敏感肌におすすめの洗顔料の選び方は?
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方①洗浄成分による違いを知っておこう!
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方1つ目は、「洗浄成分による違いを知っておこう」です。敏感肌にはこの洗浄成分が一番重要なポイントになります。ほとんどの洗顔料が「①石けん系、②石けん系×アミノ酸系、③アミノ酸系」の3種類に分けられ、それぞれにメリット・デメリットがあります。
【石けんベース洗顔料の見分け方】固形化していない柔かい形状のせっけんには成分表に「石けん素地」と記載されていない場合があります。その場合は、成分に【ミリスチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸などの脂肪酸】と【水酸化カリウム(アルカリ剤)】が配合されているかを確認しましょう。あれば石鹸が主の洗顔料となります。
引用 : ハリツヤ研究所
それぞれの洗浄成分に長所短所がありますので、どれが一番敏感肌に良いとは言えません。異なる洗浄成分の洗顔料を使ってみて、自分好みの物を探すと良いでしょう。泡立ちや潤い感、また肌荒れ度合いなど、自分の肌に合う洗浄成分を探してください。一番相性の良い洗浄成分が見つかれば、洗浄成分以外に何を求めるかです。
洗浄成分による使用感の違いが分かれば、肌状態に合わせて使い分けることも可能になります。例えば、乾燥が気になる時は「アミノ酸系/石けん系×アミノ酸系」、皮脂量が多い時期は「石けん系」など肌状態と季節に合わせて使い分けると良いでしょう。洗顔を使う楽しみ、また選ぶ楽しみも増えます。
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方②何性かチェックしよう!
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方2つ目は「何性かチェックしよう!」です。洗顔料と言っても固形石鹸や洗顔フォーム・ジャー(練り石鹸)・泡タイプなど種類も様々あり、性質も異なります。一般的に固形石鹸やジャー(練り石鹸)は「弱アルカリ性」、洗顔フォームや泡タイプは「弱酸性」の洗顔料が多い傾向にあります。
「弱アルカリ性」の洗顔料は、泡立ちと泡切れの良さがメリットで、脱脂力の強さがデメリットです。「弱酸性」の洗顔料は、低刺激でマイルドな洗浄力がメリットで、泡立ちの緩さがデメリットになります。一般的に弱アルカリ性は「普通~脂性向き」、弱酸性は「乾燥~敏感肌向き」となっています。
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方③成分表を必ずチェックしよう!
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方3つ目は、「成分表を必ずチェックしよう」です。出来る限り少ない成分で出来た商品を選びましょう。シンプルな作りであれば、何に反応しているのか見極めも楽ですし、自分が求める洗顔料が見つけ易くなるためです。刺激となり得る成分は出来る限り避け、シンプルな洗顔料を選びましょう。
刺激となり得る成分は「ピーリング剤・スクラブ剤・精油・アルコール」などです。それぞれ効果的な働きをする成分ではありますが、まずは「洗うこと」に特化した商品を選ぶようにしましょう。また敏感肌も様々で、アレルギー性なのか元々肌が弱いのかで選ぶ商品も異なってきます。まずは成分表で見極めていきましょう。
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方④サンプル・少量から始めよう!
敏感肌におすすめの洗顔料の選び方4つ目は、「サンプル・少量から始めよう」です。容量が多い物の方がコスパは高いですが、肌に合わなかったら元も子もありません。サンプルや少量の物から始め、肌との相性を見るようにしましょう。サンプル品を提供している企業も意外と多く、問い合わせると送ってくれる場合もあります。
また試した洗顔料は、記録していきましょう。項目は「商品名・洗浄成分・肌荒れ度合い」の3項目で大丈夫です。もし余裕があれば、エクセル等に全成分を記録し、自分の状況(ストレス・ホルモン)、基礎化粧品変更の有無などもメモしておくと良いでしょう。敏感肌が成分反応なのか時期的な物なのかの判断材料になります。
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキングTOP6
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料第6位:iniks
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第6位は、「iniksのクリーミィフォーム」です。17個の成分から出来ており、希望小売価格は100g・2200円となっています。石けん×アミノ酸系の洗浄ベースに、弾力ある泡を作る成分や保湿成分をバランス良く配合、皮脂や汚れを潤い泡で包む洗顔料です。
iniksのクリーミィフォームは、敏感肌のための皮膚医学から作られた洗顔料です。モコモコの泡と適度な洗浄力で汚れと余分な皮脂を取り除き、肌のキメを整える特徴を持ちます。肌荒れ防止成分も入っており、肌荒れにも効くでしょう。石けん×アミノ酸の洗浄成分と潤いを求める方におすすめです。
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第5位:ジーノ
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第5位は、「ジーノのアミノウォッシングフォーム」です。15個の成分から出来ており、希望小売価格は120g・2000円になっています。石けん系とアミノ酸系の洗浄成分に保湿成分のグリセリン、肌の水分流出を防ぐプロリンが配合されつっぱり感の少ない洗顔料です。
ジーノのアミノウォッシングフォームは、潤いのある濃密な泡としっかりとした泡立ちが特徴です。アミノ酸の研究を100年以上続けてきた味の素の商品で、さっぱりタイプからしっとりタイプまで、使い心地に合わせた商品展開となっています。相性が合えば、季節・肌状態に合わせて使い分けることが出来ます。
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第4位:コープ洗顔フォーム
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第4位は、「CO・OPの洗顔フォーム」です。6個の成分から出来ており、希望小売価格は120g・390円になっています。石けん系の洗浄成分に保湿剤となるグリセリンが配合された非常にシンプルな洗顔料です。洗うことに特化したサッパリ系の洗顔料と言えます。
コープの洗顔フォームは、固形石鹸を洗顔フォームに改良した作りになっています。香料・鉱物油・防腐剤・着色料なども無添加で、洗顔料で有名なロゼットが製造会社です。特売の時もあり、コスパが高いのも魅力でしょう。潤い感は少な目ですので、皮脂量が多い方向きの商品です。界面活性剤NGの方にもおすすめします。
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第3位:ミノン
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第3位は、「ミノンのスキンソープ」です。5個の成分から出来ており、希望小売価格は80g・756円になっています。アミノ酸系の洗浄成分から出来た固形石鹸で、低刺激ながらサッパリな使用感が特徴です。「しっかり泡立て、しっかりすすぐ」がポイントになります。
ミノンのスキンソープは、顔にも体にも使えます。泡立てが苦手な方は、泡タイプの「ミノンベビー全身シャンプー・ミノン全身シャンプー」を試すと良いでしょう。もし泡ポンプの泡立ちが好みでない場合は、100均の泡立て器がおすすめです。下記関連記事にて100均の泡立て器を紹介していますので合わせてご覧ください。
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第2位:コンテス
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第2位は、「コンテスのクリーンフォーム」です。5個の成分から出来ており、希望小売価格は200ml・1000円になっています。アミノ酸系成分・ラウリン酸ポリグリセリル-10が洗浄成分となっており、皮膚科で処方されるほど低刺激でマイルドな洗顔料です。
コンテスのクリーンフォームは、アミノ酸系が主で残りは、ph調節剤・成分安定剤となっています。成分が分離している場合もありますので、振ってからの使用がおすすめです。また目に入るとかなり沁みますのでご注意ください。界面活性剤NGの場合は、コンテス「スキンケアソープM」をおすすめします。
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第1位:カウブランド無添加
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング第1位は、「カウブランドの無添加うるおい洗顔フォーム」です。11個の成分から出来ており、希望小売価格は110g・550円になっています。植物性せっけんとアミノ酸系の洗浄成分に5つの保湿成分(セラミド含む)が加えられた、非常にマイルドで低刺激な洗顔料です。
カウブランドの無添加シリーズは防腐剤・アルコール・鉱物油・香料などが無添加で、肌の刺激になり得る成分を極力排除した作りになっています。もしも植物系せっけん成分がNGの場合は、「無添加泡の洗顔料 」をお試しください。アミノ酸系の洗浄成分となっており、こちらも低刺激でおすすめです。
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング番外編:dプログラム
敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料ランキング番外編は、「dプログラムのコンディショニングウォッシュ洗顔フォーム」です。18個の成分から出来ており、希望小売価格は150g・2500円、20g・500円となっています。石けん系とアミノ酸系の洗浄成分に泡の質感を良くする成分、保湿剤が配合された洗顔料です。
dプログラムのコンディショニングウォッシュは、防腐剤・アルコール・鉱物油・香料など無添加です。油剤と保湿剤が多く使われており、しっとり感の得られる配合となっています。この洗顔料は少量(手のひらに1cm程)使うのがポイントです。但し、ポリマー成分も入っていますので合わない方は避けた方が良いでしょう。
肌に優しい洗顔の仕方は?
肌に優しい洗顔の仕方①洗顔料を使う前準備
肌に優しい洗顔の仕方1つ目は、「洗顔料を使う前準備」です。どの洗浄成分の洗顔料でも前準備は同じになります。前準備をしっかりして、正しい洗顔を行いましょう。意外と見落としがちなのが「手を洗う」です。手は顔以上に汚れていますから、石けんなどを使いしっかり洗ってください。
- 1ヘアバンドなどを使い、生え際周辺の髪を後ろに纏めておきましょう。
- 2石けんなどで手をしっかり洗います。
- 3【週1~2回】ホットタオル(43~45℃位)で顔を3分程覆い、毛穴を開かせます。黒ずみや毛穴詰まりが気になる場合のスペシャルケアです。
肌に優しい洗顔の仕方【洗顔・前準備】
肌に優しい洗顔の仕方②洗顔時のポイント
肌に優しい洗顔の仕方2つ目は、「洗顔時のポイント」です。どの洗浄成分でも20秒~1分までで洗ってください。洗顔は時間を掛ければ良いという訳ではありません。泡パック等は、油の付いたフライパンに洗剤を塗って放置しているのと同じです。皮脂を過度に取り過ぎる傾向にありますので時間を掛けずに洗いましょう。
また泡立ても洗顔時の重要なポイントです。泡立てネットや泡立て器を使い、ヘタりの少ない濃密な泡を作ってください。必要な泡の量は両手分ほどです。しっかり泡立てた泡を使い「①こすらずに、②優しく、③皮膚と馴染ませるように」洗ってください。泡で肌を撫でるように「手のひら」で円を描きながらに洗いましょう。
- 1【泡立て器の場合】泡を作っておきます。
- 2手でお湯(32~34℃)の温度を確認します。
- 3お湯だけで顔を素洗いしましょう。かけ湯の要領で軽く顔を洗います。
- 4【泡立てネットの場合】濃密な泡を作ります。
- 5皮脂量の多いTゾーンから先に泡を置いていきましょう。
- 6顎から頬(下から上)、鼻から耳(中心からサイド)に向かって、手のひらで優しく撫でるように洗います。洗いにくい小鼻は薬指を使って洗ってください。
- 7全体が洗えたらすすぎます。
- 8清潔なタオルで顔を覆い、水分を吸収させるように優しく抑えましょう。
肌に優しい洗顔の仕方【洗顔時間:20秒~1分まで】
肌に優しい洗顔の仕方③すすぎの仕方
肌に優しい洗顔の仕方3つ目は、「すすぎの仕方」です。顔にパシャパシャとお湯を掛けながらすすぐのがポイントです。泡を落とそうと顔を触るのではなく、水の力で泡を洗い流しましょう。約20~30回が目安です。生え際や顔輪郭周辺は泡が残りやすい箇所ですから、その部分も鏡で確認しながらすすいでください。
また顔を拭く時も注意が必要です。タオルで顔を拭くのではなく、タオルに水分を吸収させるイメージで顔を覆いましょう。こすらないのがポイントです。肌に優しい洗顔が出来ていたとしても、タオルで摩擦を与えてしまっては勿体ないですから、最後まで自分に優しく、包むように使ってください。
【番外編】敏感肌におすすめの化粧水は?
敏感肌におすすめの市販化粧水①低刺激キュレルの化粧水
敏感肌におすすめの市販化粧水1つ目は、「キュレルの化粧水」です。3タイプの化粧水があり好みに合わせて選べます。希望小売価格は150ml・1800円です。このキュレルの化粧水は「セラミドの生成を活性化する」化粧水になっています。セラミド配合ではありませんが、保湿しながら肌を強くしたい方におすすめです。
敏感肌におすすめの市販化粧水②無印良品の化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ
敏感肌におすすめの市販化粧水2つ目は、「無印良品の化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」です。希望小売価格は50ml・290円、200ml・690円、400ml・1190円となっています。低価格・低刺激ながら高保湿剤のリピジュア配合でしっとりした保湿感が得られます。惜しみなく使えるコスパの高さも魅力です。
化粧水は、肌質はもちろん年齢によっても求める成分が異なります。敏感肌の方は、角質の乱れから乾燥肌になりやすい肌状態となっていますので、選ぶ時は保湿成分に注目して選んでくださいね。下記関連記事ではコスパの高いプチプラ化粧品を紹介しています。参考になりますので合わせてご覧ください。
【番外編】敏感肌におすすめの乳液は?
敏感肌におすすめの市販乳液①アルージェ・モイストトリートメントジェル
敏感肌におすすめの市販乳液1つ目は、「アルージェのモイストトリートメントジェル」です。希望小売価格は50ml・1800円となっています。商品名通りジェル状の乳液で、浸透性を高めた作りになっています。ナノ化セラミド配合で、サラサラな使用感が特徴です。閉塞感のある乳液が苦手な方におすすめします。
敏感肌におすすめの乳液②ヒフミド・エッセンスミルク
敏感肌におすすめの乳液2つ目は、「ヒフミドのエッセンスミルク」です。希望小売価格は100ml・4500円となっています。通常セラミドの3倍の保湿力を持つヒト型セラミドや保湿成分が多く配合されているため、少々お高めですが価値ある乳液です。試してみたい方はお試しセットから始めてみると良いでしょう。
敏感肌におすすめの洗顔料・正しい洗顔で美肌を手に入れよう!
いかがでしたか。敏感肌におすすめの肌に優しい洗顔料をランキング形式で、また洗顔料を選ぶポイントをご紹介しました。敏感肌は合う物が見つからない・使用感が好みじゃないと言う場合も多いですよね。洗浄の種類自体はそれほど多い訳ではありませんから、異なる洗浄成分の洗顔料を試して好みの物を探してください。
また洗顔料の使い心地、洗顔後の肌状況を見極めることも重要です。正しい洗顔方法で試してみて、泡立ちや泡切れ、使用後の肌状態などを観察し、一番相性の良い洗浄成分を選んでください。洗浄成分による違いと商品の特徴が明確になっていきますよ。自分好みの洗顔料を見つけ、揺らぎの少ない整肌を手に入れてください!
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