願掛けとは?意味や効果は?
願掛けとはお願い事をする行為
願掛けとは、神社仏閣などでお願い事をする行為のことを指します。縁結びや家内安全、商売繁盛、病気治癒、合格祈願などの個人的なお願いや、雨ごい、地域の発展、天災を避けるなど共同で願うものなどがあります。
いろんな方法がある願掛け
願掛けは、かつては個人の願いよりも、共同での願いの方が盛んに行われていました。願掛けにはいろんな方法があるとされており、願い事の内容が難しいほど複雑な様式をとると言われます。
お百度参りや、水をかぶって身を清める、どこかの場所に一定期間籠る、嗜好品を断つ、何かを奉納するなど、何かの行為を示したり、努力を見せることにより、試練に打ち勝つことで願い事を叶えてもらう意味もあります。
願掛けの意味や働きかけや効果
願掛けはどのくらいの効果があるのか、明確な答えはありません。しかし、願掛けにより希望の学校に合格した、収入が増えた、就職できた、子供が授かったなどの声も聞かれます。それが願掛けによるものなのか、努力の結果なのかは誰にもわかるものではありません。
何かに真剣に取り組んでいたらよい結果がもたらされたり、周りの人が協力や応援をしてくれるなどと言うことが起こり得ます。一生懸命な人を神仏は快く思い、協力をしてくれるかもしれません。
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願掛けの方法10選!効果的なポイントは?
願掛けの方法①身だしなみを整える
誰かの家を訪問する際には、相手にもよりますが身だしなみを整えていく人は多いでしょう。願いを叶えてくれる場所に行く場合も同様で、身だしなみを整えて行きます。わざわざスーツなどの正装をする人もいますが、そこまでではなくても、何日も着替えてないとかパジャマ姿のままとか、そんな人はまれですが避けましょう。
可能であれば神社仏閣に行くまでに風呂に入るなどして身を清めます。そういう姿も神仏は見ています。正装やスーツなどを持っていなくても大丈夫です。清潔な服や心構えはちゃんと見えています。
願掛けの方法②鳥居をくぐったら自己紹介をする
最初の鳥居をくぐるとそこは神域です。空気や雰囲気がガラッとかわるのを感じられるかもしれません。気持ちを引き締めましょう。拝殿でいきなりお願いをするよりも、自分がどこの誰か、どうしてここに来たのかなど、できれば細かに心の中で話すとよいでしょう。
もしも願い事が込み入ったケースなら、ここで事細かに話しておきましょう。拝殿の前にたくさん人がいる場合に、ずっと動かずその場を陣取って願いを言い続けるのは他の人の迷惑になってしまいます。事前に話しておいた場合は拝殿の前で簡単にお願いする程度で大丈夫です。
願掛けの方法③神社の手水舎でお清めをする
手水舎の水で手や口を清めます。右手で柄杓を持ち、柄杓の水を左手にかけます。次に柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。口をすすぐ際は、柄杓を右手に持ち、左手に水をためて、その水を口に入れてすすぎ、最後に左手に水をかけてお清めの終了です。
中には手水舎がない所や、手水舎の水が出ていないところ、あまり清潔とは言えない所、季節柄凍っているなどと言った場合もあります。その際は無理して手や口を清めなくても構いません。神仏もその辺りは心得ています。中には手水舎の水が温泉の所もあるそうです。
願掛けの方法④欲張らず1つの願い事に絞る
神社仏閣に来たのだから、願掛けをするのだからと、願い事をあれもこれもと欲張るのはよい方法とは言えません。今の自分に一番必要なこと、一番叶えたいことに絞りましょう。その方が自分も努力しやすかったり集中できますし、叶える側も何が望みなのか理解しやすく、願いを叶えやすいかもしれません。
願い事がいくつもある場合は、一つ願いがかなった後にもう一つお願いするとよいでしょう。その場合は禁酒などの断ち物をずっと続けることになるかもしれません。
願掛けの方法⑤事細かに願い事を伝える
願い事の内容はもちろんですが、その願いが叶ったらどんな気持ちか、今どんな状況か、どうしてその願い事を叶えたいのかなど、できるだけ細かく説明をします。神様なのでどんな願いを持っているかは分かるのですが、実際に叶えたいことはどれか、伝えなければなりません。
人間には自分で選択すると言う自由があり、神仏はそれを尊重していると言います。ですので、自分の願いを伝えることをします。叶えたいと思ってはいても心の奥底では、実は叶ってほしくないと思っているケースもたくさんあります。その場合は願掛けをしても叶わないかもしれません。
願掛けの方法⑥お賽銭はその時の気持ちで
お賽銭が少ないから願いがかなわない、たくさんだから願いが叶うと言うことは全く関係はありません。大枚をはたいても、もったいないとか、気持ちよく出せないのであれば何も意味を成しません。お金に乗せられた気持ちも伝わりますので、小銭でもお札でも気持ちよく出せる金額で大丈夫です。
願掛けの方法⑦断ちタバコ禁酒など断ち物をする
願掛けの一つに断ち物と言って、何かを断つ方法があります。例えば禁酒する、禁煙する、禁欲をする、肉を食べないなどが挙げられます。最近ではゲーム断ちやスマホを長時間触らないなども断ち物にはいるかもしれません。断ち物は、自分が大好きなもの、いつもやっているものなどから選びます。
例えば禁酒ですが、お酒が大好きで毎日飲んでいる人が禁酒をして願掛けをする話は少なくありません。お酒を飲むことでストレス解消したりリラックスしたりすることが日課の場合、禁酒を実行してみるのもよいでしょう。ただし、お酒をあまり飲まない人が禁酒をしても何の効果もありません。
断ち物をする期間は、願いが叶うまでの場合もありますし、一生続けるケースもあります。しかしながら一生続けるのはある意味苦行ともなりますので、始める前によく考えてから行ってください。
願掛けの方法⑧髪を切るなど髪を願掛けに使う
昔から髪は神聖なものとされ、神社仏閣に髪を奉納したり、髪は女の命と言われたりします。今現在はそこまでではなくても髪を伸ばしたり切ったりすることで願掛けをする方法もあります。
美しく伸ばした髪をバッサリ切って願掛けをしたり、願いが叶うまで髪を伸ばし続けるなどと言った方法を用います。ほとんどの人は毎日鏡を見ます。その際に髪も見ているので、髪を見るたびに願い事を意識し、身を引き締めて、その結果よい成果を結ぶかもしれません。
願掛けの方法⑨お百度参りをする
時代劇などを見ていると神社仏閣の参道を裸足で何度も往復しながら願掛けをしている姿を見ることがあります。お百度参りで有名な神社などにはお百度参りの石が立っており、その石から本殿まで100回行き来して願いを叶えるものをお百度参り、100日間毎日参拝することを百日詣と言います。どちらも同じ効果があります。
願掛けの方法⑩謙虚さを忘れない
何事にも通じることですが、謙虚さや感謝の気持ちを常に持つようにしましょう。自分一人の力では何もできないことは世の中にはあふれています。感謝の気持ちを忘れてしまうと人や物事を批判しがちになります。今起こっていることは自分が起こしたことの結果なので、自分に責任を持ち、同時に感謝や謙虚さも意識しましょう。
願掛けをする時の注意点やしてはいけないことは?
願いを言っておしまいではなく禁酒など努力をする
よくありがちなことかもしれませんが、願いを伝えたからそれで願いが叶うと思っている人が実は少なくはありません。例えば試験で90点以上取りたいのでその旨をお願いして、勉強を一切やらないとしても、その願いがかなえられることはほとんどないと言ってもよいでしょう。
日々これだけ努力をしているけどあと一歩後押しが欲しいとか、どうしても暗記しにくいものがあるので力を貸してほしいとか、自分も頑張ったうえでお願いをするのが効果的です。
自分と相性のよい神社仏閣に行く
なんとなく自分とは合ってない気がするけど、人気のパワースポットだからとか、有名人も通っているからなどと言った理由で願掛けをする神社仏閣を選ぶのではなく、ここに来ると心が落ち着く、心地よいと感じる場所を選んで行きましょう。
神社仏閣にも合う、合わないはあり、合わない場所で一生懸命に願掛けをしても叶わない場合もあります。何度も通いたくなるような、自分と合う神社の場合は、その気持ちも神様に伝わり、もしかすると願いが叶いやすくなる可能性もあります。
お礼参りについて
願掛けをして願いが叶ったら、お礼をしに行くことをお礼参りと言います。必ずしなければいけないと言うルールはありませんが、可能であれば行った方がよいでしょう。なぜなら、その神社仏閣の神様とのご縁ができたからです。今後もそこで願掛けをする時にまた目をかけてもらえる可能性があります。
自宅の近くに願掛けをした神社仏閣があるならすぐにお礼参りできますが、遠くにある場合はなかなか行けないかもしれません。願いが叶ってから1年以内に行きたいところですが、無理なら数年後でも構いません。しかしいつも感謝の気持ちを忘れずにしましょう。その気持ちはきっと伝わるはずです。
願掛けをして願いが叶いそうなとき、何か前触れがあるとよいと思いませんか?いいことが起こる前にはなにか前触れがあると言います。それがどんなものか気になったら下記の関連記事を読んでみてください。
願掛けの方法を知って願いを叶えてみよう!
もしも叶えたい願いがあるなら、願掛けをしてみてはいかがでしょうか。記事で紹介したようにいろんな方法がありますので、自分にもできそうなものからチャレンジしてみませんか。難しいと思っていた問題が解決できるかもしれませんよ。
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