そもそもBBクリームとは?
基礎化粧品から下地・ベースメイクを網羅するオールインワンコスメ
BBクリームとは保湿クリームなどの基礎化粧品能力と、ファンデーションなどのベースメイク能力の両方の機能を持った、マルチなコスメアイテムのことを言います。BBクリーム1本に、美容液や乳液、日焼け止め、保湿クリーム、化粧下地、ファンデーションの機能が入っています。
そのため、忙しい朝でも簡単に早くベースメイクまでが完成できると、多くの女性から人気を集めています。更に、使用するコスメアイテムが減るため、コスト重視の人やミニマリストの人からも選ばれている大人気のコスメアイテムなのです。
皮膚科医が開発したお肌のためのコスメアイテム
BBクリームはそもそも、ドイツの皮膚科医が開発したクリームだと言われています。手術後の肌は、いつも以上に敏感です。そんなお肌でもベースメイクが楽しめるよう、皮膚科医の観点から処方されたのがBBクリームが誕生したきっかけだとされています。
最近出てきたイメージもありますが、実は30年以上も前に日本に伝わっています。韓国や台湾、日本を中心としたアジアで特に人気が高いコスメです。そのため、日本人の肌にも合うカラーバリエーションが楽しめることでも注目の人気コスメなのです。
BBクリームと下地の違いは?
違い①カバー力
BBクリームと化粧下地では、BBクリームの方がカバーも違います。能力で言うと、BBクリームの方が上です。化粧下地はファンデーションを必要とするアイテムです。そのため、カバー力に欠けるためです。最近は、カバー力重視の化粧下地も出ていますが、それでもやはりカバー力はBBクリームの方が上であると言えます。
違い②基礎化粧品能力
BBクリームと化粧下地では、基礎化粧品能力でも違いが出ます。BBクリームは基礎化粧品が高いですが、化粧下地はファンデーションのノリを向上するために作られているアイテムであり、基本的には基礎化粧品能力が備わっていません。そのため、保湿能力や美容成分能力で見ても、BBクリームの方が上であると言えます。
違い③配合成分
BBクリームと化粧下地とでは、配合成分も違います。例えば化粧下地は、毛穴を埋めたり化粧崩れを防ぐ機能が重要なので、それに沿った成分が配合されます。しかしBBクリームは、基礎化粧品能力として保湿・美容成分も配合されています。そのため、配合成分においても、この2つは違うものであると判断できるのです。
ちなみに、保湿と美容成分を配合したベースメイクアイテムの1つに、CCクリームというものがあります。BBクリームとCCクリームは同じものと判断する人もいますが、実はこれも違いがあることご存知でしょうか?次の記事では、BBクリームとCCクリームの違いを紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみて下さいね。
BBクリームの正しい使い方や順番を紹介!
BBクリームは化粧水の後
基礎化粧品能力を持つBBクリームですが、化粧水としての能力は持っていません。そのため、化粧水での保湿が必要となります。順番は、化粧水を付けてからBBクリームを使用します。ただし、乾燥が厳しい時期や敏感肌にお悩みの人は、美容液や乳液・保湿クリームによる保湿も必要となることがあります。
適量を頬・額・鼻・顎に乗せてから馴染ませる
BBクリームを塗るなら、5点置きがおすすめです。両方の頬、額、鼻、顎の各部分にBBクリームを乗せ、しっかり塗り広げます。細かい部分は指先を使いながら、丁寧に伸ばしましょう。この時、必要ならスポンジやブラシを使うのもOKです。毛穴の気になる場所は、細かくパッティングすると綺麗に仕上がります。
テカリが気になる人はパウダーで仕上げる
濃厚な保湿タイプのBBクリームを使ったり、夏の時期はテカリが気になることもあります。そんな時は、必要に応じてフェイスパウダーで仕上げるのもおすすめです。ハイカバータイプのBBクリームを使った時は、クリアカラーのフェイスパウダーを使うと厚塗り感が減った使い方ができます。
化粧下地・BBクリーム・ファンデーションの使い分け方とは?
化粧下地の場合
化粧下地は、化粧ノリや肌色を整えたい時に使います。そのため、ファンデーションのノリをアップさせたい時や、化粧崩れが気になる時に使うのがおすすめです。カバー力がないので、ファンデーションやBBクリームとの併せ使いが必要となります。
化粧下地は、プライマー機能が基本能力となります。そのため使用する順番は、化粧水・美容液・乳液・保湿クリーム・化粧下地・ファンデーションが基本となります。化粧下地には基礎化粧品能力が備わっていません。そのため、ナチュラルメイクで済ませたい人でも、しっかり基礎化粧品で保湿してから使いましょう。
POINT
化粧下地の役割
毛穴・凸凹の整え、肌色コントロール、皮脂・汗コントロール、UVカットなど
BBクリームの場合
BBクリームはオールインワンのベースメイクアイテムです。そのため、お出かけの際の保湿クリーム代わりやファンデーションの代わりにも使えます。また、サラサラとした印象のBBクリームなら化粧下地としてもおすすめです。ただし、化粧水だけは必要となるのでコスト重視の人も、化粧水だけは常備しておきましょう。
POINT
BBクリームの役割
保湿、美容成分、UVカット機能、ファンデーション機能ほか
ファンデーションの場合
ファンデーションは、ベースメイクアイテムの1つです。肌に色を乗せることが基本能力なので、保湿やプライマーとしての機能は持ち合わせていません。使用の際は、しっかり保湿してから化粧下地もしくはBBクリームを化粧下地として使うことが必要となります。
POINT
ファンデーションの役割
ファンデーション機能、UVカット機能ほか
化粧下地・BBクリーム・ファンデーションの併用による使い方を紹介!
使い方①化粧崩れが気になる場合
夏の時期や皮脂・汗による化粧崩れが気になる人は、化粧下地&BBクリームの両方を使った使い方がおすすめです。特に、皮脂吸着パウダー入りの化粧下地を合わせれば、さらっとした印象のベースメイクが楽しめます。また、BBクリームも化粧崩れ防止タイプを選ぶと両方の面から強力に化粧崩れを防ぐことができます。
使い方②カバー力を重視したい場合
カバー力あるメイクを楽しみたい人は、BBクリーム&ファンデーションの両方を使った使い方がおすすめです。BBクリーム、ファンデーションの両方に着色がされているため、マットメイクでも簡単にすることができます。また、BBクリームには保湿成分も入っているので、潤いを残したままベースメイクが作れます。
使い方③紫外線が気になる場合
日焼止めは使いたくないが紫外線対策はしたいという人は、化粧下地&BBクリーム&ファンデーションの3点を使った使い方がおすすめです。BBクリームを始め、最近は化粧下地にもファンデーションにもUVカット機能が盛り込まれています。そのため、日焼け止めを必要としなくても、UVカット効果を発揮してくれます。
おすすめなBBクリーム5選!
①フレッシェル・濃厚保湿BBクリーム
フレッシェルの濃厚保湿BBクリームは、その名の通り濃厚な保湿・美容液の両方の成分が入ったBBクリームです。初めてのエイジングケアで使いたい人からも人気で、コエンザイムQ10やヒアルロン酸なども入った豪華アイテムとなっています。やや薄付きな色が特徴で、ナチュラルメイクができると人気です。
詳細
価格 | 1,527円(Amazon) |
UVカット機能 | SPF32・PA++ |
カラーバリエーション | MB・NB |
内容量 | 50g |
②エスプリークエクラ・リフトBBクリーム
エスプリークエクラのリフトBBクリームは、元気のない肌におすすめなBBクリームです。リフトアップ効果のある美容成分配合で、飲み会の次の日などの元気のない肌でも、ふっくらとした印象に導いてくれます。カラーバリエーションも豊富なので、自分に合った色が選べるのも人気なポイントです。
詳細
価格 | 3,300円 |
UVカット機能 | SPF30・PA+++ |
色 | ピンクオークル、ベージュオークル、オークル3種類 |
内容量 | 30g |
③プリマヴィスタ・くずれにくいBBクリーム
プリマヴィスタのくずれにくいBBクリームは、メイク崩れが気になる人から大人気のアイテムです。とにかく崩れにくいと人気が高く、夏場の使用にもおすすめです。毛穴やシワなどをカバーしながら、ほんのりとしたツヤ感も演出してくれる優れものとなっています。色は2色ですが、両方とも日本人の肌に馴染みやすい色です。
詳細
価格 | 2,080円(Amazon) |
UVカット機能 | SPF18・PA++ |
色 | ナチュラル、ライト |
内容量 | 25g |
④雪肌精・ホワイトBBクリーム
雪肌精のホワイトBBクリームは、ホワイトケアができる美白系BBクリームです。和漢植物成分が配合されたBBクリームで、スキンケア能力も高い人気アイテムです。保湿成分もたっぷりで、仕上がりもしっとりとしています。ツヤ感を感じるナチュラルな仕上がりなので、すっぴんメイクを楽しみたい人におすすめです。
詳細
価格 | 2,600円 |
UVカット機能 | SPF40・PA+++ |
色 | 01、02 |
内容量 | 30g |
⑤キュレル・BBクリーム
キュレルのBBクリームは、敏感肌の人におすすめなBBクリームです。保湿成分セラミドが配合されており、乾燥肌や敏感肌の人でも使いやすいのが特徴です。しかも、そこそこのカバー力があるので、シミや毛穴のカバーにも使えます。カラーバリエーションは2色ですが、肌馴染みがいい色なので仕上がりも自然です。
詳細
価格 | 1,980円(Amazon) |
UVカット機能 | SPF28・PA++ |
色 | 明るい肌色、自然な肌色 |
内容量 | 35g |
化粧下地・BBクリーム・ファンデーショを自由に使いこなそう!
BBクリームの最大のメリットは、何といっても使い方が自由なことです。両方の機能を持つ化粧下地やファンデーションと併用することで、印象の違ったメイクを楽しむこともできます。ぜひみなさんも、BBクリームをメイクの中で活用してみましょう!
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