クッションファンデのパフをお手入れしないとどうなる?
①肌荒れの原因になる
パフをお手入れしないで使い続けると、肌が荒れる原因になると言われています。クッションファンデのパフは、リキッドだけでなく肌表面の油分や皮脂なども吸収します。それを放置しておくと、汚れを餌にする雑菌やダニが繁殖していくのです。
またクッションファンデのパフは常に湿っているため、雑菌の繁殖スピードも早いです。一週間使い続けると、約5万個もの雑菌が住み着くことになるというデータもあります。暑い夏の時期だと更に数が増えますよ。
こんな衛生的に悪い状態のパフを肌に直接当てると、当然雑菌が顔にも付きます。その結果、肌の衛生環境が悪化し、肌荒れが引き起こされてしまうのです。肌が弱い方は特に注意するべき点です。
②化粧のノリが悪くなる
パフをお手入れしないまま使っていると、化粧ノリも悪くなると言われています。パフを使い続けると、スポンジに皮脂や汚れ、リキッドなどが蓄積されていきます。それがスポンジ内部で飽和してしまい、新しいリキッドを吸収できなくなるのです。リキッドがうまく取れなくなり、思ったようなベースメイクになりません。
③ニキビが発生する
ニキビ肌の方がパフをお手入れせずに使い続けていた場合、更にニキビが発生するようになると言われています。ニキビ肌には「アクネ菌」と呼ばれる菌が付いています。パフを使うと、そのアクネ菌がスポンジにも密着します。そのパフを使うごとにアクネ菌が肌に付くため、いつまでもニキビが完治しません。
ニキビに良い化粧品やスキンケア方法を試してもニキビが消えない…という方は、パフが原因だと考えてよいでしょう。ニキビ肌を完治させるためにもお手入れは怠らないようにしてください。
【食器用洗剤】クッションファンデのパフの洗い方とは?
①洗面器などにぬるま湯を張る
洗い方の手順としてまず最初に、洗面器などにお湯を張ります。なるべくたっぷりのお湯を用意すると良いでしょう。量としては1リットル程度がおすすめです。ぬるま湯を用意するのが面倒、時間がかかるという場合は、冷たい水などでも代用可能です。
②パフに洗剤を垂らして揉み込む
お湯の準備ができたら、汚れてしまったパフに洗剤を乗せましょう。洗剤は大体ワンプッシュ程度で良いです。あまりたくさん乗せても洗浄効果は変わりません。使用する洗剤は中性のものを選びましょう。また研磨剤が入っている洗剤はパフを傷めてしまう恐れがあります。洗剤に研磨剤が入っていないか確かめてください。
③張ったお湯の中でしっかりと揉み込む
パフに洗剤がしっかり浸透したのを確認してから、パフをお湯の中につけます。そしてお湯につけながらしっかりともみ洗いをしていきます。洗剤がパフに染み込んだ油やリキッドを浮かしてくれますよ。すぐにお湯が汚れてしまいますので、水が濁ったら綺麗なものと取り替えましょう。
またこの時、力を入れて揉み込むのは禁止です。強い力でパフを揉んでしまうと、パフの繊維が壊れて劣化が促進されてしまいます。力を入れなくても洗剤の洗浄成分で汚れはしっかり落ちてくれますよ。指の腹を使うようにして優しくもみ洗いしていきましょう。
④パフを流水でしっかりすすぐ
お湯でしっかりとパフを洗ったあとは、流水でパフをすすぎます。この作業は作業工程の中で最も大切な手順です。流水で洗い流すことによって、パフの内部に残ったリキッドや洗剤をしっかりと流し切ることができます。
もしこの作業を怠ってパフの中に洗剤が残った状態を作り出してしまうと、パフの衛生環境が悪化します。化粧ノリの悪化や肌トラブルを起こしてしまうでしょう。完全に洗剤が落ち切るまで時間はかかりますが、根気強くこの洗い方を続けてください。
【リムーバー】クッションファンデのパフの洗い方とは?
①パフにリムーバーを数滴垂らして揉み込む
中には、クッションファンデのパフ専用のリムーバーを販売している化粧品メーカーもあります。このリムーバーを使う洗い方は、クレンジングオイルや洗剤よりもパフにダメージを与えないとされていますよ。まずリムーバーをパフに数滴垂らし、しっかりと揉み込んでください。
②ぬるま湯に付けて汚れを落とす
次に用意しておいたぬるま湯にパフをつけ、すすぐように洗います。揉み込まなくても汚れがどんどん落ちていきますので、すすぐように優しく洗うと良いでしょう。また何度もお湯を張って洗う、という作業を繰り返す必要もありません。
【クレンジングオイル】クッションファンデのパフの洗い方とは?
①洗面器にぬるま湯を用意する
クレンジングオイルを使った洗い方として、まず洗面器にぬるま湯を張りましょう。クレンジングオイルを使う際は、冷たい水だと効果が出にくくなります。必ずゆるま湯を使用してください。量は1リットルほどがおすすめです。
②クレンジングオイルをパフに3滴垂らして揉み込む
次にクレンジングオイルをパフに数滴垂らしてください。大量のクレンジングオイルを使っても洗浄力に違いは出ません。2・3滴で留めておくと良いでしょう。オイルを垂らしたら、パフにオイルをしっかりと揉み込んでください。クレンジングオイルがパフ内の汚れを浮かしてくれます。
③ぬるま湯をパフに数滴垂らして再度揉み込む
クレンジングオイルをしっかりとパフに揉み込んだら、先ほど用意したお湯を数滴パフに垂らしてください。そしてパフを再度よく揉み込みます。こうするとパフが少しだけ白くなってきます。この現象は「乳化作用」と呼ばれるもので、汚れがお湯と馴染んでいる状態です。
あらかじめ乳化作用を起こしておくことで、パフの汚れが素早く落ちるようになりますよ。大量の水を使わなくても短時間で済みますし、衛生的にも良いです。この乳化作用は、クレンジングオイルで化粧を落とす時にも使えます。是非試してみてください。
④張ったお湯でパフを洗う
パフにお湯が染み込んで白くなったのを確認したら、用意しておいた洗面器にパフをつけて洗います。汚れが出てきたら新しいお湯に替えましょう。この作業を5回ほど繰り返し、汚れが出てこなくなったら終了です。
クッションファンデのパフをお手入れする際の注意点とは?
①洗ったパフはしっかり乾燥させる
せっかく正しい洗い方でパフを綺麗に洗っても、きちんと乾かさなくては意味がありません。濡れた状態でパフを放置してしまうと、スポンジないに細菌が繁殖します。衛生面を著しく損なってしまいますし、臭いの原因にもなるでしょう。最悪の場合、スポンジにカビが生えることもあります。
表面が乾いているように見えても、スポンジ内部が濡れていることも多いです。パフ洗浄後はなるべく早くスポンジを乾かすようにしてください。濡れたパフをそのまま干してもなかなか乾きません。乾燥したタオルで包み水気を切ると、比較的短時間で乾燥しますよ。
またパフを乾かす際は、干す場所にも注意する必要があります。はやくパフを乾かすために日光が当たる場所へ干す人も多いですが、それはスポンジの劣化を早めてしまうでしょう。風通しがよく日光が当たらない場所を選ぶことが大切ですよ。
②1週間に1度のペースで洗う
クッションファンデ のパフは使うごとに汚れていきます。目には見えない雑菌が繁殖し、衛生面をどんどん損なっていくでしょう。しかし化粧後毎回スポンジを洗うと、パフがすぐに傷んでしまい、長持ちしなくなるでしょう。パフの劣化を防ぎつつ衛生面を保ちたいのであれば、1週間に1度のペースでお手入れすると良いです。
③高温のお湯では洗わない
クッションファンデのパフを洗う時は、必ずぬるま湯か水で洗うようにしてください。高温のお湯はパフの繊維を傷め、劣化を促進させてしまいます。絶対にやめてください。また冷たすぎる水も、パフの汚れが浮き上がりにくく思ったような洗浄力が期待できません。なるべく常温の水かぬるま湯をつかいましょう。
クッションファンデのパフを替えるタイミングとは?
①スポンジに穴があいた時
クッションファンデのパフに穴が空いてしまったら、そのパフは替え時でしょう。穴が空いたパフでは上手くベースメイクを乗せられません。メイクの色むらの原因にもなります。また穴が空いた部分からどんどん雑菌が入り、衛生的にも悪いです。パフに穴が空いたらすぐに取り替えるようにしてくださいね。
②肌触りが悪くなってきた時
購入当初に比べて明らかに肌触りが悪くなった場合も替え時でしょう。肌触りが悪くなったパフを使いつづけると、肌にダメージが蓄積されてしまいます。肌荒れの原因になりますし、化粧ノリも悪くなってしまうでしょう。お手入れを丁寧にやったとしても、肌触りは改善できません。なるべく早く替えてください。
③パフの弾力がなくなってきた時
使っているパフの弾力が落ちてきた時も替え時だと言われています。弾力が落ちたパフはクッションファンデの液体をうまく吸収することができなくなります。また化粧ノリも悪化させてしまうでしょう。メイクのノリが悪いパフを使い続けても意味がありません。弾力の衰えを感じたら迷わず新しいものに替えましょう。
正しいお手入れ方法でクッションファンデのパフを衛生的に保ちましょう!
クッションファンデのパフは使い続けると汚れていき、様々なトラブルを引き起こします。パフの持ちも悪くなるでしょう。しかし正しい洗い方やお手入れ方法を駆使すれば、長く使い続けられますよ。使い捨てのパフを使っている方は、是非今回紹介した方法でパフを長持ちさせてくださいね。
またこちらに、マット肌を実現させてくれるおすすめのクッションファンデがまとめられている記事を載せておきます。パフだけでなく、クッションファンデにもこだわりたい!という方は是非こちらの記事に目を通してくださいね。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事