簡単な子どもも作れる指編みの編み方とは?
簡単な子どもも作れる指編みの編み方①作り目の仕方
簡単な子どもも作れる指編みの編み方として1つ目に紹介するのは、1番初めの編み始めの作り目の仕方です。様々な指編みにも初めに作り目からはじめることが多いので、まずはしっかりと作り目のやり方をマスターしましょう。
作り目は糸端から作っていきますが、糸端ギリギリで作り目を作ると最後に行う糸処理が難しくなったり筒作り目が作りにくくなります。そのため糸端は10cm程度残した状態で作り目を作るようにすることで、簡単に手編みを行うことができます。
- 1毛糸で輪を作り、人差し指を通す
- 2毛糸玉側の毛糸を人差し指にかける
- 3引っ掛けた毛糸を、最初に作った輪に通す
- 4軽く糸を引き締めて1目完成
- 5作りたい作り目数分、同じ作業を繰りかえす
簡単な指編み①作り目のやり方
簡単な子どもも作れる指編みの編み方②こま編みの仕方
簡単な子どもも作れる指編みの編み方として2つ目に紹介するのは、基本となる編み方であるこま編みのやり方です。指編みは1目が大きいので少ない目数で簡単に作品を作ることができます。また目がわかりやすいので子どもでもサクサク編み進めていくことができます。
- 1作り目の鎖の間に人差し指を差し込む
- 2人差し指に糸をかける
- 3かけた糸を鎖の中に通すように引き抜く
- 4※人差し指には輪が2つかかっている状態になります
- 5さらに糸をかけて、かかっている2つの輪に通し引き抜く
- 6こま編み1目編めました
- 7次の目は隣の鎖に同じように人差し指をつくり編んでいく
簡単な指編み②こま編みのやり方
簡単な子どもも作れる指編みの編み方③立ち上がり目
簡単な子どもも作れる指編みの編み方として3つ目に紹介するのは、2段目以降の編み始めの最初に行う立ち上がり目のやり方についてです。立ち上がり目とは段の編みはじめに行う鎖目のことを指し、こま編みや長編みなどの種類によって立ち上がりの目数がことなります。
通常であれば立ち上がりの鎖編みも1目として数えますが、こま編みの場合は立ち上がりの鎖目1目と、次に編むこま編み1目を1目として数えるので注意しましょう。
- 1人差し指に糸をかける
- 2かかっていた輪の中にかけた糸を引き抜く
- 3立ち上がりの目ができました
- 42段目からはこま編みの頭部分の2本に指を通す
- 51段目と同様に糸をかけ引きだす
- 6さらに糸をかけ、かかっている糸の中に通し引き抜く
- 71目こま編みが完成した状態です
- 8必要な目数を同じように編んでいく
簡単な指編み③立ち上がり目~2段目の編み方
簡単な子どもも作れる指編みの編み方④最後の処理
簡単な子どもも作れる指編みの編み方として4つ目に紹介するのは、必要な段数まで編めた後に行なう編み初めと編み終わりの糸処理のやり方です。糸端の処理を行なうことで、作品の完成度もグッとアップします。
- 1編み終わりの糸を10cm程度残しはさみでカットする
- 2人差し指に糸をかける
- 3輪の中に糸を全て通す
- 4糸を軽く引っ張り輪を引き締める
- 5編み始めの糸端は作り目に通していき、はさみでカットする
- 6編み終わりは最後の段に糸端を通して、はさみでカットする
簡単な指編み④糸処理のやり方
基本のこま編みを使えば、モコモコで可愛いシュシュが簡単に作ることができます。下の記事では指編みで作るシュシュの簡単な作り方や、シュシュを作るときに必要な毛糸やヘアゴムなどの材料などについてもまとめています。ぜひこちらの記事とあわせて参考にしてみてください。
手編みの綺麗に作るコツ3つ
【指編み】手編みの綺麗に作るコツ①毛糸は太めのものがおすすめ
指編みで手編みをする際に綺麗に作るコツとして1つ目に紹介するのは、太めの毛糸を選ぶということです。指編みは1目が大きいので細い毛糸を使用すると、隙間が大きくなりすぎてしまい仕上がりの粗もわかりやすくなってしまいます。
そのため指編みをする際はすこし太めの毛糸を選ぶようにすると目が大きい指編みでも、隙間が出来にくいので仕上がりも綺麗です。また目がはっきりとわかりやすいので初心者や子どもでも綺麗に編みやすいです。
ただし子どもの指で指編みをする場合には、太すぎる毛糸は指にかけにくくなるため指のサイズより太すぎる毛糸は避けたほうがいいです。
【指編み】手編みの綺麗に作るコツ②輪の大きさをそろえる
指編みで手編みをする際に綺麗に作るコツとして2つ目に紹介するのは、1目の輪の大きさを揃えることを意識して編んでいくということです。輪の大きさが不揃いだとガタガタに見えるので、1目の大きさをそろえるように編んでいくことで仕上がりが綺麗に仕上がります。
毛糸の太さや指の太さ、それぞれの編みくせによっても仕上がりの雰囲気は異なってきますが、どの場合でも目がそろっていると美しくみえます。輪が大きくなりすぎた場合には糸を引き締め、輪が小さい場合には少し糸を引っ張り大きさをそろえるように意識して編んでいきましょう。
【指編み】手編みの綺麗に作るコツ③輪の大きさは指2本が目安
指編みで手編みをする際に綺麗に作るコツとして3つ目に紹介するのは、編み目をギチギチに締めすぎず少しゆるめに編むことを意識するということです。1目の大きさが大きいと全体的に柔らかくふんわりとした印象を与えてくれます。
また目が大きくなることで目が分かりやすくなるだけでなく、指も穴に通しやすくなるので初心者の方や子どもでも簡単に編み進めていくことができます。1目の輪の大きさは、指2本が楽に入るくらいの大きさにするようにするのがおすすめです。
毛糸には色んな種類がありますが、最近ではダイソーやセリアなどの100均でも可愛い毛糸が豊富に揃っています。下の記事では100均で購入できる毛糸の種類についてまとめています。指編みしやすい極太の毛糸も揃っているので、ぜひ毛糸選びの参考にしてみてください。
子どももできる指編みでマフラーのやり方
子どももできる指編みでマフラーのやり方①ひたすらこま編み
子どももできる指編みでマフラーのやり方として1つ目に紹介するのは、基本のこま編みのみで編んだマフラーの編み方です。マフラーは長方形なので減らし目や増やし目といった難しい工程がないので、子どもでも簡単に編み進めることができます。
まずは作り目で作りたいマフラーの幅になるまで鎖目を作ります。毛糸の太さや編み方によって1目の長さは変わってくるので作りながら好みの幅を決めるのがおすすめです。鎖が編めたら後はひたすら好きな長さになるまでこま編みしていきましょう。
子どももできる指編みでマフラーのやり方②フリンジを付ける
子どももできる指編みでマフラーのやり方として2つ目に紹介するのは、より完成度をアップすることができるフリンジを付けるやり方です。本来であればかぎ針などを使用してつけるフリンジですが、指編みの場合は1目が大きいので指でも簡単にフリンジを取り付けることが出来ます。
マフラーと同じ色の毛糸を使用したフリンジや、異なる色の毛糸を使用してアクセントにしたりなどお好みでチャレンジしてみてください。またフリンジの本数や長さもお好みで調整してみてください。
- 1フリンジにする毛糸は作りたいフリンジの2倍の長さにカットする
- 2※1束の本数はお好みで調整してみてください。
- 3フリンジ1束分を半分に折り輪の方をマフラーの端に通す
- 4フリンジの輪の部分に、フリンジの糸先を全て入れる
- 5糸先を引っ張り、フリンジ1束が完成
- 6お好みの間隔でフリンジを通していく
【指編みマフラー】フリンジの付け方
子どももできる指編みでマフラーのやり方③スヌードマフラーも簡単!
子どももできる指編みでマフラーのやり方として3つ目に紹介するのは、マフラーの手編みのやり方を応用するだけで簡単に作ることのできるスヌードの編み方です。マフラーと違い輪になっているスヌードは難易度が高そうに見えますが、実はこま編みだけで簡単に作ることができます。
はじめに作る鎖目の両端をつなげたら、後はマフラーと同様に好みの厚みになるまで編んでいくだけです。そのため最初の鎖を輪にすることさえマスターすれば子どもでも簡単にスヌードを作ることができます。
- 1首の太さと作りたいスヌードの幅分だけ鎖を編んでいく
- 2最初の鎖目に指をいれ、新しい糸をひっかける
- 3引っ掛けた糸を指に掛かっている2つの輪両方に通して引き抜く
- 4立ち上がりの鎖目1目編む
- 5根本の穴に細編みをし、以降は鎖こま編みを繰りかえす
- 6好みの段数まで編んでいく
- 7糸処理をして完成
【指編みマフラー】スヌードの編み方
指編みに慣れてきたら、かぎ針や棒針などの専用の道具を使用した手編みのマフラーに挑戦してみるのもおすすめです。下の記事では初心者の方でも簡単に手編みができるマフラーの編み方について紹介しているので、ぜひマフラー作りの参考にしてみてください。
子どももできる指編みで帽子のやり方
子どももできる指編みで帽子のやり方①帽子の先端から編む
子どももできる指編みで帽子のやり方として1つ目に紹介するのは、帽子の先端部分から編み進めていく工程です。マフラーなどの長方形とは異なり丸く編んでいきますが、はじめの作り目の編み方を覚えれば、後はこま編みだけで簡単に編み進めることができます。
- 13本程度の指に糸を巻きつけ、糸の交差している部分を指でしっかり押さえます
- 2押さえたままの状態で指をいれ糸を引き出します
- 3指に糸をかけ、引き出した輪の中に通し引き抜きます
- 4立ち上がりの1目ができました
- 5はじめに作っている輪の中に同様に指をいれ糸を引きだす
- 6糸をかけて2本の輪の中に通し引き抜き1目こま編みします
- 7同様の手順で全部で6目輪に作ります
- 8最後の6目めの鎖目にマーカーをつけておきます
- 9糸端を引っ張り引き締めます
- 10最初のこま編みに指をいれ糸をかけます
- 11そのまま指に掛かっている輪に通し引き抜きます
【指編み帽子】作り目から1段目の帽子の編み方
子どももできる指編みで帽子のやり方②増やし目をする
子どももできる指編みで帽子のやり方として2つ目に紹介するのは、増やし目をしながら編み進めていく工程です。増やし目の数や頻度によって帽子の大きさや形が変わり編み物に慣れている場合であれば、様子をみながら増やし目をしてバランスをとることができますが、まずは編み図に従って増やし目をするのがおすすめです。
また分かりやすいように編み終わりの最後の鎖目にマーカーやクリップをつけておくことで、どこまで編んだらいいかが分かりやすくなるため面倒ですが、しっかりとマーカーをつけておくようにしましょう。
- 12段目は1つの鎖に対して、2回こま編みを編みます
- 23段目は1つ目はこま編みを1回編み、2つ目はこま編みを2回編みいれるのを繰り返します
- 34段目は1つ目にこま編み2回、2、3目はこま編みを1回ずつ編むを繰り返します
【指編み帽子】2段目以降の編み方
子どももできる指編みで帽子のやり方③お好みの深さまで編み進める
子どももできる指編みで帽子のやり方として3つ目に紹介するのは、増やし目が終わった5段目以降の編み進め方です。17cm程度までの直径の円になったら、後は増やし目なしでひたすらこま編みをしていきましょう。
帽子の深さは好みがあるので、ある程度編めたら実際に被ってみて何段か編むか確認しながら編み進めていきましょう。目安としては全部で11段程度がおすすめなので、好みに合わせて段数を調節してみてください。
小さな子どもや赤ちゃんに手編みの帽子を作ってみたい方に、おすすめの記事を紹介します。下の記事では赤ちゃんの帽子の編み方についていくつか紹介しているので、自分の子どもや家族や友人などの贈り物として手編みに挑戦してみてはいかがでしょうか。
子どもでも簡単に編める指編みで可愛い作品を手編みしよう!
子どもでも簡単に手編みに挑戦することの出来る、指編みの基本の編み方についてやマフラーや帽子などの手編みのやり方などを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。道具を使わず指と毛糸があれば簡単に手編みができるので、ぜひ子どもと一緒に指編みに挑戦してみてください。
帽子やマフラーの他にも色々な指編みでできる作品を編んでみたいという方に、おすすめの記事を紹介します。下の記事では様々な指編みで作った作品の編み方を紹介しています。定番のマフラー以外にもコースターなどの作り方についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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