クッキングシートの代用品一覧！オーブンシートがない時に役立つものは？

クッキングシートとはどのような効果を持っている？

クッキングシートの効果①調理器具に匂いがつくのを防ぐ

クッキングシートの効果1つ目は、においがつくのを防ぐことです。例えば魚を焼いたとき部屋に焼き魚の臭いが充満したこと、ありませんか？調理していたグリルにも臭いがこびりついてなかなか取れない…という経験がある人は多いでしょう。しかしクッキングシートを使えば、臭いを抑えることができます。

部屋にひろがる臭いも抑えられますし、フライパンやグリルなどの調理器具の臭いを最小限に防げます。もし匂いがうつってしまっても、洗剤などで簡単に消臭することが可能です。

クッキングシートの効果②食材がくっつきにくい

クッキングシートの効果2つ目は、食材がくっつきにくいことです。クッキングシートの両面にはテフロンやシリコーン加工が施されています。これは、少量の水分も完全に弾く効果があります。食材がくっついたり、焦げ付いたりするのは水分が原因ですので、水分を全く含まないクッキングシートはくっつかないのです。

また、水を弾く効果があることからわかる通り、クッキングシートは完全防水です。水で濡らしても破けてしまうことはありません。ですので、水分を多く出すような料理などでも使うことができます。

クッキングシートの効果③熱に強い

クッキングシートの効果3つ目は、熱に強いことです。クッキングシートの耐熱温度は、平均250℃前後です。この温度を超えなければ、燃えたり破れたりすることはありません。ですので、フライパンやレンジ、オーブンなど、幅広い調理方法で使うことができます。

クッキングシートはどんな料理に使われるの？

クッキングシートが使われる料理①オーブン調理

クッキングシートが使われる料理1種類目は、オーブン料理です。スポンジケーキやクッキー、タルトなどを焼く時に使われます。こういったお菓子の生地はドロドロとしており、調理器具にくっつきがちです。焼いた後も器具についたままになり、綺麗に生地がとれないことになります。

そんなときにクッキングシートを使えば、ドロドロの生地と調理器具を分離してくれます。またクッキングシートには、生地とくっつかないようにテフロン加工がされています。更に熱に強いので、ケーキやタルトを焼く程度の温度には耐えることができます。また、チョコレートを冷やし固めるときにも使うことができます。

お菓子作りだけでなく、オーブンで肉を焼く時などにも使うことができます。お肉が焦げ付くのを防いだり、油汚れが鉄板にくっつかないようにする効果があります。

クッキングシートが使われる料理②ホットプレート調理

クッキングシートが使われる料理2種類目は、ホットプレート調理です。ホットプレートで魚や餃子を焼いたりするときに使うことができます。クッキングシートを使えば、油をひかなくても鉄板に食材がくっつかないようになります。油を使わない分ヘルシーで、健康にも良いのです。

また、ホットプレート料理で気になる臭いも、クッキングシートを使えばかなり抑えることができます。油汚れや臭いも防げるので、洗い物がかなり楽になりますよ。

クッキングシートが使われる料理③蒸し調理

クッキングシートが使われる料理3種類目は、蒸し料理です。魚のホイル焼きなど、水分が出るような料理に使うことができます。水分を吸って破れてしまうこともありませんし、熱を保つ効果もあります。これらの効果から、蒸し料理などで使用されます。

クッキングシートの代用品！オーブンで使える代わりの品は？

オーブンで使えるクッキングシートの代用品①アルミホイル

オーブンで使えるクッキングシートの代用品1つ目は、アルミホイルです。オーブンでクッキーを焼いたり、グリル料理をするときなどにアルミホイルを代用することができます。ただしアルミホイルには、クッキングシートのようなテフロン加工はされていません。クッキングシートと比べ、食材がくっついてしまいがちです。

ですので、オーブン料理でアルミホイルを使う際は、表面に薄くオリーブオイルを塗るなどして対応しましょう。また、アルミホイルは熱をはやく通す性質があります。クッキングシートよりアルミホイルのほうが、食材に熱が伝わりやすいです。調理時間を少し早めるなどの対策が必要になります。

アルミホイルはオーブン料理では使えますが、電子レンジでの調理はできません。電子レンジでアルミホイルを加熱すると、出火や故障の原因になります。アルミホイルは必ずオーブン機能で使用するようにしてください。

オーブンで使えるクッキングシートの代用品②小麦粉

オーブンで使えるクッキングシートの代用品2つ目は、小麦粉です。これは、ケーキやクッキーなどのお菓子作りのときに役立ちます。小麦粉を焼き型に振るうと、生地がくっつかないので取り出しやすくなります。小麦粉は薄く伸ばすようにつけましょう。また同じ粉でも片栗粉では代用できませんので注意してください。

オーブンで使えるクッキングシートの代用品③油脂

オーブンで使えるクッキングシートの代用品3つ目は、油脂です。こちらもお菓子作りの際、クッキングシートの代用品として役立ちます。油を引けば生地がこびりつくのを防ぐことができます。ただし、油を引いたところが熱くなり、生地の表面がすこし焦げてしまうことはあります。油の塗りすぎや温度には注意してください。

クッキングシートの代用品！電子レンジで使える代わりの品は？

電子レンジで使えるクッキングシートの代わりの品①コピー用紙

電子レンジで使えるクッキングシートの代わりの品1つ目は、コピー用紙です。コピー用紙を料理に使うなんて…と驚く人もいるかもしれません。しかし、代用品としてコピー用紙を使う人は意外と多く、おすすめの方法の一つです。電子レンジ調理では火を使わないので、コピー用紙が燃える心配もありません。

ただし、コピー用紙にはクッキングシートのようにテフロン加工は施されていません。食材がくっつかないように、コピー用紙の表面に油などを塗りましょう。またコピー用紙は電子レンジ調理の他にオーブンでの使用は可能です。ただし、直接火を使うような場面では使用できませんので気をつけましょう。

電子レンジで使えるクッキングシートの代わりの品②スーパーなどのチラシ

電子レンジで使えるクッキングシートの代わりの品2つ目は、スーパーなどのチラシです。コピー用紙もない…というときは、新聞紙などに挟まっているチラシでも代用可能です。チラシの表面はつるつるとしているため、油を塗っても染み込みません。ですので電子レンジ調理に使っても発火の恐れがないのです。

ただし、チラシを使うときは裏面が白い方を使ってください。インク面を使用すると、インクが溶け出して食材についてしまいます。両面印刷されているチラシは絶対に使わず、白い方の面を使って代用してください。

電子レンジで使えるクッキングシートの代わりの品③バター

電子レンジで使えるクッキングシートの代わりの品3つ目は、バターです。何か型を使って調理をする際は、型にバターを塗ることでクッキングシートの代用をすることができます。もしバターの臭いを料理につけたくない場合は、臭いの少ないサラダ油などを使用してください。

クッキングシートの代用品！フライパン料理で使える代わりの品は？

フライパン料理のクッキングシート代用品①キッチンペーパー

フライパン料理で使えるクッキングシートの代用品1つ目は、キッチンペーパーです。これは落し蓋をする時に使える代用品です。落し蓋は、少し厚めのキッチンペーパーで代用が可能なのです。1枚だけだとすぐに濡れて意味がなくなってしまうので、複数枚キッチンペーパーを重ねましょう。

また、落し蓋調理でキッチンペーパーを使用すると、同時にアク抜きも行えます。落し蓋には固くて水を通さないものを…と考える方も多いですが、意外とキッチンペーパーも役に立ちます。キッチンペーパーを落し蓋に使うことで、料理の手間や時間が節約できますよ。

ただし、魚を焼いたりなどのフライパン調理では、キッチンペーパーは代用不可能です。食材がくっつく原因にもなりますし、くっつかないように油を塗ることもできません。キッチンペーパーは、落し蓋としてのみ使ってください。

フライパンの落し蓋料理のクッキングシート代用品②アルミホイル

フライパンの落し蓋料理のクッキングシート代用品2つ目は、アルミホイルです。オーブンでも代用可能なアルミホイルですが、フライパン調理でも使うことができます。焼料理にも使えますし、落し蓋としても代用可能です。焼料理の場合は、くっつかないように油を少しひいて使用してください。

フライパンの落し蓋料理のクッキングシート代用品③キャベツや白菜など

フライパンの落し蓋料理のクッキングシート代用品3つ目は、キャベツや白菜などです。これは落し蓋料理に使える代用品です。白菜やキャベツなどの葉物野菜は臭いがあまりなく、料理に影響を与えません。ですので落し蓋料理に使えるのです。

オーブントースターでクッキングシートは使えるの？

オーブントースターでクッキングシートは使えない

結論から言うと、オーブントースターでクッキングシートは使えません。普通のオーブンならば250℃以下ですのでクッキングシートは燃えません。しかしトースターの場合、温度がクッキングシートの耐熱温度より上がってしまいます。そのためクッキングシートが発火するのです。

シリコン製のクッキングシートもオーブントースターではNG

シリコン製のクッキングシートもオーブントースターではNGです。何度も繰り返し使えて、焦げ付かないという特徴を持つシリコン製クッキングシートでも、トースターでは燃えてしまいます。「クッキングシート」と名のつくものは全て、トースターで使用することはできません。

オーブントースターで調理するときに使える調理器具：アルミホイル

オーブントースターで調理するときに使える調理器具は、アルミホイルです。これなら、トースターで料理をしても発火する恐れはありません。ただし、発熱部分にアルミホイルが触れてしまうと、アルミが溶け出してしまうことがあります。トースターでアルミホイルを使うときは、はみ出ないように気をつけましょう。

またこちらに、オーブントースターでできる簡単料理についての記事を載せておきます。オーブントースターのいろんなレシピを知りたい！という方は是非参考にしてみてください。オーブントースターを使うときは必ずアルミホイルを使用するように気をつけて、料理をするようにしてくださいね。

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使う場面によって代用できる商品は違います！

「クッキングシートの代用」と一言で言っても、使用方法や使う器具などによって代用できるものは変わります。レンジで使えてもオーブンで使えない、といったような代用品もあります。使用用途に合わせて代用品を選ぶことが大切です。