牛乳石鹸の魅力・洗顔効果は？
牛乳石鹸の魅力①お肌に優しいシンプル成分
牛乳石鹸の魅力1つ目は「お肌に優しいシンプルな成分で作られている」というところです。以下のリストが牛乳石鹸の主な成分になるのですが、とてもシンプルなラインナップですよね。さすが「牛乳石鹸」というだけあって、しっかりと牛乳の成分も入っています。
- 石ケン素地
- 香料
- 乳脂（牛乳）
- スクワラン（※赤箱のみ、青箱には入っていません）
- 水
- ステアリン酸
- 酸化チタン
- EDTA-4Na
牛乳石鹸の主成分
最近では、様々な種類の美容成分がたっぷり入った石鹸もたくさんありますが、逆にそれが「肌に合わない」という人も多いですよね。特に敏感肌さんの場合は、スキンケアはできるだけシンプルにするのがベストです。牛乳石鹸なら、身体や顔の他にシャンプーとしても使えるので、これ1つで全身がカバーできます。
牛乳石鹸の魅力②安心のロングセラー
牛乳石鹸の魅力2つ目は「安心のロングセラーである」というところです。牛乳石鹸がはじめて生まれたのは昭和3年、今から90年以上も昔のことでした。何とほぼ一世紀にわたって、日本中の国民から愛されてきたわけなのですね。この長い歴史が信頼の証し、今も昔も変わらぬ品質であることが人気の秘密でもあります。
牛乳石鹸の魅力③ほっとする懐かしい香り
牛乳石鹸の魅力3つ目は「ほっとする懐かしい香りがする」というところです。牛乳石鹸の香りはまさに「ザ・石鹸」の匂いです。石鹸の香りといえば多くの人がこの牛乳石鹸の香りを思い浮かべるのではないでしょうか。モコモコの泡、お風呂上がり、子どもの頃から親しんできた香りは大人になってもよいものですよね。
牛乳石鹸の魅力④お財布に嬉しいコスパのよさ
牛乳石鹸の魅力4つ目は「コスパがよくお財布に優しい」というところです。牛乳石鹸は1つ100円前後（セットで買えばもっとお得です）、こんなに安く買える石鹸なのに、お風呂で使っても溶けにくい、家族みんなでたっぷり使える、お肌に優しいという最高のコスパを兼ね備えています。
とてもリーズナブルなので、大家族のご家庭はもちろん、節約ライフを心がけている人、質素で良質な生活を送りたいシンプリストさんにもぴったりですよね。また、牛乳石鹸は全身に使うことができるので、万が一「洗顔用としては肌に合わなかった」という場合でも、ボディ用やハンド用として惜しみなく使うことができます。
牛乳石鹸の魅力⑤分解しやすい成分で地球にも優しい
牛乳石鹸の魅力5つ目は「分解しやすい成分で地球にも優しい」というところです。牛乳石鹸は排水口に流れていった後、下水処理場で分解され、最終的には水や二酸化炭素といった無機物に変化し、地球に還っていきます。
牛乳石鹸はそのシンプルな成分のおかげで、分解処理も短期間でスムーズに行うことができ、その結果、環境への負担も少なくて済むというわけなのですね。人のお肌だけでなく地球環境も配慮されたエシカルな一面、そんなところも牛乳石鹸の大きな魅力です。
牛乳石鹸の魅力⑥レトロでおしゃれなパッケージ
牛乳石鹸の魅力6つ目は「レトロなパッケージがとてもおしゃれ」というところです。パッと目を引く赤と青、そしてこのリアルな牛さん、誰にとってもおなじみのデザインですよね。時代と共に少しずつアレンジはされているものの、この古さと新しさが共存する何ともレトロな雰囲気は、ずっと変わらずに受け継がれています。
ちなみにこのおなじみの牛乳石鹸のパッケージですが、実は2016年「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を授賞しています。普段何気なく見ているパッケージが「特別な賞をもらえたと」聞くと、何だか嬉しくなってきてしまいますよね。
牛乳石鹸の洗顔効果｜毛穴の汚れすっきり・ミルク成分ですべすべ
牛乳石鹸の洗顔効果としては「毛穴の汚れをすっきり落とし、ミルク成分ですべすべのお肌に仕上げてくれると」いったことが挙げられます。石鹸ならではの弾力性のある泡が毛穴の奥の汚れもしっかりキャッチしてくれて、さらにたっぷりのミルク成分でお肌を優しく守りながら洗い上げてくれます。
また牛乳石鹸は、職人の手による「伝統の釜だき製法」で1週間という時間をかけてじっくり作られており、この製法で作られた場合、製造工程で生まれた天然のグリセリンが石鹸の中にそのまま残ります。牛乳石鹸のしっとりすべすべ効果は、実はミルク成分だけでなく、このグリセリンのおかげでもあるというわけなのですね。
また、石鹸洗顔は「洗い方」も大事です。しっかり泡立てた泡を優しく転がすというのが基本ですが「もっと効率的に汚れを落としたい」そんなときには、以下の記事でご紹介している「ブラシ洗顔」もおすすめです。うっとりするようなやわらかブラシで、毛穴の汚れを優しくオフしましょう。
【牛乳石鹸】赤箱と青箱の違い｜洗顔におすすめなのは？
【牛乳石鹸】赤箱と青箱の違い｜赤箱はしっとり・青箱はさっぱりタイプ
牛乳石鹸の赤箱と青箱の違いとして、まず「洗い上がりのタイプの違い」という点が挙げられます。結論から言うと、赤箱はしっとりタイプ、青箱はさっぱりタイプということなのですが、基本的な成分はほとんど同じで、赤箱の方には保湿をサポートしてくれる成分として「スクワラン」が追加で配合されています。
【牛乳石鹸】赤箱と青箱の違い｜赤箱はローズ・青箱はジャスミンの香り
牛乳石鹸の赤箱と青箱の違いとして「香りの違い」という点も挙げられます。どちらもオーソドックスな石鹸の香りがベースになっていますが、赤箱には優しいローズの香り、青箱には華やかなジャスミンの香りがプラスされています。「気になる！」という人はぜひ両方買って嗅ぎ比べてみて下さいね。
【牛乳石鹸】赤箱と青箱の違い｜赤箱は関西・青箱は関東
牛乳石鹸の赤箱と青箱の違いとして「販売地域の違い」という点も挙げられます。赤箱は関西、青箱は関東というのが定説なのですが、これは地域性による石鹸の好みに関係しているといわれています。関西はしっとり好き、関東はさっぱり好きが多いということなのですね。
もともと牛乳石鹸は関西生まれ、発売当初はしっとりタイプの赤箱のみで、その後さっぱりタイプの青箱が発売されました。そしてこの青箱が関東地方で大ブレイクし、それ以来「赤箱は関西、青箱は関東」という流れが主流になり、現在でもその名残として地域ごとで販売タイプが異なっているというわけなのですね。
洗顔におすすめなのはしっとりタイプの赤箱
そして、洗顔におすすめなのはやはり「しっとりタイプの赤箱」、洗顔用として公式に紹介されているのも赤箱の方ですね。スクワラン入りの赤箱は、デリケートなお肌をいたわりながら洗い上げてくれます。逆に「つっぱるくらいが丁度いい！」という人は、お肌と相談しつつ青箱洗顔にトライしてみるのもありです。
敏感肌さんには牛乳石鹸の無添加シリーズがおすすめ
牛乳石鹸には、敏感肌さんでも使える「カウブランド無添加」というシリーズもあります。こちらの石鹸は無添加で低刺激、植物性のアミノ酸系洗浄成分配合で通常の牛乳石鹸よりもさらに優しい処方になっています。天然由来のセラミド成分もプラスされているので保湿機能もしっかり、お肌がつっぱりやすい人にもおすすめです。
また以下の記事でも、敏感肌さんや、お肌がデリケートなときにぴったりな洗顔料をご紹介しています。人気の洗顔料の他にも、上手な洗顔料の選び方、洗顔のコツなども詳しく解説していますので、こちらもぜひチェックしてみて下さいね。
【牛乳石鹸】シャンプー・ボディーソープの特徴は？
牛乳石鹸シャンプーは無添加で低刺激なノンシリコン
牛乳石鹸のシャンプーは「カウブランド無添加シリーズ」から販売されています。パラベン、着色料、安定剤などが無添加で低刺激、デリケートな頭皮にも優しい処方となっています。皮膚アレルギーテスト済みで、敏感肌さんだけでなく「顔にシャンプーがかかるのが苦手」という人にもおすすめです。
また、シャンプーのタイプは「さらさら」と「しっとり」の2種類から選べます。洗浄成分は天然由来の弱酸性、ノンシリコンシャンプーなので髪の根元からすっきり軽やかに洗い上げてくれます。1000円以下で買えるコスパの良さも人気です。
牛乳石鹸ボディーソープは無添加でさっぱりとした洗い上がり
牛乳石鹸のボディーソープも、先ほどのシャンプーと同じく「カウブランド無添加シリーズ」から販売されています。こちらも無添加の低刺激処方なので大人の敏感肌さんはもちろん、小さなお子さんにもぴったりです。主成分が天然由来の石鹸のため、ボディーソープにありがちな「ぬるつき感」や「皮膜感」がありません。
泡切れよいさっぱりとした洗い上がりですが、ほどよいうるおいを残してくれるのが特徴です。無香料なので「きつい匂いが苦手」という人にもおすすめです。大容量（550ml）が1000円以下で買えるというコスパのよさも嬉しいですね。1本あれば家族みんなで使うことができます。
魅力がいっぱいの牛乳石鹸ですが、市販で買える石鹸には他にもたくさんの優秀アイテムがあります。以下の記事ではそんな中でも特に人気の高いおすすめ石鹸をランキング形式でご紹介していますので、こちらもぜひチェックしてみて下さいね。
牛乳石鹸は洗顔にもぴったり！健やかなお肌を手に入れよう
さて今回はおなじみ牛乳石鹸について、その洗顔効果をはじめとするたくさんの魅力、そして赤箱と青箱の違いなどについてご紹介してきました。赤箱と青箱の違いは、たまに「どっちがどっちだったかな？」と忘れがちですが「赤箱はしっとりタイプで洗顔にも使える」「青箱はさっぱりタイプ」ということでしたね。
お店の石鹸コーナーでは必ず見かける牛乳石鹸ですが、地域によって販売されているタイプに偏りがあるので「こっちは使ったことがない」という人も多いですよね。そんなときにはネット通販が便利です。これを機会にぜひ、赤箱と青箱の両方を使い比べて、そのよさを実感してみて下さいね。
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