うつ伏せで寝る心理や性格16選【不安や疲労】
うつ伏せで寝る心理や性格①:安心感を得たい
大体の陸上生物は、不安な時に急所を隠す行動を見せます。急所というのは腹部や喉元などのことで、それらは主に前側に位置します。ここで言う陸上生物の言葉には人間も含まれているため、人間も不安な時には急所(前面)を隠したがると言われています。
したがって、人間がうつ伏で寝る時の心理は「安心感を得たいから」だと考えられています。急所=弱い部分を隠すためのうつ伏せであり、それは言い換えれば「何かに迫られる不安=安心感が無い」心理状態です。自然と身を守る心理が働いている、ということです。
うつ伏せで寝る心理や性格②:蓄積されたストレスがある
この心理的理由からうつ伏せで寝る場合も、1つ前でご紹介した内容と同じように、防衛行動から来ているものとされます。しかし、この心理には「欲求不満」の要素も含まれています。思い通りに行かない、あるいはフラストレーションです。
思い通りに行かないことでストレスを蓄積させる要因には、うつ伏せで寝る人自身がワガママで融通が利かない傾向にあるからだと考えられています。自分の思い通りにしたい!その気持ちが強いがために、上手く行かないことに対して必要以上に悩んだり、柔軟に対応することが難しくなるということです。
ただし、ワガママだから不満を抱えやすいのは大人に多い敬語です。子供がうつ伏せで寝る場合は、抑圧的な環境が関係していることもあります。抑圧的な環境によるストレスが、うつ伏せで寝るという形で現れているのかもしれません。
うつ伏せで寝る心理や性格③:肉体的な疲労度が高い
肉体的な疲労度が高い人は、死んだように眠ってしまうことがあります。しかも、帰宅後すぐにです。帰宅後、前側へ倒れるように眠ってしまう人は、自然とうつ伏せで寝る形になってしまいます。
お風呂にも入らず・着替えもせず・メイク落としもせずに、そのまま倒れてうつ伏せで寝る、といった人も世の中には少なからずいるでしょう。寝床に辿り着くのがやっと、あるいは帰宅後(すぐに倒れて爆睡し)記憶がないという場合も考えられます。
それは心理というより、とても疲れている状態です。倒れるほどの疲労原因は、大半が仕事になります。生活のために仕事は欠かせないものではありますが、生きるため・仕事のためには体が資本になりますので、生活のバランスは大切です。
うつ伏せで寝る心理や性格16選【自己中な性格】
うつ伏せで寝る心理や性格④:支配欲や征服欲がある
うつ伏せで寝る姿は、心理的に「寝床を占領」する意味合いで捉えられます。それはすなわち、「支配欲」の表れです。両腕を大きく広げていたり、寝床を斜めに陣取っていた場合には、支配欲・征服欲といった心理がより強い傾向にあると考えられています。
うつ伏せで寝る心理や性格⑤:自分中心な言動
うつ伏せで寝る人の性格は、「自己中心的である」とよく書かれています。いわゆる「自己中」であり、自己中な自分を出したいけど他者からの評価を気にするために出せない!といった葛藤が、心理的な部分にモヤモヤしているのかもしれません。
うつ伏せで寝る心理や性格⑥:批判を受け付けない
「批判を受け付けない」理由は、自己中かつ神経質であるからです。自分の思い通りにしたい!けど神経質で細かいところまで気になるがために、ストレスを避けようする心理が働いていると考えられます。
ワガママなので、とにかく褒められることは大好きです。しかし、批判などは極度に嫌います。その批判が正しい内容であったとしても、うつ伏せで寝る人自身は真実だということを認識していない場合があるようです。厄介な部分を持つ人、ということになります。
うつ伏せで寝る心理や性格16選【守りの性質】
うつ伏せで寝る心理や性格⑦:保守的
うつ伏せで寝る人の中には、かなり保守的な性質を持つ人もいます。うつ伏せで寝る=保守的という心理につながる理由は、急所を守る姿勢であるからです。簡単に言えば、「問題の無い状態を守りたい(変化が嫌い)」な心理を持っています。
また、神経質で疲れやすいことも相まって、ストレスに弱い傾向にあります。人にとって環境などの変化は大きなストレスになると言われているため、うつ伏せで寝る人は保守的かつ変化を避ける心理を抱いている可能性があります。
うつ伏せで寝る心理や性格⑧:几帳面
神経質な人は、うつ伏せで寝る人が多いと言われています。神経質は細かいところまで気にする性質であり、状況により利点となりますが、普段は自他共に少しめんどくさいタイプとなり得ます。
几帳面は隅々まで規則正しくする性質のことを言い、神経質あるいは几帳面であると、神経質+几帳面という性格の組み合わせを持つ人物ができあがることが多いそうです。
神経質・几帳面といっても十人十色ですが、うつ伏せで寝る場合には融通が利かないタイプが少なくないようです。身近な人ほど面倒に感じやすい性質ですが、本人も自分を面倒な人間だと感じることがあるかもしれません。
うつ伏せで寝る心理や性格⑨:予想外の出来事に混乱しやすい
うつ伏せで寝る人は保守的で几帳面かつ神経質、そして自己中な部分があることから、自分が予想していたものとは違う物事が起きた時には、混乱した状態になりやすいと言われています。
そのため、神経質で自己中な部分が強い人ほど、予想外の出来事に対して混乱する傾向が強いです。しかしながら、予想外のことに対する反応は、生きる上での核となる意志・思考の落ち着き度・過去の経験記憶なども関係してきますので、一概には言えません。
うつ伏せで寝る心理や性格16選【心地良い状態】
うつ伏せで寝る心理や性格⑩:リラックスしている
うつ伏せで寝る時には、もしかするとリラックスしているのかもしれません。これまでの心理は良くない内容ばかりでしたが、人はリラックスしている時にもうつ伏せで寝ることがあるそうです。
うつ伏せで寝ると、何かに抱きついたような感覚を得られるとされます。うつ伏せで寝る前は何かモヤモヤ・イライラした部分があったかもしれませんが、うつ伏せで寝ている内に、いつの間にか安心・リラックスな状態になっている可能性があります。
犬もたまに、死んだようなうつ伏せで眠っていることがあると言います。形はフセに似ていますが、前足は前へ伸び、後ろ足は後ろに伸びているので、一見ぺったんこに見えます。大丈夫か!と思う飼い主さんの気持ちも知らず、そのような格好で眠る犬はエネルギッシュな気分ながらもリラックスしているそうです。
うつ伏せで寝る心理や性格⑪:寝具が気持ち良い
自分がうつ伏せで寝る時を、思い出してみましょう。触り心地が良さそうな寝具がそこにある時、普段はうつ伏せで寝ることはない人も、少しくらいうつ伏せで寝た経験がある方はいませんか?そう、触り心地が良い寝具には肌を触れさせたくなるものです。
うつ伏せで寝る人の中には、少なからず、寝具の気持ち良さに惹かれていることが理由の方もいます。もしかすると、肌触りが良くて心地良いものに触れていたい(癒しを求める)心理が隠されているのかもしれません。
うつ伏せで寝る心理や性格⑫:寝具から好きな匂いがする
寝具の触り心地などではなく、香りを理由にうつ伏せで寝る場合もあります。ただし、もともとの香りではなく「自分の好きな香りを付ける」のです。
そういった習慣が無い方にとっては珍しい話になるかもしれませんが、寝具に自分の好きな香水やコロンなどを付ける方もいます。選択が頻繁に行えるなら、柔軟剤の香りでも良いでしょう。
寝具に香水と見聞きすると大人のイメージを浮かべる方もいますが、好きな香りの中で眠ることはストレス解消・精神安定に役立ちます。なぜなら、香りの影響は脳に届くためです。たまには、好きな香りに包まれて、うつ伏せで寝るのも良いでしょう。恋人の匂いが好き!という場合には、以下のカップルの寝相もご覧ください。
うつ伏せで寝る心理や性格16選【人体構造の関係】
うつ伏せで寝る心理や性格⑬:呼吸の通りを良くしたい
日頃から呼吸の通りが良くない人・寝る時に軌道が塞がりやすい人は、呼吸に支障が起きないように自然とうつ伏せで寝ることがあります。睡眠時無呼吸症候群や、肥満により顎・喉・舌が厚くなっている人は、うつ伏せで寝ると呼吸が楽になるそうです。
呼吸の通り道が狭くなる理由の1つとして、「顎が上がる」ことがあります。顎を上げてみる(頭を後ろに倒して上を見る動作をする)と分かりますが、体格を問わず喉が狭くなることが確認できます。
仰向けで寝ると、大抵は顎が上がるために呼吸が浅くなりやすいとされます。そのため、睡眠時や寝転がる時に呼吸の問題が出やすい方は、自然とうつ伏せで寝る行動を見せることがあるようです。
うつ伏せで寝る心理や性格⑭:内臓の機能低下
「うつ伏せで寝ないと眠れない!」という人は、内臓のどこかに機能低下が起きている可能性が考えられます。特に、胃腸系が心配です。病気のリスクも否定はできませんが、日常で起きやすい胃もたれ・食べ過ぎ・過度な空腹感が原因となっていることもあります。
また、普段はうつ伏せで寝ない人が「最近はうつ伏せで寝ないと眠れない」とか「今日はうつ伏せで寝たい」などと感じる場合は、胃腸が疲れているのかもしれません。しかし、精神的不調の可能性もありますので、自身の心身状態に目を向けてみましょう。
うつ伏せで寝る心理や性格⑮:首や肩辺りが前傾気味
頭が前側にあることが多くて首がストレートネックに近い状態になっている・肩〜背中上部辺りにコリがある・猫背などの要素を持っている方は、前傾姿勢の方が楽だと感じるようになるそうです。
うつ伏せは、横から見ると仰向け同様に真っ直ぐな形ではありますが、体の構造としては前傾になります。特に、首は少し前側へ傾いた形になります。そのため、背中上部辺りから上の部分が前傾気味の人は、うつ伏せで寝ることが多い可能性があると考えられています。
うつ伏せで寝る心理や性格⑯:感染症リスクの低減
多くの感染症は、口腔や鼻腔から体内に侵入すると言われています。その際、粘膜を侵入者から護るのは唾液や鼻水ですが、唾液に混ざった侵入者は、唾液と共に体内に流されて行きます。胃酸で死滅する侵入者が多い中、生き延びて感染症を引き起こす強い細菌も存在します。
そのことから、感染症リスクを低減させるためにうつ伏せで寝る人もいるようです。かなり稀な理由ではありますが、感染症に多大な不安を覚える心理を持つ人ならあり得ます。ただ、うつ伏せで寝ると唾液が体外に出る可能性が高くなります。いわゆる、ヨダレです。
就寝時よりも、うたた寝・昼寝といった途中の睡眠時にヨダレを垂らす人が多いとされますが、いずれの睡眠でも垂れたヨダレはちゃんと処理しましょう。ヨダレには菌が豊富な上に妙な匂いもありますので、可能性であれば洗濯してください。
うつ伏せで寝る良い効果
うつ伏せで寝る良い効果①:睡眠時無呼吸症候群の予防
うつ伏せは呼吸を塞ぎにくいとお伝えしたように、睡眠時無呼吸症候群の予防につながると言われています。また、イビキ予防にもなります。
イビキは喉や鼻の通りが狭くなることで起きるため、喉からのイビキの場合には有効です。鼻からのイビキでも、うつ伏せで顔が下・横に向いて鼻水が流れやすくなるため、軽減できる可能性はあります。
うつ伏せで寝る良い効果②:血行改善
呼吸は、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する行動です。酸素は血液にも欠かせない存在であり、血液の酸素濃度が低くなると、疲労回復が十分に行われない状態になると言われています。
うつ伏せは呼吸を塞ぎにくい寝方なので、眠っている間に血中酸素濃度が低くなる可能性を減らすことができます。それにより、疲労回復だけでなく、脳卒中や不整脈といった循環器系疾患の予防にもつながるそうです。
うつ伏せで寝る良い効果③:コリの緩和
肩コリや腰痛を緩和する寝方は、うつ伏せだと言われています。姿勢が前傾気味の方はうつ伏せで寝る率が高いとお伝えしましたが、その理由は楽な姿勢であるからです。
うつ伏せは完全な前傾にはならず、寝床が体を支えてくれるため、肩コリや腰痛が緩和されると考えられています。しかし、寝返りが少ない場合には、首などが痛くなる恐れがあります。
うつ伏せで寝る良い効果④:疲労回復の効果UP
うつ伏せは、腹式呼吸が行いやすい姿勢です。腹式呼吸をすると、酸素が取り込みやすくなります。以上で触れましたように、酸素は血液にも含まれており、全身に巡り、体内機能が働くために必要な元素です。
そのため、うつ伏せで寝ると疲労回復の効果が高くなると考えられています。個人差はあるかと思いますが、普段はうつ伏せで寝ることをしない人がうつ伏せ寝を試してみると、疲労回復度の違いを実感することもあるようです。
うつ伏せで寝る良い効果⑤:睡眠の質UP
うつ伏せで寝ることは、呼吸が浅くなりにくい、むしろ腹式呼吸がしやすいので呼吸が深くなるとされています。それによる効果は体内の働きのことだけに限らず、睡眠の質にも良い影響を与えます。
睡眠の質は疲労回復に関係しており、特に脳・眼・筋肉にとっては重要です。就寝前にヨガ・ストレッチ・瞑想などを行うと良いと言われるのは、呼吸を意識する動作であることや、酸素の巡りに関係する筋肉をほぐす効果があるからです。
うつ伏せで寝る良い効果⑥:胃腸を圧迫しない
「内臓(特に胃腸)に不調があると人はうつ伏せで寝る」とお伝えしましたが、その理由は「うつ伏せで寝ると腹部を圧迫しないから」です。うつ伏せは内臓にかかる圧迫が適度であり、その適度さが胃腸の調子改善に役立つと言われています。
うつ伏せで寝る悪い効果
うつ伏せで寝る悪い効果①:胸部への圧迫
うつ伏せで寝ることにあるのは、良い効果だけではありません。もちろん、デメリットの部分も存在します。ます、第一に「胸部が圧迫される」という悪い効果があります。胸部は圧迫され続けると、肺に負荷がかかる恐れがあるそうです。
胃腸への負担を減らしたり、喉の開きが良くなることはありますが、肺の圧迫により呼吸困難になる可能性は否定できません。また、赤ちゃんはうつ伏せで寝ると死のリスクが高いとされますので、観察や対処をちゃんとしてください。
うつ伏せで寝る悪い効果②:バストの型崩れ
女性の場合ですが、うつ伏せで寝ることが多くなると「バストの下垂を含めた型崩れ」が起きます。バストサイズが大きい人ほどなりやすいので、ご注意ください。
うつ伏せで寝る悪い効果③:O脚のリスク
うつ伏せで寝る姿勢は、全身の骨格を歪ませる可能性が高い姿勢だと言われています。O脚の原因には重心のズレが関係しており、重心のズレは骨格の歪みを要因とします。
うつ伏せで寝る悪い効果④:腰痛のリスク
腰痛も、骨格の歪みが1つの原因になります。そのため、O脚と同様、うつ伏せで寝ると腰痛になるリスクが多少ならとも上がると考えられています。
うつ伏せで寝る悪い効果⑤:顔の骨に影響
うつ伏せで寝ることは、顎関節症や歯並びに良くない影響を与えると言われています。そう言われる理由は、うつ伏せは仰向けの時よりも、顔の骨にかかる負荷重量が約5キロ多くなるからです。
良し悪し?うつ伏せで寝る心理と性格!まとめ
うつ伏せで寝る心理・性格・効果は、どれもこれも良し悪しです。性格面では自己中・細かい・融通が利かないなど良くない内容が多い印象でしたが、心理としては「リラックスしている」などの良い意味もありました。
効果としてもメリット・デメリットがありましたが、正直な話、全ての寝方にメリット・デメリットは存在しています。人は睡眠時、正常なら5回から20回くらいは寝返りをするそうです。そのため、入眠時の寝方と熟睡中の寝方、覚醒間近の寝方や覚醒時の寝方は異なる可能性があります。
どの時間帯に心理・性格を当てはめてみても良いのですが、「全員には当てはまらない」ことは忘れないようにしてください。たとえば、フランス人のうつ伏せ率はとても高いとされますが、フランス人のほとんどが自己中で支配的なわけではありません。あくまで、人類全員で実験した説ではないので、信じ過ぎは禁物です。
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