っている方はこちらを使いましょう。ちなみに、コーチ以外の革製品にも使えます。他に保湿クリームや布製品用のクリーナーもあります。

革製品のお手入れで注意することは?

お手入れの注意点①クリームの付けすぎ

革製品を手入れするときの注意点1つ目は、クリーム類の付けすぎです。多く付けすぎてクリームがむらになったり残っているとシミの素です。付けるときは少量ずつ取って、さっと伸ばしていきます。クリームが表面に残った場合は布で拭き取りましょう。

また、頻度が多くてもカビが生える原因となります。毎日使っている場合でも月に1度で充分です。オイルを使う場合でも同様です。オイルは革を柔らかくしますが、頻度が多いと革が柔らかくなりすぎて型崩れを起こします。色が濃くなることもあるので最低限にしましょう。

お手入れの注意点②濡れたものに高温をあてない

革製品をお手入れするときの注意点2つ目は、濡れたものに高温をあてないことです。水に濡れた革製品、すぐ乾かしたいからといって高温のドライヤーやヒーターにあてるとシミやひび割れができます。ドライヤーをあてるなら冷風にしましょう。

正しいお手入れ方法は、まず水分を拭き取り、濡らして良く絞った布で水拭きします。その後は風通しの良い日陰に干して乾燥させます。乾いたら、クリームやオイルを塗って油分を足します。鞄を陰干しするときは、型崩れしないように新聞紙を詰めてハンガーかフックにかけて干しましょう。

お手入れの注意点③シンナー・ベンジンを使わない

革製品のお手入れの注意点3つ目は、シンナーやベンジンを使わないことです。これらは油性の汚れを落としてくれるのですが、表面の保護膜まで溶かしてしまいます。変色やシワになるので使わないでください。油性の汚れを落とすには、本革用のクリーナーを使います。時間が経つと落ちなくなるので早めに手入れしましょう。

デリケートな革の場合は消しゴムやメラミンスポンジを使ってこすります。それでも落ちないようならクリーニング店に持ち込みましょう。ちなみに、油性ペンの汚れは革製品についてしまうと落ちません。

お手入れの注意点④革によって使えるクリームが違う


革製品のお手入れの注意点4つ目は、革によって使えるクリームが違うということです。カーフスキンやラムレザーなど革の種類は様々で、それに合わせたクリームが販売されています。説明書きの部分にどの革製品に対応しているか書かれているので、購入するときによく確認しましょう。

画像はエナメルレザー用のクリーナーを使っています。特定の革専用のものはクリーム以外にもあります。本革の種類を問わず使えるクリームもありますが、専用のクリームを使った方がきれいな仕上がりになります。ちなみに、違う革の種類用のクリームを使うとシミができたり浸透しないという問題が起こります。

革製品のお手入れで使うクリーム(オイル)の選び方は?

クリーム・オイルの選び方①ツヤ出しに乳化性クリームかマスタングペースト

クリーム・オイルの選び方1つ目は、ツヤ出しには乳化性クリームかミンクオイルを使うことです。乳化性クリームはオイルとロウ、水、有機製剤が配合され、革製品に栄養をプラスするのが特徴です。

乾燥したりひび割れしたときに乳化性クリームを使ってお手入れすると、革に潤いが与えられ、ツヤが出ます。乳化性クリームは柔らかくする効果もあります。新品の革製品にこのクリームを塗ると、柔らかくなって使いやすくなります。

マスタングペーストには動物性油脂が含まれています。乳化性クリームと同様に本革を元気にする効果があります。注意点はごく薄く塗ること。浸透しやすいのでつけすぎるとシミになります。

クリーム・オイルの選び方②ツヤ出しにはワックスクリーム・ラナパー

クリーム・オイルの選び方2つ目は、ツヤ出しにはワックスクリームを使ってお手入れすることです。ワックスクリームはロウとオイルが主成分で、ツヤ出しに特化しているため革製品を補修するような効果はありません。ロウが含まれているので多少の防水効果もあります。また、ワックスクリームは靴墨とも呼ばれます。

ワックスクリームの使い方は、乳化性クリームを塗った後に布で薄く塗り重ねていきます。厚く塗ってしまうと通気性がなくなり、革のひび割れを起こします。

ラナパーはワックスが混ざったオイルです。そのため防水やツヤ出しといったワックスクリームと同じような効果があります。使い方は、ブラッシングした後ラナパーを薄く塗ります。ワックスクリームと違い、これだけで使えます。

クリーム・オイルの選び方③牛革以外はデリケートクリーム

クリーム・オイルの選び方3つ目は、スエードやソフトレザーなど繊細な革製品にはデリケートクリームがおすすめです。起毛性の革製品もこちらでお手入れしましょう。デリケートクリームは乳化性クリームの水分を多くした成分で、シミになりにくいのが特徴です。


デリケートクリームの使い方は乳化性クリームと同じです。ジェル状で柔らかく、伸ばしやすいので扱いも楽です。べたつかないので鞄の取っ手など直接手が触れる部分に使えます。

【革製品】財布・鞄のお手入れ|おすすめのクリーム(オイル)10選

財布・鞄用のおすすめ①革製品用モウブレイのデリケートクリーム

財布・鞄用のおすすめ1つ目は、モウブレイのデリケートクリームです。どんな革製品にも使えます。塗った時は濡れたように見えますが、乾燥すると落ち着きます。光沢は出ないのでマットに仕上げたいときや、革を柔らかくしたいときにおすすめです。

財布・鞄用のおすすめ②爬虫類革用レプタイルクリーム

財布・鞄用のおすすめ2つ目は、サフィールのレプタイルクリームです。クロコダイルやパイソンなど爬虫類の革製品専用です。表面に付いた汚れを落として栄養をプラスし、特有の柄や風合いを維持できます。多少臭いがあります。

財布・鞄用のおすすめ③本革用ラナパーレザートリートメント

財布・鞄用のおすすめ3つ目は、ラナパーレザートリートメントです。汚れ落としや表面保護、撥水効果とこれ一つで革製品のお手入れがすみます。天然由来の成分で嫌なにおいがなく、浸透性が低いため革が柔らかくなりません。

財布・鞄用のおすすめ④オイルレザー用コロンブスミンクオイル

財布・鞄用のおすすめ4つ目は、コロンブスのミンクオイルです。オイルレザー専用の保革クリームで、ひび割れから守る効能があります。色落ちするので色がついた革製品には向きません。価格は安く600円程度で購入できます。

財布・鞄用のおすすめ⑤分厚いレザーに使えるマスタングペースト

財布・鞄用のおすすめ5個目は、キャプトスタイルのマスタングペーストです。本革ならどんなものでも使えます。浸透性の高い馬油を使用しており、厚いレザーでも油分が入っていきます。ペーストなので伸びやすくムラなく塗れます。

財布・鞄用のおすすめ⑥本革が復活する革の達人

財布・鞄用のおすすめ6個目は、革の達人です。ホホバオイルなど天然成分が配合されていて、くたびれた革製品に使うと復活します。表面に加工されてあるものの手入れには使えません。革がとても柔らかくなるので手袋にもおすすめです。

財布・鞄用のおすすめ⑦ボックスレザー用レノベイタークリーム

財布・鞄用のおすすめ7個目は、サフィールのレノベイタークリームです。ボックスレザーやカーフスキンのお手入れ向けです。革製品に栄養を与えて柔らかくし、表面に膜を張るためツヤ出しもできます。独特な臭いがあります。

財布・鞄用おすすめ⑧光沢のある本革に使えるクリームエッセンシャル

財布・鞄用のおすすめ8個目は、モウブレイのクリームエッセンシャルです。ローション状でツヤ出し・汚れ落とし・栄養補給の機能があります。一般的な革のものの他に、コードヴァンやブライドルレザーなど光沢のある本革製品の手入れもできます。

財布・鞄用おすすめ⑨キズ補修のアドカラーチューブ

財布・鞄用のおすすめ9個目は、コロンブスのアドカラーチューブです。キズの補修用で、体に接触する部分以外に使えます。革製品に傷を作ってしまったときのお手入れにどうぞ。色は黒やブラウンなど天然皮革のカラーがあります。

財布・バッグ用おすすめクリーム⑩防水効果のワセリン

財布・鞄用のおすすめ10個目は、ワセリンです。肌が乾燥しているときに使われるワセリンですが、革製品に使用すると防水効果が期待できます。本革用ではないので、使うときは色落ちしないか試してからにしましょう。

ワセリンの種類については、こちらの記事で知ることができます。効果のある使い方も紹介されていますので参考にしてくださいね。

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ワセリンの種類4選|効果や便利なワセリンのおすすめの使い方も

この記事では、ワセリンの使い方や効果、種類についてまとめています!おす

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革製品をお手入れして長く使おう

革製品のお手入れについてご紹介しました。お手入れするときれいになるのはもちろんですが、愛着がわいて長く使おうと思うようになりますよ。どのクリームを選べばいいか分からない、という方はデリケートクリームから試してみましょう。


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