ボディクリームの効果
①全身の保湿
ボディクリームは、腕や足など全身を保湿することができるアイテムです。ボディローションやボディミルクと比べると油分が多く、より保湿効果が高いのが特徴です。身体は顔と違って保湿ケアを怠りがちですが、ボディクリームを使うことで乾燥をしっかりと防ぐことができます。
皮膚表面に油膜を作り、水分の蒸発を防ぐ効果もあります。水分をキープすることで、肌触りの良い透明感のある肌に導きますよ。乾燥肌の方や、湿度の低い冬場には手放せないアイテムです。
こちらの記事では、乾燥肌におすすめする市販ボディクリームをご紹介しています。プチプラや薬用のものまで、幅広く紹介されていますよ。選び方のポイントも解説されているので、是非参考にしてください。
②マッサージの摩擦軽減
伸びの良いボディクリームは、マッサージクリームとして使用することが可能です。マッサージは体の血行を良くしてくれますが、摩擦が生じると色素沈着や肌荒れの原因となります。ボディクリームはたっぷりと使用すれば、肌の負担となる摩擦を防ぐ効果がありますよ。
浸透力の良いボディクリームは、マッサージクリームとしては不向きなので注意しましょう。程よく油分が残り、滑りが良いものがマッサージクリームとしての効果が高いです。マッサージに特化したボディクリームも販売されています。
③香りによるリラックス効果
マッサージクリームには香料が含まれているものも多く、リラックス効果が期待できます。好きな香りのボディクリームを選択すれば、ケアをするたびにリフレッシュすることができますよ。特にアロマオイルが配合されているものは、高いリラックス効果や安眠効果を得ることができるでしょう。
柔らかい香り方が特徴で、香水代わりに使用するのもおすすめの使い方です。好きな香りを基準にボディクリームを選んでみるのも良いですね。
【場所】ボディクリームの正しい塗り方
①手・腕
身体の中でも乾燥しやすい場所である、手と腕から塗り始めましょう。二の腕の方から手先に向かってボディクリームを馴染ませてください。指は、もう片方の手の指で根元を挟み、引き抜くようにすると塗りやすいです。
手はシワが多く、ボディクリームが浸透しにくい場所です。ついケアを疎かにしがちなパーツですが、念入りに塗りこむと良いでしょう。
②脚
足首から膝、膝から太腿のように、下から上へ向かってボディクリームを塗りましょう。この際、リンパを流すようにすると良いですよ。乾燥が気になる場所でもある、すね側も塗り忘れの無いように気をつけてください。
脚にボディクリームを馴染ませられたら、かかとやつま先にも手の指を使って丁寧に塗りこみましょう。こちらも乾燥しやすい場所なので、念入りに塗ってください。
③背中・お腹
背中やお腹は汗をかきやすく、蒸れやすい場所なので薄めに塗り広げましょう。乾燥をあまり感じない方は、毎日塗らなくても大丈夫ですよ。また、背中はとても塗りづらい場所です。手の平で塗るのではなく、手の甲でボディクリームを塗り広げるようにするとやりやすいので、是非実践してみてください。
④肘・膝には重ね付け
肘や膝などの乾燥しやすいパーツには、重ね付けをするとより効果的です。汗腺の少ない場所やシワが多い場所は、他のパーツに比べると乾燥しやすいです。ボディクリームを全身に塗り終えたら、保湿が足りていない場所は無いか確認してみてください。ボディクリームの量を足し、重ね付けして保湿力を高めてくださいね。
【タイミング】ボディクリームの正しい塗り方
①お風呂上がり
お風呂上がりが、最もボディクリームを塗るのにベストなタイミングです。お風呂上がりは肌が柔らかく、毛穴が広がっているのでボディクリームが浸透しやすいですよ。程よく水気が残っていると、固めのテクスチャーのボディクリームも伸びが良くなるので、塗りやすくなります。
②浴室から出る前がおすすめ
ボディクリームは、蒸気がこもった浴室を出る前のタイミングで塗るのがおすすめです。身体はタオルで水気を拭いた瞬間から乾燥が始まります。お風呂から出たらすぐのタイミングでボディクリームを塗るようにしましょう。
しかし、お風呂上がりは顔に化粧水を塗ったり、髪を乾かしたりとなかなか忙しいタイミングでもあります。他の事をしていたら、全身の肌がすっかり乾いてしまったということもありますよね。
肌に水気が残っている方がボディクリームの馴染みも良いので、タオルで身体をさっと拭いたら、浴室でボディクリームを塗ってしまいましょう。
③香りを持続させるなら朝
日中もボディクリームの香りを持続させたいのであれば、朝のタイミングで使用するのがおすすめです。ボディクリームの保湿効果を最も感じられるタイミングはお風呂上がりですが、夜に付けると時間の経過や寝ている間のこすれによって香りが薄れてしまいます。
ボディクリームを軽い香水代わりに使用したり、日中もリラックス効果を求めたりするのであれば、少し面倒ですが朝と夜の二度使いをしましょう。
こちらの記事では、いい香りのボディクリームをご紹介しています。香りを持続させる塗り方のポイントや注意点も解説されています。とても参考になるので、是非併せてお読みください。
【量】ボディクリームの正しい塗り方
①1パーツあたり100円玉～500円玉大
ボディクリームは、1パーツあたり100円玉～500円玉大が一般的な適量とされています。適量よりも多い量を使用すると、ベタつきによる不快感の原因となります。逆に塗る量が少ないと、肌の奥までボディクリームが浸透せず、十分な保湿効果が得られません。
1パーツごとに適量を出しながら使用してください。せっかく時間をかけてお手入れするのですから、しっかりとボディクリームの効果が発揮できるように、適量を守って使用しましょう。
②パーツごとに調節
塗る場所によって使う量を調節すると、より高い保湿効果を実感することができます。基本的には100円玉の大きさくらいの量で十分ですが、乾燥が気になる場所には500円玉大ほどの量をたっぷりと使用すると良いでしょう。肌の乾燥具合をしっかりと観察してから塗ってみてください。
ボディクリームの効果を高める塗り方
①手の平で温める
ボディクリームを手で温めてから塗るとより効果的です。ボディクリームは冷たいままだと馴染みが悪く、肌の内部までしっかりと浸透してくれません。ボディクリームを手に取ったらすぐに身体に付けるのではなく、手と手でプレスするようにして柔らかくしてから体に馴染ませましょう。
②くるくると塗りこむ
ボディクリームはゴシゴシと摩擦をかけて塗るのではなく、くるくると馴染ませるのがコツです。円を描くように塗りこむことで、シワがある部分にもしっかりと浸透してくれます。摩擦をかけて塗るのは、シワやたるみの原因となるので注意しましょう。
③毎日塗る
ボディクリームは、毎日欠かさず塗ることで高い効果を実感することができます。入浴やタオルの摩擦などで、肌は日々乾燥します。その日の乾燥はその日のうちにケアすることで、どんどん柔らかい肌になっていきますよ。お風呂上がりのタイミングでボディクリームを塗ることを習慣にしましょう。
④化粧水で水分補給
いつもよりも乾燥が気になる時は、化粧水で肌内部に水分を補給してからボディクリームを塗ると良いでしょう。より潤いを感じる肌に仕上がりますよ。肌の水分が足りないと感じる時や、ボディクリームの保湿力に物足りなさを感じる時に是非試してみてください。
化粧水はサラサラとしたテクスチャーのものが多く、全身に塗りこむのは大変です。ミストタイプの化粧水を使って、体に吹きかけると簡単にできますよ。
ボディクリームは顔や髪にも使える？塗り方は？
①顔に付けるのはNG
ボディクリームはあくまでも身体専用のクリームなので、顔への使用は避けた方が良いです。成分や使用感などは身体専用に作られているので、身体より皮膚が薄い顔には負担となってしまうのです。ボディクリームによっては香料や清涼感のある成分が含まれている場合もあり、肌が傷んだり目が染みる可能性があります。
刺激となる成分が入っていない場合は、顔に使用しても成分的には問題はありませんが、テクスチャーが固いなどの顔の肌には合わない特徴があるので避けるべきです。どうしても顔と身体のケアアイテムを一つにしたい場合は、顔・体兼用のクリームの購入をおすすめします。
②髪に使うのはOK
ボディクリームは、髪に使用することができます。ボディクリームに配合されている保湿成分は、髪でもしっかりと役割を果たすことができます。髪に程よいツヤ感を与え、乾燥を防ぐことで静電気対策にもなりますよ。
髪に使用の際には、量に注意が必要です。こっくりとしたボディクリームを付けすぎてしまうと、髪のボリュームが無くなり、かえって不潔感を感じさせてしまいます。ボディクリームを全身に塗った際の残りを髪に使用するぐらいがちょうど良いですよ。
正しい塗り方でボディクリームの効果を最大限に
全身を保湿して柔らかい肌に導いてくれるボディクリームは、何気なく塗るのではなく、正しい塗り方をすることで最大限に効果を発揮してくれます。いつ、どこでボディクリームを使用するかを意識するだけでも、効果には違いがありますよ。
保湿効果を実感したいのならお風呂上がりのタイミングがおすすめです。浴室で使用することで、肌への浸透がしやすくなるので、是非試してみてください。マッサージクリームとして使用したり、香り付けとして使用したりすることも可能です。ボディクリームの正しい使い方を把握して、より効果的に使ってくださいね。
こちらの記事では、おすすめのボディクリームを多数ご紹介しています。値段や香り、使用感などが詳しく解説されています。お気に入りのボディクリームを見つけて、毎日欠かさず使用しましょう！
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事
