重ねてお礼申し上げますの意味と使い方は？ビジネスメールの例文・英語も

重ねてお礼申し上げますの意味とは？

重ねてお礼申し上げますの意味は改めてのお礼を意味する

重ねてお礼申し上げますという言葉の意味は、改めてのお礼を意味する言葉になります。普段友達や家族に重ねてお礼申し上げますとは言わないと思うのですが、この表現はビジネスメールをはじめとしたフォーマルな場ではよく使われる表現になります。相手に対して深く感謝している気持ちが伝わる表現となっています。

重ねてお礼申し上げますについては、2つ以上何かお礼を言うことがあってまず最初のそのお礼を伝えている前提で、もう一つの物事に対してのお礼を述べる場合に使う表現になりますので、一言目から重ねてお礼申し上げますというようなことはないので、その点をまずは意識しておくと間違った使い方をしなくて済むでしょう。

重ねてお礼申し上げますの感謝の意はありがとうございますと同じ

重ねてお礼申し上げますの感謝の意は、ありがとうございますと同じです。ありがとうございますという言葉は、感謝の意を示す言葉の代表格と言えますが、重ねてお礼申し上げますに関しても相手に伝わる意味合いは同じです。ただし、改めてお礼をしている観点から、深い感謝の意が伝わる表現とも言えるでしょう。

ビジネスの場において感謝の意は伝わり過ぎるということは基本的にありません。他のことで相手を恐縮させるのは、相手に対しての気遣いに欠けることになる可能性がありますが、深い感謝に関してはそのような心配は一切ありませんので、重ねてお礼申し上げますを安心して使ってもらえたらと思います！

重ねてお礼申し上げますはビジネスメール等で使うと効果を発揮する

重ねてお礼申し上げますはビジネスメール等で使うと効果を発揮する言葉になります。もちろん口頭で使っても不自然な表現ではないのですが口頭よりは文章で見かけることの方が多い表現であると言えます。そのため特にビジネスメールでのお礼の際にさりげなくこういう表現を使えると相手の心象がグッと良くなることでしょう。

重ねてお礼申し上げますという言葉以外でもビジネスで使いこなしたい敬語はあります。「お気になさらないでください」という表現もそれに当たりますので、こちらも是非マスターしてもらえたらと思います！下記の関連記事を読むとそのニュアンスや使い方が分かりやすく紹介されていますので、こちらも読んでみてください。

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【場面別】重ねてお礼申し上げますの使い方と例文は？

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文①口頭での使用

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文において、口頭での使用のパターンを見ていきます。重ねてお礼申し上げますという言葉は口頭でも文面でも両方で使うことができる言葉です。口頭で使用する場合は相手に対する最大限の敬語として、使うことを意識ましょう。

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文②ビジネスメール

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文における、ビジネスメールの場合について紹介していきます。重ねてお礼申し上げますについてはビジネスメールで使用される場合が最も多い言葉であると言えます。そのため、ここでの使い方をしっかり習得することは、ビジネスパーソンとして重要なことであると言えるでしょう。

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文③お礼状

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文としてお礼状における場合を紹介します。お礼状については、特にこの重ねてお礼申し上げますという言葉が多く使われる状況になりますので、使うシーンがあれば進んで使っていきましょう。特に丁寧なお礼状は相手からの印象値を上げますので、しっかりこの表現を使うようにしましょう。

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文④報告書

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文における、報告書での場合を紹介します。報告書でも重ねてお礼申し上げますという言葉を使います。例文を見てもらうと冒頭の文章だと分かるかと思いますが、報告書での場合は使われ方がかなり限られているので、一旦例文のパターンを押さえておけば大丈夫です。

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文⑤手紙

重ねてお礼申し上げますの使い方と例文における、手紙での場合を紹介します。手紙の場合は様々なシーンで使われますので、例文は挙げてもきりがないくらいのパターンが登場します。しかし他のパターンで紹介した例文も活用できますし、例文の応用も効きますので、そう心配はいらないでしょう。

重ねてお礼申し上げますの使い方のコツは？

重ねてお礼申し上げますの使い方のコツ①ありがとうございますと一緒に使う

重ねてお礼申し上げますの使い方のコツとして、ありがとうございますと一緒に使うことが挙げられます。先述の例文では、すべて「ありがとうございます」という言葉の後に使われていましたが、基本的にはまず「ありがとうございます」という基本的な感謝の気持ちを述べた後に、他に対する感謝を示す際に使う言葉です。

そのため最初に「ありがとうございます」と相手に伝え、その後に「重ねてお礼申し上げます」と使うのが基本的なパターンになります。もちろん一言目を「ありがとうございます」ではなく「感謝申し上げます」にしても意味は通じますが、畏まりすぎた表現になるので、先に「ありがとうございます」を使った方が無難です。

重ねてお礼申し上げますの使い方のコツ②ありがとうございますと文章を離す

重ねてお礼申し上げますの使い方のコツとして、本当に深い感謝の念を表すならばありがとうございますと文章を離すことが挙げられます。例文に関しては分かりやすく紹介するために文章が続いていますが、本来であれば1つ目に「ありがとうございます」と言っている物事に対しての感謝をしっかり伝えてから次に行くべきです。

そのため、一つ目の物事に対しての感謝を2～3文で綴った後に、さらに「重ねてお礼申し上げます」と続けた方が、より深い感謝の念が伝わるのです。ただし、あまりに丁寧過ぎる感謝の文章を常に求められているわけではありませんので、要件を端的に伝えたい場合は例文のように文章を続けてもOKです。

重ねてお礼申し上げますの使い方のコツ③一回の使用に留める

重ねてお礼申し上げますの使い方のコツとして一回の使用に留めることが挙げられます。重ねてお礼申し上げますという表現を使っている時点で、最低2つの物事に対しての感謝を述べていることになるのですが、これが3つ4つとなってくると、本題が分からなくなってしまいます。そのため、2つくらいにまとめるべきなのです。

これが感謝状であればすべてに触れてもいいのですが、ビジネスメール等での使用であれば、2つくらいにまとめてお礼を伝えて、お礼を伝え足りないなら次回に会った時に直接頭を下げてお礼の言葉を伝えるようにしましょう。

重ねてお礼申し上げますの類義語表現は？

重ねてお礼申し上げますの類義語表現①深くお礼申し上げます

重ねてお礼申し上げますの類義語表現には「深くお礼申し上げます」があります。重ねてお礼申し上げますという言葉が深い感謝の意を表す言葉でありがとうございますの後に使わるのに対して、「深くお礼申し上げます」という表現は最初から使うことができます。より深く感謝の意を表したい場合はこの言葉を使います。

ただしこの言葉についても毎回同じような表現ばかりを使っていると、その感謝の意が薄くなってしまいますので、使い過ぎには注意が必要です。様々な語彙を駆使して、違う表現を積極的に使っていくことで相手への伝わり方も大きく変わってきますので、常に語彙を増やしていく努力を欠かさないようにしましょう。

重ねてお礼申し上げますの類義語表現②重ね重ねお礼申し上げます

重ねてお礼申し上げますの類義語表現として、重ね重ねお礼申し上げますという表現があります。この表現については重ねてお礼申し上げますと非常に似ている表現になります。まず、重ねてお礼申し上げますが違うカテゴリのことに対しても改めてお礼を言いたいことを表しています。そのためお礼したい項目は2つ以上あります。

しかし重ね重ねお礼申し上げますに関しては感謝の念が非常に深く、一つの物事に対して改めてお礼を言いたいとする言葉になりますので、2つ以上お礼を言いたい対象のカテゴリがない場合でも使うことができる表現になります。似ているのですが、違った表現の仕方ができる類語表現になるため注意が必要です。

重ねてお礼申し上げますの類義語表現③併せてお礼申し上げます

重ねてお礼申し上げますの類義語表現として「併せてお礼申し上げます」という表現があります。この表現については重ねてお礼申し上げますと同じ使い方ができる言葉です。どちらかというと重ねてお礼申し上げますという言葉をビジネスメール等で使い、「併せてお礼申し上げます」は口語で使う言葉になります。

重ねてお礼申し上げますという表現は非常にフォーマルな色が濃い表現になっていますので口語で使うと堅苦しくなりすぎる印象があるのですが、併せてという表現に言い換えることでフォーマル感がやや薄れるので堅苦しくなり過ぎないのがこの表現のメリットです。ただし文章で使うと少し違和感がありますので注意が必要です。

重ねてお礼申し上げますの類義語表現④重ねて感謝申し上げます

重ねてお礼申し上げますの類義語表現として「重ねて感謝申し上げます」があります。この表現は「お礼」と「感謝」が違っているので、意味合いとしては同じ言葉になります。そして用法としても同じなのですが、使い方としては3つ以上のカテゴリに対して感謝の気持ちを述べたい時に有効な表現となります。

一つ目の感謝では「ありがとうございます」と使い、2つ目に関しては「重ねてお礼申し上げます」と記します。そして三つ目で同じ表現が重ならないように「重ねて感謝申し上げます」という表現を使います。さらに意気込み等も付け加えると非常に心がこもった文章になることでしょう。

重ねてお礼申し上げますの類義語表現⑤改めてお礼申し上げます

重ねてお礼申し上げますの類義語表現として「改めてお礼申し上げます」という言葉があります。この表現はお礼を伝えるタイミングについて、タイムラグがある場合に使ったり、また以前に口頭でお礼はしっかり伝えているけれども改めてお礼を言いたい時などに使える表現になります。非常に使うシーンが多い表現です。

この表現に関しては重ねてお礼申し上げますと一緒に使うシーンもあります。最初にお礼を言う項目に関しては以前にお礼を伝えているので「改めてお礼申し上げます」と記し、次にお礼を伝える事項に関しては「重ねてお礼申し上げます」と付け足すのです。

このように重ねてお礼申し上げますの類語表現はたくさんあり、これらをしっかり使い分けていくことで、ビジネスメールをはじめとした仕事におけるコミュニケーションが円滑になっていきます。ここで紹介したことはしっかり覚えておくようにしましょう！

重ねてお礼申し上げますの英語表現は？

重ねてお礼申し上げますの英語表現はシンプルな表現が多い

重ねてお礼申し上げますの英語表現はシンプルな表現が多くなっています。下記のリストを見てもらうと、英語表現が分かるようになっていますので参照してください。英語表現における補足をしておくと、まず基本的には一番上の表現が良く使われる英語表現になるのですが、状況に応じて他の英語表現を使うことになります。

日本語の場合はビジネスメールにおいて重ねてお礼申し上げますと使えるのですが、英語の場合は文脈に応じて変えていく必要がありますので、文脈に応じて他の表現も使いましょう。また「grateful」のような違った単語を使った英語表現を使うと、より改まった感が出ますので、こういう英語も覚えておきましょう。

重ねてお礼申し上げますの英語表現

• Thank you again（改めてありがとう）
• I`d like to say thank you(ありがとうと言いたい）
• Thank you so much(本当にありがとうございます)
• Thank you too(私も感謝しています）
• I`m grateful to your attentiveness also(あなたの心遣いにも感謝しています）

重ねてお礼申し上げますの英語表現の英語表現における注意点

英語表現の注意点としては、同じ表現を連発しないことが挙げられます。英語において同じ表現を多用すると、語彙の不足が顕著に分かってしまいます。それは英語に限らず日本語でも同じなのですが、特に英語に関しては日本人にとって母国語でも公用語でもないのでそれが顕著に出てしまうのです。

また英語に関しては「こういう言い回しをしておけばOK」だという認識で臨ますに、常にそのシーンにおいてどのような英語訳がふさわしいのかをその都度ジャッジしていく必要があることも認識しておきましょう。先述した5パターン以外の英語表現もまだまだありますので、その都度しっかり考えていく必要があります。

重ねてお礼申し上げますを使いこなして一人前のビジネスパーソンになろう！

重ねてお礼申し上げますという言葉がビジネスメール等でしっかり使いこなせることで、相手に感謝の気持ちをしっかり伝えることができる一人前のビジネスパーソンであるということが言えるでしょう。ここで紹介した例文や英語表現も参考にしながら、それぞれのシーンに合った使い方をしっかり意識してもらえたらと思います。

相手からありがとうございますと感謝の言葉を改めて言われたら誰でも嬉しくなるものです。そしてそれが本物だと示し、一つ一つの物事に対して丁寧に示しているのが重ねてお礼申し上げますという表現です。あなたが美人巣パーソンとして大成する一助としてここで紹介したことを役立ててくれたらうれしいです！