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バスボムとは

バスボムは入浴剤の一種

バスボムはバスボールとも呼ばれますが、ボムと聞くと、爆弾?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、こちらはお風呂の入浴剤の種類を指します。入浴剤をポンっと浴槽に入れると、シュワシュワと泡が出るのを見たことがありませんか?そう、それこそがバスボムです。

材料を混ぜ合わせる事で化学反応が起き、二酸化炭素を発生させてシュワシュワの泡を作り出しています。皆さんもお馴染み、バス用品を扱うお店”ラッシュ(LUSH)”では、色鮮やかなバスボムが販売されています。

バスボムは子供から大人まで魅了するバスグッズ

バスボムは、浴槽にポンっといれた瞬間にシュワシュワの泡を放ち、また、同時に浴槽のお湯がカラフルに変化します。目だけでなく心までもを揺さぶるバスボムは、小さなお子さんだけでなく、大人までも楽しくさせてくれるバス用品として人気があります。

また、手作りするという事でお子さんには実際に理科の実験をしているような感覚で、興味を持ってもらう事も出来るのでそれも魅力の一つですね。手作りのバスボムを使う事によって、肌で感じるだけでなく、目で色を楽しみ、鼻でにおいを楽しみながらお風呂に入ることが出来ます。きっと一日の疲れをとってくれるでしょう。

バスボムを作るのに必要な材料7選

バスボムを作るのに必要な材料①重曹

まず始めに、重曹を使用する分量は大さじ8杯です。重曹とは炭酸水素ナトリウムのことで、簡単に水に溶け、弱アルカリ性を示す性質があります。肌の角質を落とす効果が重曹にはあります。

入浴剤だから直接肌に触れるものだし、ナチュラルに、自然なものにしたい、と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?重曹は大きく分けて薬用、食用、工業用の3種類があります。下記に少しまとめてお伝えしますので、参考にしてみて下さい。

    重曹の種類

  • 薬用は、薬として使用される事が目的で、粒子のキメが細かいのが特徴です。胃酸を中和する働きがある為、胃腸薬、胃酸過多症薬に使われています。
  • 食用は、口に入れても害がないように製造されており、食品衛生法を適用しています。植物やペットにも害がなく安心です。
  • 工業用は、掃除の為に使用される事が目的で、粒子が他に比べて粗いのが特徴です。洗剤やクレンザー、臭い取りにも使われます。

このように重曹には3つの種類がありますが、今回は食用の重曹をご用意頂くことをオススメします。バスボムは入浴剤ですので肌に触れますし、また、お子さんがいる家庭では、万が一にバスボムを使ったお湯がお子さんの口に入ってしまっても安心なので、食用をオススメします。

バスボムを作るのに必要な材料②クエン酸

クエン酸を使用する分量は大さじ4杯です。クエン酸とはレモン等の柑橘類、梅干し、お酢に含まれる”酸っぱい”を感じる部分の成分のことです。水に溶けやすく、重曹とは正反対の酸性を示す性質があります。

重曹のアルカリ性とクエン酸の酸性を合わせる事で中和して二酸化炭素が発生し、勢いよく発泡します。これこそがバスボムの仕組みですね。

中和された事によって水の性質が柔らくなり、温泉のようなお湯になります。温泉のお湯は肌に良いと言われますが、肌の乾燥トラブルについて、バスタイムを利用して出来る肌のケア方法についてこちらの記事で詳しく紹介されていますので、参考にしてみて下さい。

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バスボムを作るのに必要な材料③コーンスターチ

コーンスターチを使用する分量は大さじ4杯です。コーンスターチとは、とうもろこしを原料としたでんぷん粉です。とうもろこしとはいえ、臭いは無く、触るとキュッキュッとした感触があります。

もしもお手元に片栗粉があるのであれば、片栗粉で代用することも可能です。その際も使用する分量は大さじ4杯です。片栗粉はじゃがいもを原料としたでんぷん粉ですが、働きは同じです。コーンスターチも片栗粉も、簡単にスーパーで手に入る材料ですので、お家にある材料の方をまずは使って頂ければ大丈夫です。

バスボムを作るのに必要な材料④水

水を使用する分量は少々です。水は、霧吹きに入れて使う事をとてもオススメします。材料を混ぜ合わせた段階で水を加えていきますが、材料が重曹やコーンスターチといった粉ものですので、霧吹きを使って水を少しづつ足していく方法が最も適しています。


バスボムを作るのに必要な材料⑤ボールとスプーン

全ての材料を混ぜ合わせるために、大きめのボールを準備して下さい。材料が粉ものですので、大きめの方が混ぜやすいです。混ぜ合わせにはスプーンを使います。どんなボールとスプーンでも構いません。普段から使っているもので使いやすいものをご使用下さい。

バスボムを作るのに必要な材料⑥サランラップ

サランラップは、全ての材料を混ぜ合わせた後にバスボムボールを形成するために使います。サランラップを使う事で、手を汚すことなく形成できますよ!

こちらでは、スタンダードな形のボール型の材料としてサランラップを挙げましたが、他の形のバスボムを作る時には下記、”バスボムの使い方は” ”簡単アレンジであなたの特別なバスボムを”をご参照下さい。

バスボムを作るのに必要な材料⑦食紅とエッセンシャルオイル

バスボムボールの色付けに食紅を使い、香り付けにエッセンシャルオイルを使います。しかしこれらの材料はあくまでもオプショナルですので、使用用途によって追加でご用意下さい。

この2つの材料を使わない場合は、色は白色のバスボムボールとなります。バスボムの効果には変わりありませんので、まずは、色付けも香り付けもしない状態での作り方を覚えて、後からあなたらしいかわいいバスボムを作ってみるのもいいですね。

バスボムの作り方は

シンプルでスタンダードな手作りバスボムボールの作り方


お気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか?バスボムの作り方で必要な材料は、道具を抜いてしまえば、重曹、クエン酸、コーンスターチまたは片栗粉。と、とっても簡単な材料で出来てしまうのです!

粉もの材料は全て白色をしていますので、スタンダードなバスボムボールは白色の入浴剤となります。粉もの材料を全て混ぜ合わせ、少量の水を加えながらコネコネしていきます。そうすることで、粉もの材料を形成していきます。

    スタンダードなバスボムボールの作り方

  1. 1重曹、クエン酸、コーンスターチまたは片栗粉の全ての材料を使用分量用意します。
  2. 2粉もの材料の使用分量が準備出来たら、粉もの材料全てをボールに入れます。
  3. 3スプーンで混ぜ合わせます。
  4. 4水を霧吹きを使って少量づつ加えながら混ぜ合わせます。この工程が一番のポイントです。必ず少量づつ水を加えて下さい。霧吹きで1回追加しては混ぜる、を繰り返し行って下さい。
  5. 5手で直接触ってみて、少ししっとりとした感じがするまで混ぜ合わせます。
  6. 6材料がまとまったら、適量を取りサランラップで丸めます。
  7. 7手のひらでコロコロと丸めてみて下さい。綺麗な丸い形が出来ればバスボムボールの形成が出来上がりです。
  8. 8形成が出来上がったら、あとは乾燥させます。新聞紙の上などで乾かすとよいでしょう。数時間もすれば固まりますが、半日から1日乾燥させると完全に固まりますので、急ぎでなければ十分な時間乾燥させましょう。

POINT

水の分量に注意!

水を霧吹きで追加する工程が一番のポイントです。必ず1回づつ霧吹きで水を追加して材料を混ぜ合わせましょう。水が一度に大量に入ってしまうと、作り始めたばかりなのに化学反応を起こし、発泡してしまいます。ですので水を追加する工程は慎重に行いましょう!

色付けや香り付けをした手作りバスボムボールの作り方

先にご紹介したスタンダードなバスボムボールの作り方では、真っ白いボール型のバスボムの入浴剤が出来上がりますが、ここでは色付けと香り付けをして、かわいいバスボムボールの作り方をご紹介します。

    色付けや香り付けをしたバスボムボールの作り方

  1. 1重曹、クエン酸、コーンスターチまたは片栗粉の全ての材料を使用分量用意します。
  2. 2粉もの材料の使用分量が準備出来たら、粉もの材料全てをボールに入れます。
  3. 3スプーンで混ぜ合わせます。
  4. 4水を霧吹きを使って少量づつ加えながら混ぜ合わせます。この工程が一番のポイントです。必ず少量づつ水を加えて下さい。霧吹きで1回追加しては混ぜる、を繰り返しして下さい。
  5. 5ここで色付けに使う食紅、香り付けに使うエッセンシャルオイルを追加します。今回は5滴ほどが適量です。
  6. 6しっかりと混ぜ合わせましょう。食紅やエッセンシャルオイルを均一にさせるために丁寧に混ぜ合わせます。
  7. 7手で直接触ってみて、少ししっとりとした感じがするまで混ぜ合わせます。
  8. 8材料がまとまったら、適量を取りサランラップで丸めます。
  9. 9手のひらでコロコロと丸めてみて下さい。綺麗な丸い形が出来ればバスボムボールの形成が出来上がりです。
  10. 10形成が出来上がったら、あとは乾燥させます。新聞紙の上などで乾かすとよいでしょう。数時間もすれば固まりますが、半日から1日乾燥させると完全に固まりますので、急ぎでなければ十分な時間乾燥させましょう。

香り付きのバスボムは、あなたのバスタイムをより一層リラックスさせてくれる効果がありますが、それ以外にも時間の有効活用リラックス方法としてバスタイムに読書する方法があります。半身浴で身体をあたためながら、読書しませんか?こちらの記事ではその際の便利なグッズを紹介しているので、参考にしてみて下さい。

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バスボムの使い方は

発泡する入浴剤として

手作りのバスボム入浴剤をあなたのバスグッズとして、リラックスバスとして使ってみませんか?市販の入浴剤と同様に、湯船にポイっと手作りのバスボムボールを入れるだけです。たったそれだけです。

シュワシュワっと泡を立て始めた湯船は、あなたのバスタイムをより一層特別にしてくれるでしょう。お子さんがいらっしゃる家庭では、お子さんをお風呂に入れるのが大変、なんて事もあるのではないでしょうか?そんな時は是非この手作りバスボムを利用してお子さんにバスタイムを楽しんでもらいましょう。

シュワシュワを感じ、いつもと違う色や香りのお風呂で、親子一緒になって楽しいお風呂の時間を過ごせるアイテムとなりますよ!大変だったお風呂の時間が楽しいお風呂の時間に早変わりです。

簡単アレンジであなたの特別なバスボムを

色付けや香り付けを変える事で、あなたらしいバスボムが作れますが、バスボムボールの形を変えてみてはどうでしょう?ご紹介したサランラップを使って作る丸い形ではなく、クッキーの型、お弁当に使うシリコンカップを使ってかわいい形を作ってみましょう。

バスボムを作るのに必要な材料もバスボムの作り方も全く変わりありません!形成する段階でサランラップの代わりにクッキー型やかわいいシリコンカップを使うだけです。型にバスボムの材料を隙間なく詰め込むだけです。型抜きの時には型崩れしないよう注意して下さい。

そしてもう一つは、おもちゃ付きバスボムです。バスボムが溶けた後にはなんとおもちゃが出てきます。バスボムの中に入れる事が出来る小さなおもちゃを、形成する時に中に詰め込むだけです。これはお子さんのバスタイムをより一層楽しい時間にしてくれる事間違いなしです。

かわいいプチギフトとして

入浴剤のギフトは大変人気がありますが、手作りの入浴剤ともなれば贈り物として相手に喜ばれるでしょう。香りは人それぞれ好みがあるので難しいですが、色の付いたかわいい形のバスボムを、ギフト用のラッピングとリボンで包めばプチギフトの出来上がりです。

バスボムの材料が簡単に手に入るものばかりで、そして、お子さんにも安全で安心して使って頂けるものなので、お子さんがいる方への贈り物としても気配りや気遣いが嬉しいですね。

手作りバスボムを使ってあなたのバスタイムをより一層リラックスしたものに

お家で簡単に作る事ができて、自分好みの色や香りを付けることができる手作りバスボムはいかがでしたでしょうか?バスボムを毎日使いたいけれど、購入しようとなると経済的にちょっと…という方も、手作りすれば問題なしです。材料が簡単にスーパーや100均一や薬局でお手頃価格で準備出来ますし、何個も手作り出来ます。

今回ご紹介したものを参考に、是非とも色々な色や香りの組み合わせにチャレンジしてみて下さい。あなたのバスタイムをきっと素敵な時間へと変えてくれます。


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