女の子座りとは?
女の子座りとは正座をくずした座り方で男性にはできない事が多い
「女の子座り」とは、イラストにするとわかりやすいのですが、上から座っている様子を見ると、アルファベットのMを連想させるような座り方になります。正座からの姿勢で両足にお尻が乗っていない状態になるように足を崩すとできる座り方です。床の上に足を乗せている状態になりますので、足がしびれにくいのも特徴です。
イラストでもわかるように別名「あひる座り」「ぺたん座り」と言われる
女の子座りとは、別名あひる座りやぺたん座りと言われています。あひる座りと言われる所以は、「あひるが足を後ろに出して座っている姿」が似ているとされ、ぺたん座りというのはイラストそのままですよね。また、内股座りとも言われる事があり、まるで内股をしているように見える事からそう呼ばれるようになったようです。
イラストの描き方を見てもわかるように、女の子座りというのは床にピッタリと足を付けた状態を指します。ここに、女の子座りの事を詳しく説明している記事がありますので、この記事を参考にぜひ女の子座りについて今一度、学んでみて下さい。
女の子座りができない人の特徴3選
女の子座りができない人の特徴①骨盤が小さい
女の子座りができない人の特徴1つ目は「骨盤が小さい人」です。よく言われるのが、男性は多くの人がこの座り方ができないという事です。男性と女性は、骨盤の形や大きさ、骨格に違いが見られます。女の子座りというのは、骨盤を開いて座る座り方でもあります。その為、骨盤が小さい人は女の子座りはできません。
女性というのは、イラストなどでも見た事があると思いますが出産を控えている場合、それだけ子宮を支える為に横に大きく骨盤が広がるので、必然的に女の子座りがしやすくなります。まるで「M」の描き方をする時のように足を広げるので、その事が結果として、骨盤を広げてしまうのです。
女の子座りができない人の特徴②欧米人や男性は女の子座りができない
女の子座りができない人の特徴2つ目は、「欧米人は女の子座りができない」という事です。そもそも欧米人というのは、直に床に座るという習慣がありません。人間の股関節というのは、イラストでもわかるように外側に動くように作られています。その為、床や畳に座る時には、正座ではなくあぐらをかくのが普通なのです。
そういう意味でも、正座をする習慣がない欧米人は、女の子座りができないのです。股関節というのは、日頃からストレッチなどで柔らかくしておかなければ、堅くなってしまいます。その為、自然と床に座った時には、あぐらが一番楽な姿勢となるわけです。日本人というのは、小さな頃から畳の上では、正座が基本です。
畳の上で、足を崩す際には「あぐら」をする人も多いですが、最初からあぐらをかくというのは、なかなか礼儀として成り立たない事の方が多いと思います。そのような昔からの習慣が「女の子座り」に繋がっていると言えます。しかし、女の子座りができる人であっても、デメリットがある事は、覚えておかなければいけません。
女の子座りができない人の特徴③股関節が堅い人はできない
女の子座りができない人の特徴3つ目は、「股関節が堅い人は女の子座りができない」という事です。女の子座りを関節が堅い人がやると、股関節周辺に痛みを感じると思います。その為、股関節周辺の筋肉を柔らかくする為にもストレッチを続けるという事が大切です。筋肉をしっかりほぐす事で、楽に感じるようになるはずです。
ここに、椅子の座り方の心理についての記事がありますので、この記事を参考にあぐら、足を開くなど男女別に見る心理について、併せて読んでみて下さい。また、イラストでの描き方により、女の子座りがもたらすデメリットも併せて学んでみて下さい。
女の子座りのデメリット8選
女の子座りのデメリット①下半身が太る
女の子座りのデメリット1つ目は、「下半身太りする」という事です。女の子座りを日常的にしてしまうと、骨盤や股関節の歪みに繋がってしまいます。出産を経験した事がある人はお分かり頂けると思いますが、骨盤が歪んでしまうと「ポッコリ下腹」になってしまう危険性があります。
骨盤が開くという事は、イラストでの描き方を参考にしてもらうとわかりやすいのですが、骨盤の中に納まっていた内蔵がすべて下がってしまう事により、下腹部がポッコリしてしまうのです。そういう意味でも骨盤が広がったり、歪んだりしてしまうというのは、体型にも悪影響が出るという事は覚えておかなければいけません。
女の子座りのデメリット②便秘になりやすい
女の子座りのデメリット2つ目は、「便秘になりやすい」という事です。女の子座りが内蔵や骨盤に影響してしまうという事は先ほども説明しましたが、女の子座りは、内臓の血流にも影響を及ぼします。骨盤の歪みというのは内臓の機能自体にも悪影響を及ぼしてしまうので、そういう意味でも代謝の低下に繋がってしまいます。
骨盤の歪みは、内臓の機能低下を招いてしまうという事もあり、消化機能が著しく低下してしまう事により、便秘を引き起こしてしまうという事があります。便秘は、お肌のあらゆるトラブルの引き金にもなりかねませんので、そういう意味でも、なるべくこのような事態は避けたいと考える人が多いと思います。
女の子座りのデメリット③冷え性を招く
女の子座りのデメリット3つ目は「冷え性を招く」という事です。女の子座りを長時間続けていると骨盤が歪み、その結果血流の滞りを招いてしまうという事になります。そうなると、「冷え性」となってしまうので、冬場などは特に、後悔する事になってしまいます。また、締め付けの強い下着なども同様の事態を引き起こします。
冷え性というのは、男性よりも女性に多い印象を受けると思いますが、女の子座りをはじめとする女性特有の癖が、冷え性に繋がっていると言っても過言ではありません。
女の子座りのデメリット④O脚になってしまう
女の子座りのデメリット4つ目は、「O脚になってしまう」という事です。女の子座りは、股関節を歪ませ、膝が内側へねじれてしまい、骨盤が前傾してしまう事により、O脚を招いてしまいます。O脚は、まるでアルファベットの「O」を連想させる描き方ですので、O脚の多くは女の子座りが原因という事も少なくありません。
女の子座りのデメリット⑤腰痛を引き起こす
女の子座りのデメリット5つ目は「腰痛を引き起こす」という事です。女の子座りしているとどうしても腰の位置がお尻よりも低い位置になってしまうので、その体勢で姿勢を整えようとすると、無理な姿勢になってしまいがちです。女の子座りというのは、骨盤が前傾姿勢になってしまうので、腰への負担が増大してしまうのです。
特に、子育て中というのは、ただでさえ腰に負担が掛かってしまいがちですので、腰自体を傷めてしまう前に、女の子座りの癖を直す事を優先しましょう。男性には、わからないという事も多いと思いますので、できれば早めに対処しておかなければ子育てにも支障が出てしまいます。
女の子座りのデメリット⑥猫背になりやすい
女の子座りのデメリット6つ目は、「猫背になりやすい」という事です。女の子座りにより骨盤が後ろに倒れると、体は背骨を曲げる事で重心を前に移動させようとして、自然と猫背の体勢になってしまいます。猫背というのは、背骨の描き方も前傾姿勢となってしまうので、首などあらゆる部分にも影響が出てしまいます。
女の子座りのデメリット⑦股関節にねじれが生じる
女の子座りのデメリット7つ目は「股関節にねじれが生じる」という事です。股関節というのは、関節の中でも一番大きな関節になります。体重を支えるのはもちろん、歩いたり、しゃがんだり、走ったりという人間の様々な運動機能を司っている場所でもあるんです。そんな重要な関節にねじれが生じた場合、どうなるでしょうか?
骨盤はもちろん、体全体に悪影響を及ぼす事になりますよね?股関節のねじれが生じれば、自然と背骨の描き方自体も歪んでくるという事にもなってしまうので、女の子座りが癖になっている場合には、すぐに直す方法を模索する事が重要だと言えます。
女の子座りのデメリット⑧骨盤がイラストの描き方でわかるように四角になる
女の子座りのデメリット8つ目は、「骨盤が四角になる恐れがある」という事です。女の子座りは、骨盤の上部を締めて、下部を緩ませる事に繋がってしまう危険性があります。骨盤というのは、ご存知の方も多いと思いますが、逆三角形をしています。そんな骨盤が四角になるという事は、骨盤が開くという事です。
骨盤が妊娠前に開いてしまうという事は、妊娠時に赤ちゃんを保護する事もままならないという事態になってしまう危険性があるのです。骨盤は、赤ちゃんを保護するという役割はもちろん、男女問わず内臓を保護するという大事な役割を担っています。その為、その結果、内臓下垂を引き起こしてしまう危険性もあります。
そうなると、あらゆる体の不調を引き起こしてしまいかねませんので、男女問わずできるだけ女の子座りはしないように意識して生活していく事が大事になってきます。ここに、女の子座りの危険性をまとめた記事がありますので、併せて読んでみて下さい。
女の子座りで歪んだ骨盤を矯正する方法は?
骨盤の歪みを検証する自分でもできるセルフチェックの方法①
セルフチェック1つ目は、足を肩幅に広げ、目を開けた状態で、目を閉じて左右の人差し指を正面で合わせてみて下さい。人差し指が正面でぴったりくっつけば、骨盤の歪みがないという事になります。しかし、そうでない場合には、骨盤の歪みがあるという事になるので、その位置を特定する為に、こちらを参考にして下さい。
セルフチェック①
右 人差し指 | 指の位置が上にある | 右肩と右骨盤が上方向に歪んでいる |
左人差し指 | 指の位置が上にある | 左肩と左骨盤が上方向に歪んでいる |
右 人差し指 | 外側にある | 右肩と右骨盤が前方向にねじれている |
右 人差し指 | 外側にある | 左肩と左骨盤が前方向にねじれている |
骨盤の歪みを検証する自分でもできるセルフチェックの方法②
目を閉じた状態で、その場で大きく手を振り、足を高く上げて50回足踏みしてみましょう。最初の場所から移動していなければ、骨盤の歪みはないという事になります。しかし、もし少しでも移動しているようであれば、次の表を参考に、歪みの位置を特定してみて下さい。
セルフチェック②
右にずれる | 骨盤が右にずれている |
左にずれる | 骨盤が左にずれている |
前に進んだ | 猫背により、重心が前にずれている |
後ろに進んだ | 猫背により、重心が後ろにずれている |
女の子座りで歪んだ骨盤を矯正する方法①お尻歩き
- 1床に足を真っすぐ伸ばした状態で座る
- 2歩くように、お尻を使って足を交互に前に出しながら進む
- 3少し前に歩いたら、次は同じ姿勢で後ろに歩くように下がる
お尻歩きのやり方
お尻歩きというのは、骨盤矯正をセルフでする方法としても広く知られた方法でもあります。場所を選ばず、準備するものも何もないのですぐに試せるという意味でもおすすめです。
女の子座りで歪んだ骨盤を矯正する方法②骨盤回し
- 1足を肩幅に開く
- 2上体をなるべく動かさないようにし、腰を大きく回す
- 3右回しと左回し交互にやっていき、同じ回数ずつ行う
骨盤回し
「骨盤回し」というのも、準備するものもないので、すぐに挑戦できる骨盤矯正の方法です。骨盤矯正を専門としているエステなどもありますが、どうしてもコストが高く掛かってしまうという点でも、引け目を感じてしまう人も多いと思います。しかし、セルフで骨盤矯正できれば、自然とダイエットにもなるので、一石二鳥です。
ここに、口寂しい時に食べる心理やダイエット中に食べても大丈夫なおすすめの食べ物を紹介している記事がありますので、併せて読んでみて下さい。
正しい座り方とは?
腰痛を防ぐには床に内股座りをするよりも椅子に座る習慣を
正しい座り方1つ目は、「腰痛を防ぐ為には、床に座るよりも椅子に座る習慣をつけるのがおすすめ」という事です。床に直に座ると、どうしても堅いフローリングである場合、ダイレクトに腰に負担が掛かってしまいます。その為、できれば椅子に座る事を意識して生活する事が大事です。
場合によっては、ダイニングテーブルを置くスペースがないという事もあるでしょうから、その場合には、ソファーに座るなどして工夫をしていきましょう。椅子は、床に座るよりも腰に掛かる負担を分散する事ができます。椅子に座れば、背もたれにもたれかかっても正しい姿勢をキープできる事も期待できます。
イラストの描き方でもわかるように骨盤を立てる事を意識する
正しい座り方2つ目は、「骨盤を立てて座る事」です。椅子に座る際に、深く腰掛けた方が骨盤は立ちやすいと言われています。その為、深く腰掛けて座った方が楽に感じる人も多いと思います。この事により、猫背も改善される事が期待できます。この時使用する椅子は、背もたれが直角になる椅子を選ぶというのもポイントです。
しかし、場合によっては背もたれが直角ではなく、後方に倒れているという椅子もあると思います。その場合には、背もたれの前に板を置いて、背もたれと椅子の間にタオルなどを敷き詰めて板が倒れないように固定しましょう。そして、椅子はしっかりと座れるように足の裏を床に付けて、足首と膝が90度になるようにします。
椅子が高すぎる場合には、古雑誌などを利用して、しっかりと床に足がつく高さを調整してください。正しく座った状態で座る事は、楽な姿勢を保てるだけでなく、正しい姿勢をキープする事にも繋がるので、ぜひ試してみて下さい。
足は組まないように意識する
正しい座り方3つ目は、「足は組まないようにする」という事です。足を組む姿勢を続けていると、どうしても骨盤が歪んでしまう事に繋がってしまいます。足を組んでしまうと、骨盤が歪んだりするだけでなく、太りやすくなってしまうので足を組む習慣があるという人は、男女問わず意識してその癖を直すようにしましょう。
また、足を組む際には、左右どちらかの脚を上に持ってくると思いますが、この事が片方だけに骨盤が歪んでしまう事を誘発してしまい、骨盤のズレの左右差を引き起こしてしまうのです。そういう意味でも、脚を組む癖がある人は、できるだけ早めにその癖を直す努力をする必要があります。
ここに、正しい座り方のコツについてまとめた記事がありますので、この記事を参考に、正しい座り方ができるように学んでみて下さい。正しい座り方をマスターする事ができれば、体にも変化が起こりやすくなりますので、ぜひ試してみて下さい。
女の子座りはあらゆる体の不調を引き起こす引き金に
今回は「女の子座りのやり方やできない人の特徴」をテーマに、女の子座りがもたらす危険性などについても併せて紹介してきましたが、いかがでしたか?イラストで描いた時の描き方があひるのように見える事から「あひる座り」とも言われるこの座り方ですが、骨盤に負担を掛ける座り方でもあります。
また、他にも「ぺたん座り」「内股座り」という異名を持つ座り方ですが、この座り方を続けていると、最悪の場合、出産時に苦労する事になるので、もし女の子座りの癖があるという方はできるだけ早くこの癖を直す必要があります。今からでも姿勢を直す事は可能ですので、ぜひこの機会にその癖を直してみませんか?
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