新築祝いのメッセージの書き方は？例文・文例・お祝いの言葉をご紹介！

新築祝いのメッセージの書き方は？

①冒頭はお祝いの言葉から

新築祝いのメッセージのポイント1点目は、冒頭にお祝いの言葉を入れることです。例文は、「ご新築おめでとうございます」や、「マイホームの完成、おめでとうございます」です。もっと親しい相手への例文なら、「新築おめでとう」や、「夢のマイホーム完成おめでとう」も良いですね。

ビジネス関係の相手への新築祝いなら、挨拶文の直後にお祝いの言葉を述べましょう。基本的な手紙の書き方を守ることが大切です。例えば４月に贈るメッセージの例文は、「拝啓　陽春の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。ご新居の完成、誠におめでとうございます」です。時候の挨拶は「時下」にしてもOKです。

②より楽しい日々の始まりをイメージする言葉

新築祝いのメッセージのポイント2点目は、新生活をはじめる喜びや期待について書くことです。新しい家には、その人自身や家族の希望がつまっていますね。ですから、引越し先の家または土地にまつわるポジティブな印象を伝えましょう。例文は、「念願のマイホームですね」や、「緑が多く住みやすい街と聞いています」です。

③贈る相手に寄り添う言葉

新築祝いのメッセージのポイント3点目は、贈る相手に寄り添った言葉を使うことです。せっかく送る新築祝いのメッセージですから、ありきたりな言葉にはしたくないですよね。例えば、犬を飼っている方への例文は「広い庭で楽しそうに走りまわる様子が目に浮かびます」です。

また、引っ越しをして慣れない土地での生活が始まる場合は、期待だけでなく不安も感じることがあります。引っ越しにまつわる準備をねぎらったり、遊びに行っても良いか聞いてみたりして、相手の気持ちに寄り添う言葉を入れるのも良いですね。例文は「落ち着いたころにみんなで遊びに行くね」です。

④目上の人には丁寧な言葉遣いを忘れずに

新築祝いのメッセージのポイント4点目は、仕事関係の方や目上の人には特に丁寧な言葉遣いを意識することです。「ご新居の完成、心よりお祝い申し上げます」という例文のように、敬意をこめた言葉を心掛けてください。TPOに応じた言葉遣いをすることは、相手との関係を大切にしている証にもなります。

また、新築祝いのメッセージは贈る相手の家族も目にするものです。普段はさほど気にしない間柄だとしても、お祝いの言葉はマナーに忠実に伝えましょう。例文は、「緑豊かな町での新生活がより幸せな日々となりますようお祈り申し上げます。」です。

【兄弟編】新築祝いのメッセージ文例3選

①ストレートにお祝いする場合

文例のように、兄弟姉妹への新築祝いの場合はカジュアルな文面でストレートにお祝いの気持ちを伝える方がいいですね。新居についての嬉しいコメントを相手やその家族から聞いていた場合は、メッセージの中に盛りこむのも良い考えです。

②相手の体調を気遣う場合

引越しは、良くも悪くもストレスがかかるものです。挨拶とともに、引越し作業や環境が変わったことへの労りの言葉を伝えることもおすすめです。ただし、それだけでは全体の雰囲気が暗くなりがちですから、「毎日が楽しくなりそう」「子供たちの笑顔が目に浮かぶ」といったポジティブな表現とあわせて伝えましょう。

③新築祝いを持参する場合

お祝いを直接渡せる場合は、文例のようにプレゼントの内容についても一言添えておきましょう。「ささやかですが」や「心ばかりのものですが」というクッション言葉を付けると、謙虚な気持ちが伝わりますね。ただし、「つまらないものですが」はNGです。

【親戚編】新築祝いのメッセージ文例3選

①憧れの土地に家を建てた場合

家を建てた土地についての評判に言及することで、この先の新しい生活への期待が高まります。家を建てる前に下調べをして知っている情報でも、他の人から言われるとより実感しますから、ぜひ盛りこみたい要素ですね。

②実家の近くに家を建てた場合

実家の近くに家を建てた場合など、相手を知っているからこそ書ける情報を盛り込みましょう。引越しをした当人やその家族だけでなく、その土地についての言葉でもOKです。こちらの文例では、「子育て」や「住み慣れた土地」などが該当します。

③相手の希望に合わせたプレゼントを持参する場合

相手が欲しがっていたものをプレゼントする場合は、文例のようにメッセージでもぜひ言及しましょう。自分のことを考えて選んでくれたことが相手に伝わります。

【友人編】新築祝いのメッセージ文例3選

①引っ越し作業をねぎらう場合

友人への新築祝いのメッセージでは、カジュアルな文面でも相手への気遣いを見せましょう。文例にもあるように、「疲れた体を癒して」や「ゆっくり休んで」という言葉をかけられるといいですね。親しき中にも礼儀ありと言います。遊びに行くのも「落ち着いたら」というのがポイントです。

②ガーデニングが趣味の場合

文例のように、趣味（ガーデニング）と家の様子（庭がある）を組み合わせたコメントもおすすめです。近しい間柄だからこそ書けるメッセージは、その人のことをよく考えなければ書けません。気持ちが伝わりやすいメッセージになりますよ。

③新築祝いを持参する場合

マイホームを持つのが夢だったという人へ、自分のことのように喜んでいると伝えるのもおすすめです。普段は素直な気持ちをストレートに表現すると照れてしまう人も、手紙やカードなら相手に伝えやすいでしょう。心からの言葉をそのまま伝えれば、きっと喜んでもらえます。

【ビジネス編】新築祝いのメッセージ文例3選

①新しい土地で生活を始める場合

お客様などのビジネス関係の相手に贈る新築祝いの手紙では、冒頭に挨拶文を入れてから本題に入るという基本的な手紙文のマナーを遵守しましょう。「○○の候」の「○○」には、贈る時期に応じた言葉を入れます。これを、時候の挨拶と言います。

②住みやすい街で新生活を始める場合

本来、お祝いごとは相手に直接会って伝えるべきものです。ですが、忙しい現代人はそうもいかないことが多いですよね。そこで、手紙の最後に「略儀ながら書中にてお祝いのご挨拶を申し上げます」と記載しましょう。正式には直接会うべきだけれども、略式の手紙でのお祝いとさせてくださいという意味です。

③新居完成披露パーティーに招待された場合

取引先の新築祝いのパーティーに呼ばれた場合は、手紙よりもカードをプレゼントに添えて贈るケースが多いですね。その場合は、「拝啓」などの挨拶文を省略することができます。ただし、挨拶文を省略しても目上の相手へのメッセージですから、敬意をこめた言葉を使うよう注意してくださいね。

新築祝いのメッセージで使用してはいけない言葉は？

①火事を連想させるもの

火に関する言葉は火事を連想するため、新築祝いにはふさわしくありません。「炎」や「煙」といった単語や、「焼ける」「燃える」という表現は避けます。別の言葉で言い換えるか、違う話題を用いましょう。

②家が壊れることを連想する言葉

家が倒れてしまうイメージと紐づきやすい言葉も避けましょう。「倒れる」や「傾く」、「壊れる」も控えるべき言葉です。また一般的なお祝いのシーンで避けるべき「終わる」や「失う」「落ちる」といった縁起の悪い言葉（忌み言葉）も使わないよう気を付けてください。

新築祝いのメッセージに日ごろの感謝をこめて送りましょう

大切な人だからこそ、心に届く言葉でお祝いしたいですよね。挨拶の例文や文例を参考に、あなただから書ける新築祝いのメッセージで気持ちを伝えてください。

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