美味しいローストビーフの作り方とアレンジレシピ2選
基本のローストビーフのレシピ
ローストビーフは牛のかたまり肉に下味をつけてオーブンで蒸し焼きにした、イギリス発祥の料理です。豪華で見栄えのする料理なので、お客さんへのおもてなしやクリスマスや誕生日といったイベントの時にふるまわれることが多い料理です。
ローストビーフは手間のかかる料理のように思われますが、ご家庭でも案外簡単に作ることが出来ます。オーブンで焼く方法もありますが、今回は炊飯器の保温機能を使った簡単レシピをご紹介します。炊飯器で作れば火加減の調整も不要ですし、初めてチャレンジする方でも失敗知らずです。ぜひ下記のレシピをお試しください。
- 牛もも肉ブロック 300g
- 玉ねぎ 1/4個
- 塩コショウ 適量
- サラダ油 大さじ1
- 【漬けダレ】
- 醤油 大さじ2
- 赤ワイン 大さじ1
- ハチミツ 小さじ2
- コショウ 適量
- おろしニンニク 小さじ1/2
炊飯器で作るローストビーフの材料(約3人前)
- 1牛もも肉ブロックの両面に塩コショウをふります。
- 2フライパンにサラダ油を入れて熱し、1を入れます。両面に軽く焼き目がついたら取り出します。
- 3玉ねぎをすりおろし、漬けダレの材料と混ぜ合わせます。
- 4ポリ袋に2と3を入れて、袋の口を閉じます。
- 5炊飯器に熱湯を入れて4を浮かべます。
- 6保温機能のスイッチを押して、約50分保温調理します。
- 7炊飯器から取り出し粗熱が取れたら、冷蔵庫で半日から一晩寝かせます。
- 8薄くスライスして盛り付ければ完成です。
炊飯器で作るローストビーフの作り方
レシピ①ローストビーフ丼
ローストビーフはイギリス生まれの料理ですが、和テイストにアレンジしたローストビーフ丼は近年人気のあるメニューです。ご飯の上にローストビーフをのせるだけの簡単レシピですが、ボリュームがあるのでとくに男性に喜ばれますよ。お好みで卵やネギを散らしてくださいね。醤油ベースのタレを合わせると、食が進みますよ!
- ローストビーフ 200g
- ご飯 茶わん2杯分
- 卵 1個
- ネギ お好みで
- 【タレ】
- 醤油・酒・みりん 各大さじ1
- 砂糖 小さじ2
ローストビーフ丼の材料(2人前)
- 1ローストビーフを薄くスライスします。
- 2鍋にタレの材料を入れて混ぜ合わせ、ひと煮立ちさせます。
- 3器にご飯をよそい1をのせます。
- 43にタレをかけて、お好みで卵とネギをトッピングすれば完成です。
ローストビーフ丼の作り方
レシピ②ローストビーフカレー
カレーは小さなお子さんからご年配の方まで人気のあるメニューです。ローストビーフを使うことで肉を煮込む手間が省けるので、通常より簡単にカレーが出来上がります。大人っぽい味わいにするなら赤ワインを、甘口にするならリンゴのすりおろしをプラスすると、よりコクのあるカレーに仕上がります。
- ローストビーフ 200g
- 玉ねぎ 2個
- 小麦粉 大さじ1
- バター 大さじ1
- カレー粉 大さじ2
- 赤ワイン 50ml
- サラダ油 大さじ1
- 水 1ℓ
ローストビーフカレーの材料(約3人前)
- 1玉ねぎを薄切りにします。
- 2鍋にサラダ油を入れて熱し、1を入れて炒めます。
- 3食べやすいサイズにカットしたローストビーフを2に入れて、さらに炒めます。
- 4鍋から具材を取り出し、バターと小麦粉を入れて炒めます。
- 5火を止めてカレー粉を加えます。さらに混ぜ合わせます。
- 65に水を入れて沸騰したら取り出した具材を戻し入れます。
- 7全体が馴染んだら赤ワインを入れて、3分程煮込んだら完成です。
ローストビーフカレーの作り方
【定番】ローストビーフに合うおすすめのおかず|付け合わせの献立4選
①カプレーゼ
カプレーゼは見た目が美しい料理なので、ローストビーフと一緒に食卓に並べるととても映えます。スライスしたトマトとモッツァレラチーズを交互に並べ、バジルの葉を散らします。仕上げにコショウとオリーブオイルをかければ完成なので、とても簡単に作ることが出来ますよ。
またモッツァレラチーズの代わりに、豆腐を使っても美味しく出来ます。しっかりと水切りした豆腐はチーズのようななめらかな食感になり、味も凝縮されます。ダイエット中の方や、カロリーが気になる方におすすめなおかずです。
②グラタン
ローストビーフをメインの献立にした時、白米を付け合わせに出すケースは少ないですが、お腹が膨れるメニューがあると喜ばれます。そんな時に、グラタンはおすすめのメニューです。下にマカロニが入っているので食べ応えがあり、ホワイトソースの優しい味わいも楽しむことが出来ます。
グラタンはマカロニを茹でて、別鍋でホワイトソースを作って、耐熱皿に移して焼いてと手間のかかる料理ですが、近年はフライパン一つで仕上げる「ワンパングラタン」が流行っています。調理時間を短縮でき、洗い物も少なく済むので嬉しいレシピです。気になる方は、下記のレシピでワンパングラタンに挑戦してくださいね。
③ジャーマンポテト
ローストビーフとポテト料理は、とても相性の良い組み合わせです。ジャーマンポテトは電子レンジで作ることが出来るので、忙しい時にとても助かる料理です。ベーコンやソーセージなどをプラスするとボリュームがアップし、お弁当のもう一品のおかずにもなります。
ジャーマンポテトはコンソメで味付けをすることが多いですが、カレー粉やマスタード、アンチョビなどフレーバーを変えても美味しいです。仕上げにパセリやハーブを散らして、おしゃれな献立に仕上げてくださいね。
④スパイシーポテト
もう一品料理として、フライドポテトにスパイスパウダーをかけた、スパイシーポテトはいかがでしょうか?ピリッとした辛さが美味しく、お酒のおつまみのもう一品にもぴったりです。じゃがいもの種類は、崩れにくいメークインを使うことをおすすめします。
【簡単レシピ】ローストビーフに合うおすすめのおかず|付け合わせ副菜6選
①ニンジンのグラッセ
ニンジンのグラッセは、お肉料理の付け合わせにすることが多いです。バターと砂糖で甘く煮詰めたニンジンはツヤが出るので、見た目にも食欲をそそります。様々な料理の副菜やもう一品として使われるので、作り方を覚えておきたいですね。
ニンジンの皮は剥いて調理する方が多いですが、ニンジンは皮に栄養がたっぷりと含まれています。皮の薄いニンジンでしたら、よく洗ってそのまま調理に使ってくださいね。
②マッシュポテト
マッシュポテトもニンジンのグラッセと同じように、肉料理や洋食の付け合わせに登場することが多いサイドメニューです。市販の「マッシュポテトの素」もありますが、熱々のうちにじゃがいもを潰せば、なめらかで美味しいマッシュポテトを作ることが出来ます。
マッシュポテトはグラタンの土台やサンドイッチの具材など、付け合わせ以外のレシピでも活躍する副菜のメニューです。基本のマッシュポテトの作り方をマスターして、レシピの幅を広げてくださいね。
③ほうれん草のソテー
ローストビーフには、野菜のサイドメニューや副菜があるとバランスの良い献立になります。ほうれん草は野菜の中でも栄養価が高く、熱を加えることで食べやすくなります。ほうれん草のソテーはバターと絡めるだけの簡単なメニューですが、美味しさは抜群です。お好みでコーンをプラスするのもグッドですよ。
④オニオンスライス
オニオンスライスはシンプルなメニューですが、ローストビーフの付け合わせにぴったりの副菜です。ローストビーフに巻いても良いですし、下にしいて肉汁を染み込ませて食べるのも美味しいですよ。紫玉ねぎもミックスすると、見た目も美しくなります。
⑤ミックスベジタブル
ミックスベジタブルは彩りが鮮やかで美しく、野菜の栄養もしっかりと摂れる副菜です。冷凍のミックスベジタブルにバターを加えるとコクのある味わいになり、ローストビーフの付け合わせとしてバッチリ合います。お弁当のおかずのもう一品にもぴったりなので、多めに作っておくと良いですよ。
⑥オニオンリング
ローストビーフはボリューム感のある料理ですが、付け合わせにフライ料理があると家族やお客さんに喜ばれますよ。オニオンリングはファーストフードのサイドメニューの定番ですが、家庭で作ると安価でたくさんの量を作ることが出来ますよ。小麦粉ではなく天ぷら粉を使うとサクサクと軽い食感に仕上がるのでお試しください。
【スープ】ローストビーフに合うおすすめのおかず|付け合わせの献立2選
①ミネストローネ
ミネストローネは野菜をたっぷりと煮込んだトマトベースのスープです。ミネストローネに使う野菜は玉ねぎ・じゃがいも・ニンジンが定番ですが、冷蔵庫に残っている食材を加えても構いません。具だくさんで食べ応えのあるスープなので、朝食や小腹が空いた時にもおすすめですよ。
下記の記事では、ミネストローネに合うおかずの献立を紹介しています。ミネストローネには、どんな付け合わせが良いか頭を悩ませたことはありませんか?サイドメニューやもう一品の副菜などたくさんのおかずが紹介されているので、ぜひ併せてご覧ください。
②ポタージュスープ
ポタージュスープは洋食の定番の献立のスープです。コーンやかぼちゃが使われることが多いですが、ブロッコリーや小松菜、ニンジンなど緑黄色野菜でも作ることが出来ます。野菜嫌いのお子さんでも、スープにすると食べやすいのでぜひチャレンジしてくださいね。
またポタージュスープは、冷凍保存することが出来ます。多めに作っておけば、解凍して温め直すだけでもう一品出来上がります。忙しい時には助かりますよ。
【サラダ】ローストビーフに合うおすすめのおかず|副菜や付け合わせ3選
①豆腐サラダ
ローストビーフの付け合わせには洋風の副菜やサイドメニューが多いですが、和の食材を用いた献立を取り入れてもグッドです。豆腐はさっぱりとした口当たりなので、ローストビーフのお口直しにぴったりの食材です。グリーンサラダの上に食べやすく切った豆腐をのせるだけなので、簡単に作れることも嬉しいですね。
②コブサラダ
コブサラダは具材がたっぷりとのった、彩り鮮やかなサラダです。ローストビーフと一緒に並べると、豪華な雰囲気に食卓を演出することが出来ますよ。コブサラダ用のドレッシングはスーパーでも販売していますが、ご家庭にある材料で簡単に作ることが出来ます。他のサラダに合わせても美味しので、ぜひお試しください。
③アボカドサラダ
アボカドはそのまま食べても美味しいですが、少量のマヨネーズと和えてサラダにすると絶品です。ローストビーフを巻いて食べても美味しいので、ぜひ付け合わせのもう一品に加えてください。アボカドは時間が経つと変色してしまうので、レモン汁をかけて防いでくださいね。
【フルーツ】ローストビーフに合うおすすめのおかず|サイドメニュー2選
①柿とマスカルポーネの白和え
フルーツは素材自体に甘みや酸味があるので、料理のアクセントとして使うことが出来ます。またフルーツを献立に取り入れると見た目が華やかになり、食卓が明るい雰囲気になりますよ。
マスカルポーネはクセのないチーズであり、コクもあるので様々な副菜の献立に利用することが出来ます。「柿とマスカルポーネの白和え」は和と洋がうまくミックスしたサイドメニューなので、ローストビーフの前菜におすすめです。中身をくり抜いた柿は器として利用してください。可愛らしい見た目の料理に仕上がりますよ。
②グレープフルーツのマリネ
グレープフルーツは酸味のあるフルーツなので、スパイスと合わせるだけでサイドメニューが出来上がります。火を使わないので、小さなお子さんでもお手伝い出来る簡単なメニューですよ。グレープフルーツはホワイトとルビーの2種を用意すると、彩りが美しいのでおすすめです。ローストビーフの箸休めにぜひお試しください。
【魚のレシピ】ローストビーフに合うおすすめのおかず|もう一品の献立2選
①アクアパッツァ
アクアパッツァは魚介料理の中でも豪華な見た目のメニューなので、注目を集めること間違いなしの献立です。調理が難しそうに見えますが魚介を丸ごと煮込めば良いので、サイドメニューや副菜をもう一品作りながら完成させることが出来ますよ。
アクアパッツァには白身魚を使うことが一般的です。中でも旬のお魚をチョイスすることをおすすめします。旬の魚は他の時期と比べて身が引き締まっており、脂のノリも格段にアップしています。仕上げにハーブやパセリを添えると、レストランで提供されるような美しい出来栄えになります。
②あさりのアヒージョ
アヒージョはニンニクの香ばしさと旨味が効いているので、ローストビーフのサイドメニューにおすすめの料理です。あさりは貝類の中でも栄養価が高く、年間を通して手に入りやすいので、初めてアヒージョを作るという方には扱いやすい食材です。ローストビーフだけでなく、おつまみのもう一品としてもぴったりですよ。
【卵のレシピ】ローストビーフに合うおすすめのおかず|もう一品の献立3選
①ポーチドエッグ
ローストビーフをさらに美味しく食べるなら、ポーチドエッグをプラスしてください。卵のまろやかな味わいがローストビーフに絡み、一味違った美味しさを楽しむことが出来ます。ポーチドエッグは鍋で作ると難しいですが、電子レンジで簡単に作れるレシピがあります。マグカップで出来るので、洗い物も少なくラクですよ。
②スペイン風オムレツ
スペイン風オムレツとはふんわりとしたオムレツの中に、じゃがいもと炒めた玉ねぎが入っています。一般的なオムレツのように楕円形ではなく、ホールケーキのように形成するので見た目に映えるサイドメニューです。溶き卵に粉チーズを入れると、コクがアップします。冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめです。
③デビルドエッグ
デビルドエッグは名前とは裏腹に可愛らしい見た目の料理なので、イベントやパーティーにぴったりです。ゆで卵を2つにカットし、中身をくり抜いて味付けをしマッシュ状にします。絞り袋を使って盛り付けたり、他の具材をトッピングすることで美しく仕上がります。副菜の付け合わせやもう一品欲しいに、ぜひ作ってください。
ローストビーフに合うおすすめのおかずで華やかな食卓を演出しよう!
ローストビーフに合う付け合わせの献立、もう一品の副菜、簡単なサイドメニューを紹介しました。ローストビーフには野菜を中心とした、彩りの良いサイドメニューを合わせるとグッドですね。ご紹介したレシピは手に入りやすい食材で、簡単に出来るメニューばかりです。気になる料理がありましたら、ぜひ試してくださいね!
下記の記事では、簡単スピードおかずのレシピを紹介しています。副菜やサイドメニューが足りない時、もう一品サッと作れるおかずは何だろう?と悩む方は多いですよね。ランキング形式で紹介しているので、読むのが楽しい記事です。こちらもぜひチェックしてください。
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